死んだふりをしている
 丘の家並み
生きてるまねをしている
 丘の老残
ひなたには内と外とがある
   ひかげには表と裏がある
      姿・形にも虚と実がある
すべてが勝手にかたよっ ....
{引用=利宇bt98んrt9yん8むwv90えいううtw@えおsd「fiurwietudkjgjafasiou miujtjrhuqe784gfknbs@oiufbn}
猫が詩を書いたんですよ
崩れそうな自分を見つめる私
震える体を音楽にぶつける
孤独感が降り積もり雪崩をを起こしそうだ
音に注意を向けているから崩れていないのだろうか

崩れそうな自分を見つめる私
隣に横たわってい ....
やわらかに浅い林道で、群衆は足元そろえてそう仰ってる。
そこは海じゃねえ。

夕方は蚊が多いネ。
刺されて赤く腫れてきた群衆。
鈍くあたためながらにして増殖してんの、誰?

少しはなれた ....
僕の住む街の近くに
緑の草におおわれた丘があって
その頂には飛行船のなる樹が立っている

枝々に
最初は小さな小さな 飛行船がぶらさがって
そして日に日に 少しずつ大きくなってゆく
その ....
「おビールでも飲みはる。」と
ばばあ
「うん。」と

なんか調子狂うな

二人で乾杯をすると
彼女三つ指をついて
畳に頭をこすりつけた
「今日一日、夫婦の契りを結ばせていただきます ....
ゆきふる
つづみ食堂へ

ぱあちょきぐぅ

食べずにかえったら

セメントかえる
のはら

ふっくら白かった





(2010・11・30mixi、伯父のセメントArt作品)
声帯の下から胃の入り口まで癌が拡がっていると
入院して一週間目の兄が一本目の点滴を受けながら
病室で静かに語る

声帯が大丈夫だったことに安堵した様子で
芸大の声楽科に入って声楽家として
 ....
埼玉から都内の西に越して
一部屋減った

3LDKの都民住宅

なにも家具が入ってない
下見のときは
とても とても
広く見えた

が!!!

おとな5人と成猫2匹には
狭い ....
あり合わせの野菜と特売の豚ばら肉で作った野菜炒め
ちょっと辛めなのは彼の好みで
できたての熱々をふたりのお皿に取り分ける

彼はと言えば相変わらずのパソコンに熱中していて

彼のお皿にはお ....
自転車通勤がしたいと思い
16万円の高級自転車を買ったが
わたしには通勤先がない
などと今まではそういうパターンで
俺はずっとやってきたわけだが
2011年からはもう少し工夫をして
魔獣や ....
なにもしないで 頷き
馬鹿は ただ眠る
見つめる 空虚
あなたの世界
わたしの 夢
もてあまし
すり減ったいのち
尖らずに
曲がらずに
瞳のなかで 笑 ....
90年代最高の「陽気で悲惨」な青春映画「トレイン・スポッテング」。スコットランド、エディンバラ。いきなり、イギー・ポップのラスト・フォー・ライフというリズムに爽快感のある曲をバックに若者が逃走するシー .... 歩道に溜まった雨粒が静かに夜を抱いている、口笛はマイナーセブンスを僅かにフラットしてる、君の左の袖口は少し濡れている、僕の右の袖口と同じようなセンチで
コンバースの爪先に空き瓶がぶつか ....
空になった子宮は
痛みをともないながら
少しずつ
小さくなっていったけれど
物語はまだ
そこに残っている
気配がした

だれもが
語りたい と
思っていた
産むという行いは
ど ....
優しい眼をしている。街角で行き交う
人たちはみな忘れている。周りにある
危険を。ふいに背後から、あるいは前
から、加えられる危害を。そうでなけ
れば互いの距離を取らないで、どうし
て正気でい ....
盗作するのを見たことがある。
十代の頃 その人は たまたま入った文化部で
たまたま詩集に作品を出す必要にせまられて
それなりに気に入ったものを書き写していた。
非売品の学校の文化祭でだけの詩集 ....
疲れているから 逢いたくなる
疲れているから 甘えたくなる

