SEXはやりたいときはしたいけどしたくないときやりたくもない 私の母は料理が得意
毎日毎食作る。
親父は外食が嫌い。
毎日愛情を貰う。

外の人は
今日のご馳走は何だろう
あ、ニンニクの臭いだ!
肉の臭いだ、魚の臭いだ!と

思って通り過ぎる ....
君が居なくなってから

脱け殻だと感じたけど

今の私はもろ脱け殻だ

幼虫に戻りたかった訳じゃない

国道沿いのポプラの木に登って

ちびっこの帽子で捕まえられたい訳じゃない
 ....
散歩という言葉を聞いただけで
ちぎれるほどしっぽを振って喜ぶ犬

雨が降る朝「傘を持って行かなきゃ」
という言葉を聞いた傘は

きっと同じように嬉しくてはしゃいでいるのだろう
黙っている ....
お砂糖は、夕陽のヴァーミリオンで、お塩は、深い森のモスグリーンなの、分かる?
洋ちゃん、ここをまず押さえてね。
〜えっと、砂糖がヴァーミリオンで、塩がモスグリーンね。
あのね、だから、単に色だけ ....
君はまだ
憶えているかあの夏を
八年前の
ワールドカップ
喫茶クラムボンは
小さな谷川の水底にあります

室内の照明はもちろん幻燈
ではなくって
窓からの水明かりだけですが同じ青です

マスターご自慢の
かぷかぷカプチーノは350円
代々の ....
その場所は唇に似るやわらかく あるいは水を含んで 深く



そこは駄目と言うなら理由を次から選べ 1)気持ちいいから 2)怖いから



組み敷いて舌を真下に這わせゆく 同心円か ....
 レースの白カーテンだけが息をしている
         独り暮らしのリビング
  さざなみを打つ少腹に
            組む腕をのせた
うずくまる追憶の入江で
           ....
 先輩
 なんでいきなり
 旅に出ちゃったんすかねえ

 旅とは言っても
 時刻表旅行みたいなもんだよ

 先輩
 なんで引きこもっちゃったんすかねえ

 まあいわゆる
 君と観 ....
遠くまで逃げたら
僕は救われるのかな

いや
逃げきれない
逃げる道なんてない

世俗の破片が体に刺さる
どこまで行っても降り注ぐ

そんな僕を見て
君は泣いている
涙を流して ....
01
私の世界は

私自身の 過去として

私の言葉は

私自身の 映像として


02
木の葉は

それ自体の 皮として

白の色は

それ自体の 一日として

 ....
両の腕に
とまれよ 今朝の光りたち

昨日のため息と俯いた顔は
洗った顔の水に捨てたよ

澄んだ空気に
ひらかないペエジに
はじまれよ 今日の
私の時間

かかれたスケジュウルの ....
四つ角に生まれた風が
光になって踊っていました
六月の紺碧 空の下
オークの木のどの枝たちも みな夏に呼応して
新緑に色づく

私は、これが最後だと思うのに
あなたは、いつも明日を口にす ....
この映画の胸騒ぎ、ドキドキする感じとは何なのだろうと考える 「作者の考えだけではないという感じ」が意味するものとは・・・・・それは話の筋に靄(もや)のように横たわっている〈偶然 .... 紙の上の御伽の国に
一人の少女が住んでいた

幼女という思い出の名を持ち…

幼女の想いはただ一つ
愛し愛されることだった…

彼女は子供で
俺も子供
紙の上のこの王国で
愛よ ....
 
 
誰かのための
湿った窓がある
三本の線を反復できずに歩いて渡る
蟹たち
をわたしは避けて
自分の指の形がいつもより気になったので
どこかに忘れてきた雨傘の代わりに
古道具屋で ....
*うおのめ

