好きが頬っぺに突き刺さる

授業中肩を叩かれ振り返り

君の指先が突き刺さる



  好きが悪戯心をくすぐった

  前の席の肩を叩く手の指先は

  振り返る頬をへこま ....
発行部数5000部ぐらいの
クソみたいな雑誌で
見たことも聞いたこともない
自称詩人に毛の生えたような奴に
褒められたとか選ばれたとかってのを
得意気に話すものの
それ以上の進展は期待すべ ....
秋。
夕日がくたあーっと疲れてて
その肩を
もみもみしてあげたいなーなんて

でも夕日の肩なんかもみもみしたら
あったかくて思わず
夕日の背中に抱き付いちゃう

「ちょっとーちゃんと ....
ゲロ吐いてるときは
ずっと
背中に火が着いてるんよなー

って訳わかんねえ

つかまり立ちなんて
すげー久しぶりよなー

って誰だてめー

指揮者が野良犬を乗りこなしてる
野性 ....
荒地に影を落とす
赤錆びた
鉄の大車輪

電源ケーブルは
荒々しく切断されている

廃業した遊園地の大観覧車

そもそも
同じ軌道を
くるくる巡ることに
生産的な意味がある訳じ ....
          161112

校長は目の周りがブラックだから
時計を見ながら教育方針を述べる
ルル述べる
坊ちゃんは狸のような顔だと思いながら
聞き流している
ブラックパンサー
 ....
ぼ~と日が暮れていく
西のお空を真っ赤に染め上げ
暮れて行く

澄んだお空に星が瞬き
東のお空にお月さまが昇る

恋しいよ
あったか団欒恋しいよ

烏もお宿に帰るころ
家路へ急ぐ ....
弥生生まれの小鳥の日日は
{ルビ父母=ちちはは}恋しい空でした

弥生生まれの菫の日日は
暴雨を忍ぶ{ルビ詩=うた}でした

弥生生まれのヒトの子の日日は
シチューが好きな{ルビ私=わた ....
踏み付けられた
つぶされた
わたしはそれでも
生きている


揉みくちゃになり
みっともない
姿になっても
生きている


茎が折れて
羽根のような葉もちぎれ ....
都会のイルミネーションがひとつ
消えたとしても誰も気付かない

明日の私はもうこの街を出て
大粒の星を眺める夜空に
傷付いた心を住まわせている

ほんの少しの間だったけれど
一緒に居る ....
親子仲良く暮らす

夫婦仲良く暮らす

幸せの朝日は

家庭から昇る
一回きりの人生だから
後戻りできない人生だから
一日一日を
僕らしく生きていこう
何があっても
僕らしく生きていこう
比べられない人生だから
僕は僕らしく生きていこう
桜が桜の花を咲か ....
真っ白な粉雪が 降りそそぐ静かな夜
聖なる鐘の音が この季節を つつむ
White Christmas 幸せを あなたの胸に
White Christmas 自分と膝をだく 少女の胸に
届けて ....
この夜に目が覚め
この夜底に触れる
私にはもはや
親兄弟家族親族はなく
現世的無縁仏だ
円やかな現世孤児だ

そこでは
 私という存在が剥き出しで
そこでは
 私という存在が真っ裸 ....
厳しい寒さに身を縮めるようにして
霜月 雪の降る街の道路に
ころがっていた 逆さまの傘紅葉


少し前まで
鮮やかに開かれていたその手の平を
突然の寒さに襲われた今は ....
お風呂のなかで羊を数える
布団のなかで10まで数える
からだのそばで、羊のぬいぐるみが、こころの空を雲みたいに漂う
羊がやわらかい温度を発し、
湯気のなか羊とともに眠った。Z^z^zと音をたて ....
天高く
地上には
黄金色の実りが広がり
爽やかに風は流れる
透き通った空気を
胸いっぱいに吸いながら
ふるさとの山々を眺めれば
無心に遊んだ子どもの頃がよみがえる
僕にとっては
ここ ....
昔出逢ったことが
はっきり見えるよ

