僕は軽くなりたいんだこれまでより軽くね
重すぎる心と身体はもう要らないさ小鳥になって遊ぶ
僕は何者だったというのだろうかそんなのかんけーねーってか
乗り過ぎはいけないがぶっとしていてもダメだ
 ....
幼稚園のそばを通ると
叫ぶような声で子供たちが歌っている

歌っているというよりは
ぼくのわたしの声が一番大きいんだぞと
叫んでいるようで
うるさくてしょうがないんだけれど
楽しくなって ....
時代に迎合したものは
腐食しやすい傾向がある
二十世紀以降は特に足が早い
あなたがガスオーブンを被り
光速ロケットに乗ったあの日から
世界は五十歳ほど老けた
だがあなたの詩は瞳のように ....
君の眼に広がる花火真近くで見られる場所が最高の席 かつて 人は 
真夜中に天井裏をばたばた走る音に目覚めても
ネズミだと知れば安心して眠った

 家で餅をついていたころ
 鏡餅を刻んで 部屋に広げた
 子どものおやつを作るために…
 だ ....
             130525


窓の外と内とは温度が違う
風の強さも性質もまるで異なる
海と陸との比熱の関係だというが
それを証明するのはどうし ....
僕は毎日怒られます

どんどんガミガミ
びくびくしょぼん

僕は本当によく怒られます(´・_・`)

でもそんなのたいした問題か?

世の中いろんなことが本当にたくさんあります

 ....
この幼い文字には記憶がある
漢字を覚えられない少年はそれだけで言葉を文字にする事が許されず
間違いばかりを指さされては 心を深く胸に隠すしかなかった


開け放なたれた部屋の小窓

文字 ....
開けた跡地の看板に軽く絶望を唱える
お会いしなかったのは全くもってこちらの都合であり
ノスタルジックの甘みと苦みに浸されるのもこちらの都合であり
好きになったのもこちらの都合である

何を生 ....
大量殺戮は
エネルギー使うから
すんごい腹減るけど
さすがに
血の滴るステーキは
キツいので
そりゃ、食えたら
相当な大物かも知れませんが
あたしゃ
ごく普通の
どこにでもいる
 ....
守護霊が質流れしている オレンジを切る
六等分に切る

大きいのと小さいのができてしまって
やっぱりさ
みんなおんなじってむずかしいね

大きいのをあなたに
そうおもってよくみると
オレンジのかたちが
ま ....
黙ってるけど何でか心地いい 
君はファッション雑誌をめくりながらコーヒーを飲んでる 
僕はお気に入りの鉄道模型の電車達を磨いてる 
僕が口ずさむ鼻歌にいつのまにか君もハミング 
そんな僕達の明 ....
背中掻いてくれる?
違うな、もっと右だな
もうちょい上
違う、違う、行き過ぎ
下、下
あー、やっぱ左だ、左
ん?大分外れたぞ
もうちょい上
違うな、もっと右だ
上、上
違う!左!
 ....
小3の時お袋が内職の金で
買ってくれた少年向きの一冊の本
読み始めたら辞められなくなった本

高校性になってからそれが
コーネル・ウールリッチの
《黒衣の花嫁》だと知る

お袋は僕のい ....
価値観


こわいのは
いくつもの
きめられた
価値観に、
適応しろ!

と、迫られる時間


自己の成立不全


顔が
決められなくなる
いくつもの違う視線から
 ....
散歩者たちが、特に詮索するのでもなく、歩行の余興のように視界の端にとらえておく果樹園。それは、少し中に入ればわかるが、空間を切り開き、うねるようにして迷宮を作り出している、風の身体によって隅々まで踏み .... 私は実家の南にある野菜畑で産まれた。私は幾重にも重なった肉の皮の中で、羊水に浸されながら、地下にへその緒を差し込んで、水分や養分を吸い上げて少しずつ成長した。その肉塊が十分熟したとき、肉の皮は一枚、ま ....
帰り道の田んぼ
二週間遅れで水が引かれてる
昨日まではいなかった蛙
賑やかな音に
夏の風
ようやく
生返った。
 きょう、小学生のとき
 はじめて好きになった同級生と出会った
 
