{ルビ明娜桑=Minna Sang}


{ルビ奧金鑰匙=O'Ghen key}


{ルビ死亡=Death}


{ルビ車輛=Car}


{ルビ多麼大海=What a ....
毎年様々な
クリスマスケーキが売り出される
見た目に引き寄せられる

家族みんなで食べたり
友達と食べたり様々

似たり寄ったりだけど
見ていると楽しくなってくる
クリスマスを感じる ....
俺の脳味噌を取り出して、バラバラに解して、床に真直ぐに並べていく、ベルトコンベアーの上で、次の処理を待っている食肉みたいに…どうしてそんなことを思いついたのか分からない、ただただ退屈で仕方がな .... みんな立派に成長したら
あの丘に登ろうな
そして景色に向かって思い切り叫ぼう
俺たちはがんばったと
哀しみも苦しみも幾年月
俺たちは勝ったんだよ
綴って綴って
コメントして
誰かにかまってほしいんだ

「ねえ、遊ぼう」って
昔はばあちゃんが花札教えてくれた
遊んでいる僕よりニコニコ笑って

愛されることと、愛すことを教えてくれた ....
 年老いた窓たちはどうにも言葉づかいがわるい 暮れても明けても景色を面罵するかれらにできることがない ヘタな文章のようだ、不運な女のようだ、とてもとてもしてやれることはない 男はじぶんが窓 .... 星がしゃべるとき
わたしらは無口になった
あかりをみんな消して
肌で暖をとった

嘘とそれ以外
世界にあるものの
すべてを好きだった

言葉は
いくらでもあるのに
引き抜こう ....
耳の奥
誰も追い駆けて来ない場所に
音楽は流れ始める
好きな季節に
理由など聞かないで
無意識の中に
溶けてく気持ちが
虹色の服に着替えている
敵も味方も分からずに
優しさを遠慮なく ....
過度な太陽光を浴びた後
くらがりにいくとやけに青くなる

子供の頃のきおくが
ブルーがかっているのは
そのせいか

ついぞ過度になりがちなくらがり
そこに常住すると
ブルーは顕われな ....
草原の中で
石ころに小さくなって
大きな青草と緑の空を
交互に眺めているんだ

きっと僕は
ぬるい砂の風になって
音のしない秋の中を
飛んでいく
あの世の方角に
足も目も向けたくはない

この世の果てはどのあたりで
この世のお終いにはどんな音色のファンファーレが鳴るのか
何も知らされないまま
物心ついたらこの舞台に立っている自分に気 ....
雲 流れ
流れ 雲が空をいく

ぽっかぽっかり青を裂き
気流の鳴る音、響かせて

澄み切る初冬の夕暮れに
荒れる呼吸を収めては

私の宇宙を横切って
流れ 雲が空をいく


 ....
破片が総合される月には
僕はたぶん接ぎ合わせるために

ちっちゃな経理係を呼び起こして
ちょっとだけ仕事をしてもらう

小欲知足
サブスクリプション

仮説と証明と検証
とってお ....
客が来ず温泉施設潰れそう湯もサービスも悪くはないが

仕事終え自宅まで歩いて帰る街の模様が疲れて見える

愛のある路上ライブに聴き惚れる忘れたはずの想い蘇る

夏が過ぎ秋を迎えて冬を待つス ....
ふう
どうしようもねぇな
この寒さは
孤独が過ぎて
凍えちまうよ

慕い親しみ忍んで孤独
夕の巨大な富士ヤマの如く
この身に迫り来るけれど

やっぱり耐えていくしかない、んだな
 ....
ドーナツを選んだ夏がなつかしい


深海が仄かな星のなかにある


ほんとうのこと カーテンは風に揺れ


虚数軸方向を見る虚ろな目


一生のお願い一緒に願いたい
甘い言葉や文字は嘘つきだと諦観めいてた若い頃

今ではそんな強がりも言えなくなって


乾いた空気の中

カチコチと時計の音が響いてる



何にも思うことなくて


ああ ....
古いジャムの香り
おれたちの
もう二度と出せない声
無知ゆえの
喜びに
満ちた…

鎮魂歌は鳴りっぱなし
奏者には
もうどんな思いもない
ただ
指揮者がタクトを下すまで
手を止 ....
「実はちょっと天然な所もある」というのは俺の百八つあるチャーミングポイントのひとつだ。例えば中学二年生ぐらいまで、お弁当を上手く食べられない少年だった。おかずとご飯をバランスよく食べるという事が苦手で .... 人が想像したより
何もない
だれてた時間のみ
それが空白かもしれない
雨の匂い
それは鼻先で嗅ぐ匂いじゃなくて鼻腔の奥の粘膜に染み込む匂い
終日降っていた雨に気持ちが鬱がれるのは誰にでも起こる現象だ

