電波はいいな
まっすぐ
届くんだな

時には
空に反射して
野山をこだまして

あなたと写真を撮る
危ない場所もある
だめですよって雑誌がいう
知ってるよ

知ってる
疑う ....
今日もどこかのカフェで
私たちは

充たされ
語らい
撃たれるだろう

今日もどこかのカフェで

脈絡も
理由も
問われることもなく

幸せそうに見えるから
私よりも
ワ ....
なにも期待しない
絶望も希望も過ぎてしまった

只、人々を この界を愛している
右手は仏様

左手はぼく

ぼくを仏様に添わして

合掌

それが下がっていく

合掌した手が下がっていく

行わないと身に付かないのに

果ばかり求めて下がっていく

 ....
微細な雨粒に濡れ
その森へと足を踏み入れる

目を凝らしさらに進む
身も心も癒されてゆく気分だ

コウモリが空を舞いとび
草むらで山鳩が鳴いている

くるくると回る空を見上げ
幻想 ....
死にそうな色したアイスだけ食べる人も虹みたいに揺れている


食べ物で模型を作る生きている理由の無さを罪に問えない


強さとは不安、切なさ、優しさの全ての傷を負うことだから


果 ....
振れ幅の分だけしんどいから

振れなきゃいいのにと考えちまう

触れたぶんだけさみしいから

触れなきゃいいのにと考えちまう

でも

あなたと一緒にいたい

あなたがそうでな ....
{ルビ断頭台=ギロチン}に葛ちらせて{ルビ骸酒=むくろざけ}



片目あけ光の血まみれ五月雨夜



岸に降るけだものひとり振り返る



撃てと ....
立小便いつもスムース・クリミナル



気が付けば俺もゾンビで踊ってた



仁王立ち眩さゆえのサングラス



白と黒どっちなんだと詰め寄られ

 ....
すとんと落ちた
千回目の墜落
あれ?でも何だか変だ
苦し紛れにした別れ際の旋回が
いつのまにか腕枕に変わり
僕の腕は君の頭に顔に
自然に溶け込んでいく

寂しかったんだね我慢していたん ....
「愛情不足だったから 
棘だらけになった」


――サボテンが?


自分の間合いで生きればいいさ
手前勝手になれなれしくするやつは
痛い目に合わせてやればいい
傷ついたなんて言う ....
フィボナッチ数という概念以前に
自然は数理をすべて把握していた

僕の心の中で君との関係性の黄金比は
生物学的に柔らかく深くとても妖しく
揺れ続けているがそれでも

日常の僕はいつも不安 ....
どう考えても
無職自称詩人と
年間200万ぐらい
所得税を払っている俺が
同じ一票なのが許せない
百歩譲って
一票くれてやるとして
それが当然の権利みたいな
顔しやがったら
ただじゃ ....
星の見えない夜が続いている
食欲を失くしたぼくは
あれやこれやとメニュウを探してみた
レアステーキでもなく
寿司でもなく
フレンチやイタリアンでも中華でもない
あぁ…
それだ!
ニンニ ....
あなたの小指に糸を巻きつけました
赤い色をした糸を
風にふるえて揺れている
その糸の先にわたしの小指


(ねえ きれいでしょう この世界は
 心でしか見えないものがある)


ど ....
時間が

止まれば
いいのに。

余生の少ない人と
時を過ごすと
本当に
そう願ってやまない

一緒に居る何気ない時間が
幸せな時間であればあるほど
涙が止まらない

いつ ....
  サルビアの陽射しへ
  うつむいた頸がいろどる
  あなたが放つすみれ柄の微熱
  この愛しさと出会うために
  幾度自らを{ルビ擲=なげう}ってもいい
  振りむいた睫毛に弾む ....
土曜の午後
甘ったるいコーヒーを飲みながら
考えている 

風は南風
明日は梅雨入りの様だ

蛙の鳴き声がうるさい季節に
少し戸惑って
答えを急いでいる私

薬指に指輪がない君は ....
蒼い魚が泳いでいたオリオンの川
三つの願いはシリウスへと
今夜も回っています
思い出のメリーゴーランド


どうした兄貴
やけにセンチなフレーズをと茶化してもよいものか
文芸部 ....
今朝あなたの手紙の上
木漏れ日が踊りました
強い日差しは濃い影を生み
風のなすまま掻き乱されて
静止なんてありえたでしょうか
いつも新鮮で
動揺は隠せなかった
なのに
身じろぎもせず
 ....
羽生の天才は
将棋を知らないと
ピンと来ないのかも知れない

