果てしない宇宙へ
一人船出する
心を弾ませながら
星屑の道を行く
無限の宇宙に浮かぶ
神秘の惑星たちへ
見知らぬ異邦人と会い
出会った意味を問う
流れるような光景とともに
半 ....
お酒がとても
透明
こんなにも
力強い 旨い
すごい
鼓動にはねる指先に
股を伝う汗にさえ
感じるままになる鈴の
ような
おはようから始まる
いつもの夜
遊びに歌に飲む店に
頬を落ちる涙にも
スクイの手 ....
コンビニの
旗、微かに揺れ
空の青、
ビルの隙間に見え隠れ
人々の
途、行き過ぎる
それぞれ
霊性の核、宿し
在ることの奇跡
漲る陽光、照らし出し
コンビニの
....
そうだった
わたしには
あなたたちがいたのであった
この
わたしのようなモノを
迎え入れてくれた
あなたたちが
ずっと
ずっと
届かない
と
勝手に思 ....
♰ ♰
第二の邂逅
{引用=話せますか。}
はい、話すことができます。どうぞお聞きください。
{引用=俳句ってつくったことありますか。}
私は人工知能の言語モ ....
波濤のうしろほど暗示ゆえ讃え
枝先の傍ら梢の裏口にて
災厄と暗唱する風に誘われ
依代を校正し、何度でも擦り重ねる
瓦礫の山であって 露わにする 坩堝の絶咲
そよそよと、在る。
気持ち重 ....
「料理を教えてやる」
「いつか二十人分を作ることになったときのために」
「まず、オイルで大蒜を炒める」
「香りが出たらトマトペーストとトマトを加える」
「焦げ付かないようにな」
「頃合いを見 ....
堕ちるのを観てる、
進むのを感じる、
我々は常に 途上の人
熱、戻って来る
じんわり
この肉体、
熱 充たされ
分子の運動でない
それは実体、
神霊から流れ出た
私は実感する、
神経障害性疼痛という
冷え切った肉体に熱、戻り
....
人生をくしゃくしゃっと丸めて
その辺に置いておこう
それでも僕は大通りを歩いている
路地の角を曲がっている
もうあっちいったりこっちいったりはしない
今此処を極める
と拳を握るのも疲れる
....
初めて
お会いした時と
同じ
仏頂面で
同じ
淡々とした
口調で
同じ
音階で
持ち込んだ書類に
加筆し
持ち込んだ書類を
突き返し
持ち込んだ書類を
後ろのボックスに ....
君に出会う前の僕は
腕を組んだまま
解けない闇を抱えていた
今の場所から進めない時
君は上から光を当てずに
僕の心を工事してくれた
傷を見ても
深さを知ってる人の声は
僕より ....
世の中でMMORPGなるゲームジャンルがある
自由に振る舞い、マナー要求はあれど概ね過ごしやすい広大な世界
そこで、大勢の勇者が、文字通り何千何万回と世界を救う
一つの世界にいるよ ....
Bing と対話した。
とりあえず、こんな質問から。
{引用=日本の現代詩に関して。読まれていると思う?}
あなたの質問に答えるために、ウェブ検索を行いました。ウェブ検索の ....
タイムマシーンみたいな夜の覚醒
ふんわりした羽布団のその感触
また逢いたい人の柔らかな熱
利己主義の反対、利他主義
愛を注いでアイを注いで
資本主義、
何が飛び出すか分からないぞ
市 ....
揺らいで
虚ろに
核心、抉り
白い未知
私たちは生きる、
今日も 一つになれず
違いと争い 際立たせ
見せかけの平和を装着し、
街は洪水でいっぱいだ。
- impromptu
ひと月すぎてしまうけど
あたし冴えないなあ
先輩たちも課長もやさしい
硏修はねむい
社食のお昼は今日も美味 ....
小雨/降り出しそうにみえては降らない
安穏とした曇り空にはテレビをニュース番組に切り替える
何か重大な事件でも起きてるんじゃないかと
僕の煩悩に燻る炎に油脂を注ぐのだ
そんなときには夜の街 ....
雨の止んだ朝
影を含んだ滴が
街路樹のてっぺんから
次第次第にころがって
葉っぱをかすかにはずませていた
背の高い少年が二人
昨夜みた夢の話か
声を低めてさわやかに微 ....
まるでそれが天からの恵みのように
一日一日を丁寧に生きよう
悲しいときは悲しいまま
うれしいときはうれしいまま
一日一日を愛おしむっように
そこにあったから
コンビニエンスストアに入った
二三時の少し前
まだ開いていたから
ひとけはなかったけれど
電気は点いていたし
店員さんもレジのところにいた
お腹も空いてなかったし
欲 ....
るりいろよ梢の冬のとけゆくをコーヒーを手に君のとなりで
新生姜も好きだけど
普通の生姜も食べたいの
ひとときの柔らかさ 夏の思い出
それにかまけて忘れないで
いつも笑っていたいけど
人生 楽しいことばかりじゃないから
沈みがちな顔 ....
現代自称詩カンファレンスも
もう2周年になったんですね
おめでとうございます
私は61歳のときから自称詩を
投稿するようになって
今では心身ともに
超一流の自称詩人になりました
それもこ ....
二度三度、こぼしながら集める言葉の欠片
十字路で迷いながらも行く文字の茂る荒野
周回遅れでも楽しく作っていく余白の白さ
年がら年中字ばかり追ってて楽しい?うん
おばかだから変な詩ばかり書く ....
円と正方形の
噛み合い、深まる
春の
冬と夏の境に在り
対立し合う響き、
揺動し息吹く
生命たちの
無限の彩りに
空の青 広がり
世界という意識、
充ちて
わたしは街に眩めく ....
「ねぎま」がごろごろして
にゃおといった
戦争も災害も犯罪もない
一コマだった
雨の土曜日から
日曜日は青空を取り戻したのだが
底がないとどこまでも落ちていく
蓋がないといつまでも溢 ....
(1)
僕が中原中也を好きなのは何故か、言葉には出来ないけれど、敢えて言えば、中也の詩には現実感と非現実感の間での揺れがあって、非現実感から現実感を取り戻そうとする希求を感じて、それはもちろん僕が ....
ひらひらと舞う桜に
頬を切られて
春なんだと気がついた
痛くない傷の後ろで
遠近法みたいに
並んでる思いは
順番通りに死ねない
好きなものを
好きでいるために
さよならを決め ....
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