昔見つめ合ったことを
はっきり覚えているよ

秋の春楡の大樹の根元に佇んだ君は
静かに頬笑んでいたね

ぼくは紅くなったヒメマスの遡上を眺めなが ....
コトリ コトリ
秋の時計が針を進めてゆく

外を眺めれば
桜の葉が静かに紅く染まり
欅は黄色く映っている

電流のように走っていた日々は
もう過去の遺物になっていた

いまは
コ ....
輪廻する螺旋を
命はその名前を唱えて昇りゆく
光と闇を漂い
さらなる宇宙の果てを越え
想いもよらない世界の蜜を啜り
花の歌をくちずさむ

いま
ぼくは化石の森に佇みながら
時計の秒針 ....
この星からお星さまたちが、いつまでも見れますように ◯年を取ると
夫婦喧嘩する元気もなくなる
おだやかになったのじゃない

◯年を取ると
二日酔いする元気もなくなる
酔っぱらわないうちに帰りたくなる

◯年を取ると
悲しむ力も弱くなる ....
真っ暗な部屋のなかで、ひかりを考える
太陽の下で、ふと夜を見上げる
相変わらずの自然の寒さに、暑さに、眩しさに、冷たさに、暖かさを感じた
自然のなかで、人工物のなかで、僕らは生き物みたいには ....
太陽みたいに輝いている君の眼が、ひかりを失いませんように。
失ってしまったとしても、いつか取り戻せますように。
いつのまにか
ぼやけてしまった
染みが
もう存在が消えようとする、その瞬間に
ようやくこころの片隅に
いろを
発生させて
 
うまれるよ
うまれるよ、と
存在を主張し始める

 ....
年を取ると
どこに置いたかが
わからなくなる
「なくなった」と言うと
まわりを不安にし
「盗られた!」と言うと
誰も来なくなる
波打ち際を歩いては
地獄と極楽を彷徨い
明日の定めを占った
胃を失ったからなのか
精神の病からなのか
私にはよく解らない
こんな私に明日というものがあるのなら
未來という扉は開き
私を ....
かなしいさびしいでは
最大公約数としてしか判らない
と言われたって
余裕あるわけないじゃない
さらにポエジーも忘れずになんて
がんばったけど
リサイクルショップから着払いで戻ってきて
咄 ....
集合時刻五分前に行ったら

「遅い!」と言って

怒られた
大事なのは

観光よりも

トイレ休憩です
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恋する指先- しょだま ...自由詩3*16-11-14
思い出にすがりたい- 花形新次自由詩116-11-14
秋の夕日- ふるる自由詩6*16-11-13
再パニックさん- 竜門勇気自由詩2*16-11-13
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ブラック- あおば自由詩3*16-11-12
何でもないようなことが幸せだと思う- 星丘涙自由詩7*16-11-12
あたしの唄- もっぷ自由詩416-11-12
生きていくこと、- 葉月 祐自由詩12*16-11-11
コスモタウン- ミナト ...自由詩316-11-11
朝日- ホカチャ ...自由詩216-11-11
一回きりの人生だから- ホカチャ ...自由詩216-11-11
White_Christmas- 颯太@自由詩2*16-11-11
脱出- ひだかた ...自由詩11*16-11-10
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ふるさとの秋- ホカチャ ...自由詩316-11-10
秋の想い出- レタス自由詩416-11-10
晩秋の朝- レタス自由詩416-11-10
空の果て- レタス自由詩416-11-9
七夕- 水宮うみ自由詩2*16-11-9
年を取ると- ホカチャ ...自由詩116-11-9
暖かい- 水宮うみ自由詩1*16-11-9
お願い- 水宮うみ自由詩1*16-11-9
_染み_- 小林螢太自由詩14*16-11-9
老いた!- ホカチャ ...自由詩116-11-9
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御団子四姉妹- もっぷ自由詩416-11-8
時間を守れないシルバーたち- ホカチャ ...自由詩216-11-8
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