きみが奏でるインプロビゼーション
太陽がさししめすデスティネーション

私はずいぶん整理されたのかもしれない
まるで骨格のように洗われるだけになりたいと

素朴な島人でありたいと心底おもっ ....
きみは
とてもきれいだから
それが理由で
いつか死ぬんだよ
うらやましいな、
冬の檸檬を
ひとつ
ポケットに入れている
きみの感性を
いつだってぼくは
軽蔑してます。
眠れない鳥が
夜ふかしする季節
月のあかりで
読書を終えて
きれいな枯葉を
栞に変えて
枝の先へ
飛びはねて
ざわめく森のメロディを
食べている。
もうそろそろ
キンタマ王子にも
飽きてきたが
そんなことで止めると
世界キンタマ文学全集45巻に載らないので
2035年迄は続けたいと思っている
その頃には
キンタマ文学も
一定の評価 ....
サブちゃんと唄えた人は負けてない 維新から威信なくなりもう異心 ソンナコトバハキライデス日常から切り離され取り澄ました言葉なんて体の表面つるりと滑っては落ちてゆくだけどこにも引っかからないワタシノッペラボウデスののっぽな棒にはA3POPペラを巻きつけはたはたと風に .... かなしみのとりは
かなしみしみこむほどに ちいさなかずを 数えるように うたう
おもいはいつも一になることない
かなしみが 椎のこずえを ゆらしてる

かなしみかなしみかなしみかかな ....
悲しみの透明なあり方よりも楽しみの存在の軽さに


たちまちにうっかりうかれ浮遊するさみしさをのむホットチョコレート


そこからはおはようさまにこんにちはさよならにさよならする憎しみ ....
 
月曜日の朝はよほど嫌な顔をしてるのだろう

だからか、いつもより少し長めのいってらっしゃいのチュー

それがぼくのビタミン愛



 
何を食べればいいのか わかりません
金色と青色の絵の具を口に含めば
楽園へ行けますか
ゴスペルや聖歌を喉に詰め込めば
今すぐに教会で祈れますか
駅のプラットホーム ベンチにて
ごみ箱分別  ....
私の母は80歳を過ぎた頃から短歌を作り出した
はじめるには余りにも遅いよと
言いたくなるほどであったが、
それにはやはり動機はあったように思う
1. 大岡信の折々の歌を読んでは切り抜いて
赤 ....
誰かにとって
不要な人間を
この世から消し去る
ペンによってか
銃によってか
それだけの違いだ
お前達に
とやかく言われる
筋合いはない

キンタマ王子は
捏造アサシ新聞の記者の ....
夕日のみえる高台で
ぼくはきみには背を向けない

だれかの家路を
見下ろすぼくには秘密が多い

赤面してもわからないから
夕日にそまる高台は
告白するのに都合がいいけれど
ぼ ....
太陽のようにほどける髪が
小さな鈴の樹を隠している
地から昇るたくさんの音が
空に晴れを運び込む


虫から生まれる滴が
霧のなかの径を見ている
銀の歪みに映る
碧い ....
銀杏の葉が落ちる
一葉 また一葉
かすかな気配がする(するはずだ)
木との繋がりを絶たれる
そっと地に触れ横たわる
――オト

わたしには聞き分ける耳もなく
世界は喧噪に満ちていた
 ....
すきなひとに気軽に
すきと言えないように

きらいなひとにきらいと
言えるはずもない

一緒の鍋をつついても
心にふれないよう気をくばる

湯気があたりをぼやかして
ほんとのことが ....
女性専用車両に乗る女性は
不愉快な男性を
避けることができる

女性専用車両に乗らない女性は
不愉快な女性を
避けることができる

女性専用車両に乗れない男性は
不愉快な男性を
避 ....
仕事をしていると
良品という不良品を作っているのか
不良品という良品を作っているのか
判らなくなるときがある

親をしていると
真面目という不良を育てているのか
不良という真面目を育てて ....
誰かの肩を持つことに
面倒臭さを感じる
好きとか
嫌いとか
私が決めることなんだし
誰かに寄りかかって
集め合うものではない