この目は
多年草に分類されるらしいので
潰すたびに
痛みを訴えたりする

だいぶ前からの付き合いなので
最近では
勝手に声を上げたり
膨らんだりするこ ....
切なさをあつめてひらく夏椿

青梅の香りにも似て初恋は

後悔と勿忘草の淡い色

酢漿草の種が弾けて夕暮れる

赤色を零してなお紅ばらの花

寂しさの数だけ蒼く紫陽花が

 ....
がんの疑いがあったころから

しだいにあたしの
食欲はうばわれて
いった

たんに食欲がない
状態から

食に対する
欲が
なくなってしまった

食べる意欲がそぎ落ちた

 ....
ヒトとイヌが
並んで歩いている
こんな光景が
朝と夕方にあちこちで見られ

ヒトとイヌは一緒に眠る

遺伝子を未来に運ぶ乗り物として
イキモノはこの世に産まれてきた

だから
 ....
雪降るように桜舞う
薄桃色に輝く道の
向こうの果てに
愛しい愛しいあなたがいた


薄桃色の霧雨
水之色に緑の薫り
ぼんやりとした彼岸の先に
愛するあなたの姿が見える


愛し ....
ある日
この場所から消えてしまった人は
声も姿も引き剥がされ
記憶もやがて途切れてしまう



物理的には
どちらも総武線沿線で働いているが
私たちはお互いに点だから
交わることも ....
足枷としての宇宙
今雨粒より早く
君に収斂する困惑と
パステルカラーの宇宙

僕をののしる言葉に耳をふさぎ
やわらかさに溺れるための恋愛
未知なるものを知るつもりはないよ
この緩やかに ....
「もう十分苦しみました」
そして
「これからも苦しみ続けるでしょう」

心の苦しみ 身体の苦しみ
人は苦しみを背負って生きている。
生きるほどに苦しみは増し
私たちを蝕んでいく。

 ....
昔の言葉に生き
昔の言葉に死ぬ
情報が古くなる
最新情報に移る

いつ適応するか
わからない。
いつ必要なくなるか
わからない。

モノの価値判断は
誰にもできない。
幻の平均 ....
*  

地球はまわる
ぼくらもまわる
ガリレオ相対性のきれいなこと


**

あの人のように強くなくても
あの人のように正しくなくても
やっぱりダメだと
苦笑いする夜も ....
高速の防音壁にへばり付く夾竹桃は耐えて咲く花  
電話が鳴った
君は「暇だから・・・」
と言った
白い雲が
空の端から
反対側の端に流れていったのだけ
覚えている

電話が鳴った
君はいつになく無口で
雨音が聞こえていた
 ....
 
 
愛のことばを
ささやきたいのに
君に微笑むこともできなくて
かなしみに暮れていく
そんな星がある
今は三日月になって
わらってる
 
 
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
タンパク質- ハイドパ ...短歌2*10-6-21
家の母は- ペポパン ...自由詩6*10-6-21
蝉時雨- 伽茶自由詩110-6-21
散歩- ミサイル ...自由詩410-6-21
全相関する砂糖と塩- 草野大悟自由詩1*10-6-20
告ってから君に四回ゴール決めたっけ- TAT短歌3*10-6-20
喫茶クラムボン- 海里自由詩310-6-20
rara、あるいは夜の- umineko短歌4*10-6-20
水のわめき- 信天翁自由詩210-6-20
- 藪木二郎自由詩1*10-6-20
歩み- うずら豆自由詩110-6-20
2個- 番田 自由詩210-6-20
今日の光り- 朧月自由詩310-6-20
夏の風- 月乃助自由詩17+*10-6-20
キム・ギドク監督_『サマリア』_〜〜ヨルノさんと詩を巡る旅_ ...- ヨルノテ ...散文(批評 ...3*10-6-20
結論、あれはただの絵- 一 二自由詩110-6-20
湿った窓- たもつ自由詩710-6-19
おさかなについての五品- 山中 烏 ...自由詩3*10-6-19
窓の外- はるな俳句310-6-19
食・欲- 森の猫自由詩2*10-6-19
愛犬家- ばんざわ ...自由詩5*10-6-19
四月に見た幼女- 一 二自由詩310-6-19
総武タイムライン- 伊織自由詩1*10-6-19
確かな事実- 瀬崎 虎 ...自由詩210-6-18
- izumi自由詩210-6-18
異端児- ペポパン ...自由詩7*10-6-18
くちなしの星_____こころ_ぶるーの- AB(な ...自由詩4*10-6-18
がまん花- ハイドパ ...短歌3*10-6-18
電話の向こうで- 乱太郎自由詩14*10-6-18
くちなしの星- 小川 葉自由詩3*10-6-18

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