少し曲がってしまった空間の
端から端を銀河と呼んでみて
言葉を彩る意味でも掲げれば
誰の一人も傷つくことないし
明日はいたって明日だろうし
パンダは関係なしに笹食うし
 
 ....
      一日の始まりに洗濯をする
      きのうの下着やタオルを
      まっさらにして天日に干す
      暑い暑いといいながら
      熱風のような空気の中で
     ....
私から切り離された言葉を
書き留めて意味のあるのは君だけど
私には意味がない

伝えるために言語が存在するなら
言葉が誰かを必要とするなら
それは言葉ではない
真夜中に石畳の狭い路地を歩く。
すべての家々の窓は閉め切られ、孤独のうちに
私は己の半身と夜を語る。
時の歩みはいまだ遅い。

真夜中に浸る欲望を持つ者の頭はたえず動いている。
昼間の ....
足首ひねり激痛ひろがる青空
君のいえまで後すこし
文学すてて
お祝いしましょう
今日は君のたんじょうび

コンクリートぬらす通り雨
言葉でつくられた虹ひねり潰し
現代詩すてて
お祝い ....
つばめの仲間は待っている
雛たちが飛べるようになるのを
せかすわけでもなく待っている
その羽がそろうのを

みんなで集まってみせている
飛ぶってこんなに素晴らしい
飛ぶってこんなに楽しい ....
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ ゴキブリを見たけど見たと言わず寝る 原因は不明のままで人生が終わる時間が迫ってきてる 朝時雨海を見下ろす展望台 虹を渡る汽車 空の駅 爪先で弾く夏
くちびるに影法師
背中のロンド
ラムネ壜に閉じ込めて

水の匂いのする靴音
いいえ あなたの声色
雲間に擬態する日だまり
いいえ あなたの胸元

飛び跳ねた水の中 ....
  いたみ。
  それがひとつ、
  水たまりにうかんでる。
  とろとろの月といっしょに



  サンダルをひっかけて
  コーヒーを買いにでたり、
  すこしだけひらい ....
マンボウをずっとあなたは見つめてる水族館嫌いになりそう 寄せ集める

時間を

自然を

法則を

さざれ石

意外を

自然を

法則を

寄せ集める


苔のむすまで

緑におおわれるまで

森のうえから

さざれ石

山のうえから

緑におおわれるま ....
 まっピンクゴール裏
 アジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦一発勝負
 ダービーの息はずっと過呼吸
 おぉ バモス セレッソ
 セレッソ セレッソ バモス セレッソ
 おっおっお ....
もつれた毛糸をほぐそうと
ひっぱったり、ひっくり返したり
しているうちに
かたい結び目
いくつもできて、みつかります。

ああ、これはもう、すんなりとした一本の毛糸には戻りません。
しな ....
となりの、しばは
あおい、というけれど

いくつになっても
いいなぁ、いいなぁ、と
たにんをうらやんでしまう

てのなかには
たくさんのしあわせを
だいているというのに

わ ....
全ての虚無を抱き抱えて

宇宙の果てで眠ろう

僕にはもう

朝も夜も関係ないんだ

闇の向こうに浮かび上がる

君の姿

無限に広がる升目で

終わる事のないオセロをしよ ....
傷つく準備

傷つかない準備

私は傷つく準備のほうをとる

一人では生きてゆけないから

なんども分かったことだから

傷つく準備のほうをとるのだ

傷つく準備

傷つか ....
    台風の目の中で
    りんごの皮をむく
    なすがままに
    つらつらと

わたしの水筒は
風邪をこじらせて
夏がくる前に
しんでしまった
(ヒマワリのたねを四粒入れて
からからと振ってやる)
からん
からん
からん
からん
(あっけないほどのあ ....
青葉闇童貞卒業イベント 君に会ってから空が青い 人形のはらわたを見ている

一昨日前に購入した人形を過失により踏みつけた結果だ

俺は決してそんなものを見たくてこの人形を買ったわけじゃない

だけれどもそのはらわたはとても誠実で

 ....
じいさんを
三枚におろして
それに串を刺します
串を刺したじいさんは
大きな鉄網の上に
置いておきます
ここで用意してきた
大量の藁に火を点けます
火が大きくなったら
鉄網ごとじいさ ....
集団で
鶴見駅前のパチンコに行く途中の
東鶴見川大学ラグビー部員の列に
チクワを持った男が乱入し
チクワを振り回しながら
「真ん中の穴に
キュウリを入れて
簡単なツマミにしたろか!」と
 ....
酷い話だ
身内が横たわっていても
涙一つ出やしない

酷い話だ
悲しくならなければいけない
と自分で言い聞かせても
涙一つ出やしない

酷い話だ
死に顔をじっくり見ても
とて ....

けたたましい山羊の蹄が頭上を通過する
夕べの取引先からのメールが
全て獅子唐に変わっていた朝だ
二、三日前から不穏な空気が送電線を伝って来て
この朝の微睡みの中
それは形づいていったん ....
大きな庭より素敵な小さい花がある
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パンダは関係なしに笹食うし- ブルース ...自由詩11*13-7-11
きゅうりと光化学スモッグ注意報- 石田とわ自由詩12*13-7-11
伝える力- 佐藤伊織自由詩313-7-11
真夜中の放浪- ヒヤシン ...自由詩13*13-7-8
99年前- 左屋百色自由詩8*13-7-8
つばめになる時- 朧月自由詩213-7-8
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ- 北大路京 ...短歌5*13-7-8
ゴキブリを見たけど見たと言わず寝る- 北大路京 ...俳句513-7-8
原因は不明のままで人生が終わる時間が迫ってきてる- 北大路京 ...短歌6*13-7-7
朝時雨海を見下ろす展望台- 北大路京 ...俳句5*13-7-7
虹を渡る汽車_空の駅- 北大路京 ...自由詩613-7-7
mermaid- 佐東自由詩10*13-7-6
とろとろ- 草野春心自由詩813-7-6
マンボウをずっとあなたは見つめてる水族館嫌いになりそう- 北大路京 ...短歌4*13-7-6
さざれ石- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-7-5
声は凱歌を歌う前に- 平瀬たか ...自由詩8*13-7-4
もつれた毛糸- 凍湖(と ...自由詩613-7-4
「せつぼうのはざま」- 玉兎自由詩313-7-4
銀河- ボトルシ ...自由詩213-7-4
傷つく準備- 吉岡ペペ ...自由詩913-7-4
つらつらと- 石田とわ自由詩11*13-7-4
夏の日めくり- 佐東自由詩10*13-7-4
青葉闇童貞卒業イベント- 北大路京 ...俳句113-7-3
君に会ってから空が青い- 北大路京 ...自由詩1813-7-3
はらわた- 一般詩人 ...自由詩213-7-3
じいさんのタタキ- 花形新次自由詩113-7-3
通り魔事件- 花形新次自由詩313-7-3
酷い話- ……とあ ...自由詩20*13-7-3
どろたぼう- 佐東自由詩9*13-7-3
大きな庭より素敵な小さい花がある- 北大路京 ...自由詩713-7-2

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