しかし、羽生の対局を見た人は
幾度となく
リアルタイムでそれを目撃している

頭脳的な面での天才を今まさに発揮している
 ....
沈殿と沈黙の
まだらの模様が
僅かに振動しながら
消えていくまぶたの裏
かすれた声の行き先
天井のすみの薄暗がりに
待ちぼうけ食らった今夜の夢は
濡れ続ける表通りの街灯の ....
緩やかな流れに触れたいと想う
雑多なものをすべて洗い晒してしまう水のちからに

ただ流星の軌跡をおいかけて
その先の消滅を想う

ときに走りときに休みときに泣いて
やはり今がいいとおもっ ....
私は来年の初夏の青空の下
この身体を保ち続けているだろうか
貴方と買い物をしたり 食事をしたり 
笑いあったり ふざけあったり

本当は野良猫も 飼い猫も 動物はみな嫌いなのだ
アレルギー ....
大統領が来るので
私たちの街は
なんとなくそわそわしている

当日は
大渋滞になるだろう
車で来るの やめよっかな
広電ならいいっしょー
みんな人ごとで
どこか
案じて

すで ....
ほんとうのことは
ネットには出てこない
ランキングにも載ってない
誓って

受け身でいるのはいい
誰かの
せいにできるから

みんな
楽々とルールを破る

私は時々
赤信号で ....
どうか
ワールド エンド フィリフヨンカ
と発音してください

トーベ・ヤンソンの
『ムーミン谷の仲間たち』
という短編集の中に
『この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ』
と ....
海になりたい

あなたの上に
覆いかぶさり

あなたの上で
おんおん
泣くんだ

あふれんばかりの
わがままで
あなたを
根こそぎ奪うんだ

行かないでって
言えばよかっ ....
フィギャーノート創始者の
マルックとカールロに会った2006年

彼らは「北方派五分楽団」の演奏を観て
指導者が素晴らしいとコメントしたけど
ボクが指導者だと知った時に
信じられないという ....
カブと言うよりは
茄子のヘタみたいな
髪型から
茄子くんと呼ばせてもらおうかな?

さて、茄子くんが中野で当時12歳の
山田琉里羅さんを車に押し込んで
誘拐したんだね
そして山田琉里羅 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ディア・ソーダアイス- umineko自由詩5*16-7-10
今日もどこかのカフェで- umineko自由詩3*16-7-10
無題- ひだかた ...自由詩416-7-1
合掌- 吉岡ペペ ...自由詩216-6-30
- 星丘涙自由詩6*16-6-30
空の時計と- 由比良 ...短歌7*16-6-30
人と人とが- 短角牛自由詩216-6-30
二季応禍- 木立 悟俳句516-6-29
ジャイケル・マクソン- 木立 悟川柳516-6-29
見据える- ひだかた ...自由詩416-6-29
自己受容と自己正当化は違うのさ- ただのみ ...自由詩9+*16-6-29
フィボナッチの夢- 梅昆布茶自由詩10*16-6-28
一票の格差- 花形新次自由詩2+*16-6-28
梅雨空レシピ- レタス自由詩516-6-25
赤い糸を君に- 石瀬琳々自由詩10*16-6-24
カレーライス- ガト自由詩3*16-6-7
放熱- 草野春心自由詩5*16-6-5
六月の雨- 星丘涙自由詩7*16-6-4
ハベラス_(四行連詩)- 乱太郎自由詩9*16-6-2
紙のドア- ただのみ ...自由詩11*16-6-1
はらたいら- 花形新次自由詩2*16-6-1
「そしていま、最後の曲が消えた」- ホロウ・ ...自由詩3*16-5-30
君へ- 梅昆布茶自由詩1416-5-28
完璧な星空- 星丘涙自由詩3*16-5-27
大統領前夜- umineko自由詩7*16-5-22
プリペア_- umineko自由詩8*16-5-22
WORLD_END_FILLYJONK- TAT自由詩3*16-5-21
海になりたい- umineko自由詩14*16-5-4
フィギャーノートは使わない- 板谷みき ...自由詩2*16-4-17
茄子ヘタ男- 花形新次自由詩116-4-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329