150524

過去問はすべて解くこと
それが常識
それがここに居られる最低条件です
過去問が解けないようでは、これから先に進めるわけはないでしょう
そんなこ ....
 
パンツが脱げない

言葉からパンツが脱げない

たった一枚なのに



 
その時、人間って、神様が彼に逢いたいために作ったんじゃないかなって、思ったんです。

謝って、嫌なこと全部はねよけようとするところ、わたし好きよ。あなたの人間性の塊だもの。

君が生まれるまで ....
弾丸に撃ちぬかれる

触れたものはすべて幻
熱情も
安らぎも
痛みさえも

何度目か数えるのはとっくの昔に止めた
ただそっぽを向いて
最初から分かっていたと嘯く

しみったれた未 ....
  かれらが、一体なにを
  言いたいのかちっともわからず
  ことばのなかにひらめく暗闇をさがした
  目を凝らして 耳を澄ませて 鼻をとがらせ



  けれども本当はかれら ....
僕は脇役になるのが好きだ
目立つのは嫌だけど
一人ぼっちじゃない
かなしみにあいにいこう
イドを掘って地下の水脈から
どこにもない抽象的なものに


‡音の出ない笛
書けない手紙
飛べないロケット


固定化された夏の行事と
 ....
ベットの上に横たえて
死体のような日々は過ぎる
頭は割と冴えてるが
歩くことすらままならねぇ

ダラけてるわけじゃないさ
病気でもないよ
大げさにしないでくれ
眠れやしないだろう

 ....
                    150522


表題を見て思い出した
小学生の頃、一度だけ、傘を持って迎えに来てもらったことがある。
当時は、雨傘も貴重品、一家全員自分の傘なんて持 ....
いつか妖精と化すまえに
あどけないふりをしてくれないか
ひとけのない昼下がりに
しどけない昨日の夢を見たいのだから

広辞苑にも大辞林にも誰の日記にも描かれていない
ひそかな言葉で約束をし ....
幼い頃の私
皆から愛されたいと
思っていた
永遠に不可能な事に
気付かさせてくれた
私を嫌ってくれた人達よ
感謝の意を贈るよ

とても魅力的な
マリリン・モンロー
皆から愛されたい ....
境内につづく階段は長くて
手をつないでいると
歩きにくいのに
離したら二度と会えなくなりそうで
はじめて着た浴衣の
袂をゆらしていた
あれは
いくつの夏だっただろう

抱きかかえ ....
「妻の庭」

温かい光が
いっぱい,紅、桃、イエロウ
さーつと、蝶々が
訪れて、あいさつして
去った
風が吹いて
五月、青い空
お花は
沢山、沢山
今日は幸せです。
私は何か失敗したり
悩みごとがあると
気持ちをくにゅくにゅさせる
細く伸ばして弾ませて
くにゅくにゅさせれば
ちょっとだけ楽になる
問題は解決しないけれど
背筋を伸ばして
首をぐるぐる ....
生きててごめんなさい
安易に
そんなこと想ってごめんなさい

あやまってすまして
ごめんなさい

あやまるなんてなんでもない
傷なんてついてないんです

生きているから
生きてい ....
「冷えていく鉄」


鉄だとわかっている
何度目かの純情だから
素直に信じる
うん、わかっている
その熱では溶けてしまう事もない
背中が曲がる前の、愛しているは、信じない
少女の ....
寝起きの熊のよう
ボンヤリ不機嫌
だぶだぶの部屋着
クロックスを引きずって

それでも花 
今朝 三つめ

ピンクのチューリップ
黄色い水仙
真っ赤な髪の少女
重そうにコンビニの ....
手袋をした手が 器から
大量の人を掬い上げていた
その指の狭間から 夥しい人が
こぼれて落ちていった

器の底から
呻き声や悲鳴や嗚咽が聞こえても
泡がはじけるように消されて ....
                  150516


おはようございます! みなさま♪
何十年ぶりにお会いするのでしょうか
気の早い方は、もうお亡くなりになったりして
馬齢を重ねただけの先 ....
 