そういう大切なものは
簡単に言うことでもないし
 ....
例えば知らない夜の町で
横にいる人が知らない人でも
いいんじゃないかな、

なんとなく寒さの中で
腕に温かさを感じたりして、

水にずぼっと潜った昔の記憶とか
目の前を通り過ぎる車 ....
善人の振りして悪いことするヤツより
堂々と悪人として生きる暴力団員の方が
よっぽどイイと思ったキンタマ王子は
思い切って道行く人々の中から
平和をこよなく愛する
アホみたいな顔をした男女を選 ....
おとしよりが
せかせかと歩く少しウエーブした腰は
なにものかを背負っているからなのだろう

からっぽの両手を
少しきちんと膝においた
見透かされそうな私

夕日と一緒にどんどん進む
 ....
言葉に乗って空を飛んでみたい
俺はいつだってそう思っているんだぜ
忌野清志郎の受け売りではなく
これは俺自身の言葉
愛し合ってるかい
でも
コロシアッテルカイでも
なくて
空を飛んでる ....
人々は完全なる統一者が欲しいのだ
人類の境目を自由に行き来するもの
国境を越えて旅をするもの
脅威も肉親も死もすべてが祝福され
私たちはいなくなる
この境目すら
もはや越えられていくのだ
 ....
結局元の鞘、いや、袋に
納まったキンタマを見ながら
「フ、男として生きて行けって、か」
と一人つぶやくキンタマ王子だったが
最近、おのののかを見ると
ポコチンが立つことに気づき
なんだ、こ ....
思い出に浸って 満ち足りた気持ちになるのは

あの頃がシアワセだったからだろう

いまよりずっと、単純に生きていた若き日々

いまよりずっと、孤独を抱えていた日々

ひとりぼっちの未来 ....
キンタマ王子は
キンタマに関する歌を集め
キンタマ歌集を作ることにした

日本中のキンタマ歌人に呼び掛けたが
応えたのは亡き親友カメアタマ枢機卿と
どこの馬の骨か分からない
ちつのひだ滑 ....
一人でいる方が楽だから大丈夫 という声が小さい
大勢の中に入ると面倒 という声を出すのが面倒

私は何をしているんだろう
なんで私はこんなに辛いんだろう

思えば 私は私のことしか考えてき ....
よこしまの服と気持ちでやるラグビー
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつか失ったものたちへ- 梅昆布茶自由詩18*15-11-3
冬の檸檬- 左屋百色自由詩915-11-3
森の夜食- 左屋百色自由詩415-11-3
キンタマ王子、飽きる- 花形新次自由詩315-11-2
サブちゃんと唄えた人は負けてない- 北大路京 ...川柳115-11-2
維新から威信なくなりもう異心- 北大路京 ...川柳615-11-2
悲しみの透明なあり方/即興ゴルコンダ(仮)投稿.85- こうだた ...自由詩6*15-11-2
悲しみの透明なあり方- るるりら自由詩815-11-2
悲しみの透明なあり方 - 阿ト理恵短歌12*15-11-2
月曜日の朝- 殿上 童自由詩10*15-11-2
カラーステーションビュー- 秋也自由詩115-11-1
悲しみの透明なあり方- あおば自由詩5*15-11-1
キンタマ王子、殺し屋になる- 花形新次自由詩115-11-1
緋のマント- 千波 一 ...自由詩815-11-1
ひとつ_曳光- 木立 悟自由詩415-11-1
沈黙へ捧げる秒針- ただのみ ...自由詩15*15-10-31
土鍋のこころ- 朧月自由詩1215-10-31
女性専用車両- イオン自由詩2*15-10-31
不良品という良品を作るための残業- イオン自由詩2*15-10-31
ドライ- 瑞海自由詩5*15-10-29
例えば知らない夜の町で- またたび ...自由詩215-10-29
キンタマ王子、暴力を振るう- 花形新次自由詩315-10-29
先達- 朧月自由詩415-10-29
君と空を飛ばないと死ねない- ゴースト ...自由詩5*15-10-29
メモ- 佐藤伊織自由詩3*15-10-29
キンタマ王子、後悔する- 花形新次自由詩115-10-27
未来のまえに- 短角牛自由詩115-10-27
キンタマ王子、古キンタマ集を編む- 花形新次自由詩215-10-26
泣けない女の子- 陽向∮自由詩12*15-10-22
よこしまの服と気持ちでやるラグビー- 北大路京 ...川柳315-10-17

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