疲れているから ひとりじゃヤダ
疲れているから 寄り添って眠りたい


だけど君って─
元気が出たから 「逢いたいよ」 ....
起こすとまだ寝ていた

いまなん時かを教えて

四十五分にまた

電話すると言ってきった

それまであと二十二分ある


そばにいてあたためていいか
 
  夕暮れの喫茶店

夕焼けの陽の
 黄金色
 雲間に沈む
 湖の
 喫茶「シャレー」
 の窓ガラス

 キャンドル・ライトの
 ほのゆらぎ
 秋は去りゆき
  ....
ふと 横を見ると
あのひとがいた

1年前 
恋こがれて
夜の渋谷の坂を
走って追った ひと

横顔 今もすてきだ
30センチも離れていない
ところにいる

あっ

彼は  ....
 琴の音が朝空に響けよつまと行く路の木々のこずえにも

 かおを剃り手を洗いたり古の琴の音きくに相応しくして

 琴の音に似つかわしかりき部屋中に香の薫りを焚き染め
また動物の話をはじめた

彼女はたまった動物番組を見ながら

いっしょに歩くように話してくれる

自然が好きなの、山登りじゃないよ、そういうんじゃないの、

やわらかな鼻声がかわらしく ....
   そこ





(2010・11・25)
ぜんぶ理由があった

理由なんて

意味がなくなるくらいたくさん


さびしい11月

きらきらひかる

水いろの空とか

ゆんゆんわたる


ぜんぶ理由があった

 ....
きのうとしえちゃんとお話してたおまえは

ちいさな肩のちからがちょこんとしていた

まぶしそうにとしえちゃんを見つめていた

やすらかな笑みがきらきらしていた


喫茶店の二階から
 ....
日没、砂浜に迷い
野良犬の
鼻先真似
ひくつかせ
虚を探り


塩粒の混じる
匂いは
血液を沸き立てる
唾を吐き
熱を冷まし


人なら ....
カメもよう歩道
はみださないよう
ひとつとびあるき

めがまわる

ぬりつぶしても
うっすらすけてみえてしまう

ブラザーミシンで
工夫みぎれい

ミシンミシン

生活をわたしにぬいつける



 ....
日常の、人間模様の只中で 
自らを ぱっ と灯して 
周囲の素顔を、照らしたい。 
強くなったんじゃない

不安を隠すのがうまくなったの

それは何故かって

心の地図を見つけたの


きっと すぐに笑えるさ

そんな言葉の隠し部屋

防具も武器もアクセサリ ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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深夜のディズニーシー- 小川麻由 ...自由詩4*10-12-2
阿呆の戯言- うんち自由詩3*10-12-1
飛行船のなる樹- 塔野夏子自由詩9*10-12-1
ギソク___オールド_レーズンの章- ハイドパ ...自由詩3*10-12-1
セメントかえる- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*10-12-1
明治製菓のアポロチョコレート- 板谷みき ...自由詩5*10-11-30
リビング- 森の猫自由詩20*10-11-30
取り分けるひと- 恋月 ぴ ...自由詩34+*10-11-29
将来設計- セガール ...自由詩810-11-29
天才はバカボン- アラガイ ...自由詩3*10-11-29
未来を選べ!- 阿ト理恵散文(批評 ...3*10-11-29
巻き戻しか、それとも早送りか- ホロウ・ ...自由詩2*10-11-28
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優しい目をしている- 北野つづ ...自由詩7+10-11-27
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引力のあいだ- Wasabi 携帯写真+ ...610-11-26
いいか- 吉岡ペペ ...自由詩510-11-26
「夕暮れの喫茶店」- 生田 稔自由詩5*10-11-26
と・き・め・き- 森の猫自由詩8+*10-11-26
朝琴- 生田 稔短歌310-11-26
この世のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩710-11-26
かわ- 阿ト理恵携帯写真+ ...2*10-11-25
理由- 吉岡ペペ ...自由詩510-11-25
きらきらしていた- 吉岡ペペ ...自由詩110-11-24
月が来る、音のない葬送のあとで- ホロウ・ ...自由詩4*10-11-24
ミシン- 阿ト理恵携帯写真+ ...4+*10-11-23
無題- 服部 剛自由詩210-11-23
年をとること- 短角牛自由詩110-11-23

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