 いつものように
 タイムカードを押した後でも
 とりあえず売り場の前を
 いったりきたりしている、そんなとき
 彼女 ....
 トキエは泣いている。薄暗い納戸の奥の、
紅い鏡掛を開いた鏡台の前に座り、泣きなが
ら化粧をしている。「おかあちゃん」幼い私
はトキエに纏わり付いて、その名を呼び続け
ている。戸外から蜜柑 ....
 「こころいき」


奇跡の勾配を ころがる
空は水色、
水は空色。

鳥が鳴き
あたりという あたりに
しきりは 無い
緑の匂いがする
こけて膝小僧を すりむ ....
美しいつちに闇がおちても
太い月を見はなさぬ目がここにある
影がのびるか届くか広がるか潰えるか彩るか
刻みつけよう わからない 言葉のくずが
鳴るほうへまたたくのが みえる

夢のまた夢  ....
あなたの言葉が嬉しくて
甘いコーヒーを入れてみる
布団を干してパジャマをたたんで
やさしい小さい日曜日

良い一日になりますように
穏やかな日でありますように
今日もカップ一杯分の幸福を ....
夏の星座の下で
コカ・コーラとポテトチップス
行き場を
排除した僕らは
廃棄された遊園地で
誰も居ない遊園地で
こんな歌あったなと思いながら
夏の星座の下で
 ....
じこひてい


もうそうは
ふたつのともだちの声で
たしかに言った
「おまえなんかいない」
「あなたはだれかであって“あなた”というひとはいない」って。


わたしはいるのに

 ....
さがしものは、た(か)らでしょうか?
いいえ、めでたいです。

おっちょこちょいから、めじから、うっとり、だめ、それから、やばい、とんずら、だから、うさぎ、またしても、いい、こいつめ、ぽあん、しばら ....
想像できるだろうか
市民生活の中に拳銃が溢れ
拳銃廃絶は絵空事と思われる世界を

想像できるだろうか
拳銃の所持規制に対して
拳銃を所持する権利を
真剣に主張する人がいる世界を

想 ....
柱の、柱の、柱の、のびて、ゆ、き、
くだりざか
水?喋り声、
手、のほほろぐ、パンプ
ス?ヒール?
スニーク、セカンド、火は消え、
祈られる(誰に?)煙と響き。

{引用=
ころろき ....
I

 君は幻想の住人

 窓の外に映る
 灰色の景色の向こうに
 白いバラの咲き乱れる
 見渡すばかりの平原を見る

 鋼鉄の爪が
 肌に残した傷跡
 それは
 現実を生き延 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風に乗る- 梅昆布茶自由詩1213-5-26
叫ぶ子供たち- 灰泥軽茶自由詩1013-5-25
プラスのイメージ- ただのみ ...自由詩18*13-5-25
君の眼に広がる花火真近くで見られる場所が最高の席- 北大路京 ...短歌4*13-5-25
ハツカネズミ- イナエ自由詩6*13-5-25
湯船が沖へ、水平線へ- あおば自由詩6*13-5-25
おこ- 2012自由詩5*13-5-25
ノート- ぎへいじ自由詩18*13-5-25
(都合の良い)手紙- ブルーベ ...自由詩5*13-5-25
お茶漬けサラサラ- 花形新次自由詩113-5-24
守護霊が質流れしている- 北大路京 ...自由詩213-5-24
オレンジ- 朧月自由詩713-5-24
君まで20cm- 文字綴り ...自由詩113-5-24
なんか痒い- 花形新次自由詩313-5-24
マザコン- HAL自由詩8*13-5-24
価値観- はなもと ...自由詩5*13-5-24
果樹園- 葉leaf自由詩513-5-24
- 葉leaf自由詩713-5-24
水田- くろねこ自由詩413-5-23
後厄純情労働歌- 平瀬たか ...自由詩12*13-5-23
記憶- 壮佑自由詩25*13-5-23
【緑】こころ域_- るるりら自由詩14*13-5-23
もしも- 十二支蝶自由詩113-5-23
一日の始まり- まりあ自由詩1*13-5-23
夏の星座の下で- ホロウ・ ...自由詩7*13-5-23
じこひてい- はなもと ...自由詩413-5-22
じゃれ・あ・ら・Mode_[ご挨拶編] - 阿ト理恵自由詩4*13-5-22
それでも理想はある- kauz ...自由詩11*13-5-21
パスティーユ- 自由詩313-5-21
幻想の住人- まーつん自由詩10*13-5-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333