ほんとなんてものがないなら

うそをついて

うそがほんとになるまで



 
夕暮れを見ていた
私に何も思うことは無い
マンションの上に沈んでいった夕暮れ
私は近所の通い慣れた道を歩いていた

久しぶりに見た 夕暮れ
そして 明るすぎる 街並み
子どもの笑顔が ....
父の眼鏡が光を取り込んで
天井に反射をした淡い粒子が
「帰ってきたよ。」と呼びかける初夏の午前中。

庭では母と娘が
来たるべき新盆に備え
草取りをしている。

うっすらと積もる雪の中 ....
駅前ターミナルに到着しようとしていた
路上に杖をついた高齢の紳士が
窓のすぐ下に見えた
彼の進む先には確かにバス乗り場があるが
そこが人の歩くべき路でないことに
既に気付いたのか
ほんの少 ....
ベジタリアンは言う
「生き物を殺して食べるなんて酷い」と
「道徳的に間違っている」と

そう言って彼らは
大地の生命をむしり
フォークを突き刺す
気の狂ったマジシャンに
タネはいらない
彼自身
あらゆるところから鳩が
出てくる幻覚を見ているから

何もない中空に
誇らしげに手を掲げるマジシャン

これがホンモノのイリュージョン ....
僕はインキンたむしのことを語った
インキンたむしそのものについて語ったのに
きみは読んでくれなくてもいい裏を読んで
あなたのインキンたむしには影がある
等と言う
確かにインキンたむしの股は
 ....
君の右側がどんどん物化してゆく

歩くこともままならない
食事することもままならない
まして字を書くことはままならない。
自分の署名すら出来ない。
君は苛々する。

もうだめかも知れな ....
パン祭り白いお皿を補充するまた新しい春が来ました パンが食べたい


結婚して子供をもうけたが
三十過ぎに発覚した病が原因で離婚
その後は親もとで闘病生活の女性を担当している
駅前のマクドナルドで聞いた
きみの近況

脳下垂体の異常 ....
疲れた顔で見舞いに来ないでほしい

わたしの看護のために
あなたを育てたのでは無い

あなたはあなたの生き方で
社会の仕事を果たさねばならない
それがあなたの人生

わたしの看護が加 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9835)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ポスト/ドラマがはじまる前に- あおば自由詩9*15-5-25
書けない- 殿上 童自由詩23*15-5-25
無題- 一酸化炭 ...自由詩315-5-25
喪失- kotoha自由詩215-5-24
かれら- 草野春心自由詩415-5-24
脇役- リィ自由詩4*15-5-23
あいにいこう- 佐藤伊織自由詩515-5-23
臨死体験- 捨我自由詩115-5-23
雨の日のお迎え- あおば散文(批評 ...4*15-5-23
ある妖精編- 梅昆布茶自由詩1215-5-22
エゴ- 小川麻由 ...自由詩5*15-5-22
サイダー- アンテ自由詩4+15-5-22
「妻の庭」- 生田 稔自由詩915-5-21
気持ちくにゅくにゅ- 灰泥軽茶自由詩515-5-21
- 朧月自由詩415-5-20
「冷えていく鉄」他6作- クローバ ...自由詩7*15-5-20
おじさんから見れば- ただのみ ...自由詩16*15-5-19
ゴッド・ハンド- 為平 澪自由詩13*15-5-19
グッドモーニング_トゥー_オール- あおば自由詩8*15-5-18
うそ- 殿上 童自由詩16*15-5-18
日曜日の魚たち- 番田 自由詩415-5-18
麦藁帽子。- 梓ゆい自由詩615-5-17
ターミナルにて- Lucy自由詩20*15-5-15
菜食- 藤竹自由詩1+*15-5-15
「自称詩」気狂いマジシャン- 花形新次自由詩215-5-14
「自称詩」インキンたむし- 花形新次自由詩115-5-14
物化- ……とあ ...自由詩16*15-5-14
パン祭り白いお皿を補充するまた新しい春が来ました- 北大路京 ...短歌3*15-5-14
食べる_二編- 乾 加津 ...自由詩22*15-5-14
娘よ- イナエ自由詩16+*15-5-11

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