一日の仕事から解放されて退勤のタイムカードを打刻する
作業 ....
仕事で悩んでいたら
先輩から
プッシュプルゲージを使えと
言われた

押す力も引く力もわかるなんて
うらやましい
測ったあとはゼロに戻れるなんて
うらやましい
サラリーマンの鑑だな
 ....
僕の人生と君の人生は紅葉を編むように交じり合った。僕の命と君の命は流血事件の後のように抱き合った。これまでの二項で紡がれる世紀に急襲する新しい三項目が、いま世紀を全く新しい流域へと変革していく。これか .... あるはずの体を
あるはずの記憶で
建てなおす

あちこちにゆがんだ寂しさをもち
ありふれた色に懐かしさを覚える
吹けば飛ぶような思想を傘にして

いったいこの灰色の粘土細工の
ど ....
木々は枯れて葉は落ちて
遠く鳥の群れが過るとき
裸木の梢に三日月が
白銀の色を散らしながら
ぽっかりうっとり浮かんでいる

)あゝやっぱり今日もまた
)永劫宇宙の営みが
)ここそこかし ....
知らない人を知ってる記号に置き換えて、たくさんの誰かを素通りした
誰かに自分が誤解されても、仕方がないと諦めたのは、
自分が相手を分かろうとしなかったからかもしれない
暗黙のルールを知れば知るほ ....
きみがわらう
わらうことを好きになれる

きみがなく
なくことを見つけたとおもう

きみがおこる
それはまるで宝石みたいだ

これから先
どんな気持ちが飛び込んで来るのだい?

 ....
けっきょく
思いようによってみえる雲

雲からすれば
流れようによって思われて
ラムネって
響きが好きよ

夏の広い空や
夏祭りや
風鈴の音や
懐かしいことを思い出す

今は飼えないけど
いつか猫を飼って
ラムネって名前を付けたい

透き通った
空のよう ....
年末、年度末
区切りが近づくと、言葉が欲しくなる
あの人にいう言葉

少しでも火が点いたら発火するような鍋を抱えて
地雷原を歩いているような時間だった
その鍋を抱えたのは自分だったけど
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9835)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
刻蝕畫- 墨晶自由詩1*20-12-26
クリスマスケーキ- 夏川ゆう自由詩320-12-26
揺るぎ無いイズム- ホロウ・ ...自由詩1*20-12-25
断片- 渡辺亘自由詩120-12-25
綴々_つづつづ- 秋也自由詩120-12-25
バス停通り- 中田満帆自由詩520-12-24
- はるな自由詩1020-12-24
調律- ミナト ...自由詩420-12-23
陰陽説- 道草次郎自由詩420-12-23
草原- 由比良 ...自由詩5*20-12-23
あのヒトこのヒトそのヒト- こたきひ ...自由詩420-12-23
流れ_雲- ひだかた ...自由詩520-12-22
サブスクリプト- 梅昆布茶自由詩1220-12-22
スキー- 夏川ゆう短歌220-12-22
美学- ひだかた ...自由詩920-12-21
三十一億年前の短歌- 水宮うみ川柳5*20-12-21
- かば自由詩220-12-20
仄かなノスタルジーの監獄- ホロウ・ ...自由詩2*20-12-20
太陽はこんな俺も照らす- TAT散文(批評 ...220-12-20
空白- 木葉 揺自由詩120-12-20
人生は楽園- こたきひ ...自由詩520-12-20
プッシュプルゲージ- イオン自由詩2*20-12-19
妊娠- 葉leaf自由詩120-12-19
あるはずの体- はるな自由詩820-12-18
裸木と三日月- ひだかた ...自由詩5+20-12-18
だまった- 水宮うみ自由詩4*20-12-18
きみがわらうと- 道草次郎自由詩5*20-12-18
二本の線- 道草次郎自由詩2*20-12-18
ラムネ- ガト自由詩7*20-12-18
再就職- 瑠音自由詩120-12-17

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