揺らいで
虚ろに
核心、抉り

白い未知

私たちは生きる、
今日も 一つになれず

違いと争い 際立たせ
見せかけの平和を装着し、

街は洪水でいっぱいだ。
          - impromptu


ひと月すぎてしまうけど


あたし冴えないなあ


先輩たちも課長もやさしい


硏修はねむい


社食のお昼は今日も美味 ....
小雨/降り出しそうにみえては降らない
安穏とした曇り空にはテレビをニュース番組に切り替える
何か重大な事件でも起きてるんじゃないかと
僕の煩悩に燻る炎に油脂を注ぐのだ
そんなときには夜の街 ....
 雨の止んだ朝
 影を含んだ滴が
 街路樹のてっぺんから
 次第次第にころがって
 葉っぱをかすかにはずませていた

 背の高い少年が二人
 昨夜みた夢の話か
 声を低めてさわやかに微 ....
まるでそれが天からの恵みのように
一日一日を丁寧に生きよう
悲しいときは悲しいまま
うれしいときはうれしいまま
一日一日を愛おしむっように
そこにあったから
コンビニエンスストアに入った
二三時の少し前
まだ開いていたから
ひとけはなかったけれど
電気は点いていたし
店員さんもレジのところにいた
お腹も空いてなかったし
欲 ....
るりいろよ梢の冬のとけゆくをコーヒーを手に君のとなりで 新生姜も好きだけど
普通の生姜も食べたいの

ひとときの柔らかさ 夏の思い出
それにかまけて忘れないで

いつも笑っていたいけど
人生 楽しいことばかりじゃないから

沈みがちな顔  ....
現代自称詩カンファレンスも
もう2周年になったんですね
おめでとうございます
私は61歳のときから自称詩を
投稿するようになって
今では心身ともに
超一流の自称詩人になりました
それもこ ....
二度三度、こぼしながら集める言葉の欠片
十字路で迷いながらも行く文字の茂る荒野
周回遅れでも楽しく作っていく余白の白さ
年がら年中字ばかり追ってて楽しい?うん
おばかだから変な詩ばかり書く ....
円と正方形の
噛み合い、深まる
春の
冬と夏の境に在り
対立し合う響き、
揺動し息吹く
生命たちの
無限の彩りに

空の青 広がり
世界という意識、
充ちて
わたしは街に眩めく ....
「ねぎま」がごろごろして
にゃおといった
戦争も災害も犯罪もない
一コマだった

雨の土曜日から
日曜日は青空を取り戻したのだが
底がないとどこまでも落ちていく
蓋がないといつまでも溢 ....
(1)
 僕が中原中也を好きなのは何故か、言葉には出来ないけれど、敢えて言えば、中也の詩には現実感と非現実感の間での揺れがあって、非現実感から現実感を取り戻そうとする希求を感じて、それはもちろん僕が ....
ひらひらと舞う桜に
頬を切られて
春なんだと気がついた

痛くない傷の後ろで
遠近法みたいに
並んでる思いは
順番通りに死ねない

好きなものを
好きでいるために
さよならを決め ....
すべて逃れ去っていく
すべて過ぎ去っていく
なかで、
けっして忘れられないモノ
けっして忘れてはならないモノ

  *

誰もが
それぞれの
限界と可能性、
抱え生きている
そ ....
水の色する春の空

静か独り、浜辺に立つ

群れる者達、エゴイズムの海

逃れ、打ち寄せるイメージの波

浮かぶ波間の混沌は

思考の光に照らされて

弾む言ノ葉、生動の渦
 ....
「今日の貨物も 重そうだな」
「ああ 空の雲も 重そうだな」

凍り付く森の枝先 すり抜けて 
貨物列車がゆく
港の駅まで たんたたんと

コンテナの奥はガラスの水槽です 
銀の平原を ....
エンドレスの痛みって

割と素直に死んだ方がマシって思わせる

「痛み続ける生になんの喜びがあるのか」なんて

面倒な思考の暇も無く なんでか

苦しみに抗って

楽な姿勢を探して ....
私は変わらないのに
まわりは変わっていく
あの日がなければ
何にもなかった

自分で決めたと信じてる
どこかの遠い星が見てる

未来も過去も生も死も
静止した
14次元のテーブ ....
肉体という
形姿帯び、 

それぞれがそれぞれに
進み歩み脱落したり先頭切ったり

あきらめて
あさましくいどんで
果てには悟り
絶望もなく希望もなく
諦めてただ挑み続ける

 ....
小さな小さな
柔らかな新芽

ひとつの命の繋がりの
たくさん たくさんの新芽

ひとつひとつが
別々の命のよう

ひとつひとつが
喜々として

じきに立派な
一人前の枝葉とな ....
いろんな生き物 いる

美醜、嫌悪共感 催させ

いろんないきもの いる

緩やかに飛翔しながら
すべて私たち、進化を共にしながら
地球に帰属し 大地、踏み締め浮遊しながら


 ....
橙の灯りみたいに
優しい君の声は
頭の中では
涼し過ぎるから
心の中で
聴いていよう

音符は黒のはずなのに
君の歌はロウソクみたいに
探し物を照らし続けている

その炎を借りた ....
燃えている、燃えている、それはいつだったか、砂利道。石炭を運搬する線路のレールで擦りむいた、街街からころげ落ち、ひとり おいてけぼりにされた。それはみなに追いつこうと自転車を必死に漕いでいた、市(まち .... 待ち求め潜心し

ひたすらひたむきに

学問だけ許されて
いた時代は終わり


そんな輩は
草でも石でも喰らってろ!


呪うような声の響き
未だ問わず、
惑わされる肉体の ....
優しくなでる手
微笑みながら
涙が止まらない

言葉にすると壊れそうな瞬間がとても
心臓の音だけを明確にしていく

色々な事が波を連れてくる
何処にも行けないのではなく
何処にもいか ....
通り掛かる街角で
不思議な三角や五角形
浮かんでは消え浮かんでは
優しく柔らかに瞼くすぐり
遠い夢見の一時を
円かに綴り懐かしむ

清々しい外気、
澄み渡り包み込む
この青空の午後に ....
煌々と満月、只 白く

向かいの家、明かり消え眠りにつき
隣家の玄関、僅か灯火 薄黄に開き

煌々と満月、すべて浮き照らす超然
突き抜け
上昇し沈み込む、
限りなく際限なく

熱に貫かれ 声、
発せるということの
奇跡
歌、うたえることの
有り難さ

意味 以前に 声の言葉の響き在り、

わたしはひたす ....
じぶんの重みに
押しつぶされた日の光が
大地に一度 身を落として
あたりを囲う 同じものたちの
小さくも楽しげな 溢れかえり
そこにある岩肌の
わずかな塩味に
あいさつのように
その明 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9859)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白い未知- ひだかた ...自由詩523-4-21
新人- 墨晶自由詩4*23-4-21
溜息橋- アラガイ ...自由詩11*23-4-21
少年- リリー自由詩5*23-4-21
_- 渡辺亘自由詩123-4-21
月はどっちに出ているのだろうか- 坂本瞳子自由詩2*23-4-21
君のとなりで- るー短歌323-4-20
薬味に頼る夜- 短角牛自由詩4*23-4-18
現代自称詩カンファレンス2周年記念祭2- 花形新次自由詩123-4-17
ここで書く- ふるる自由詩8*23-4-16
対立し合う響き- ひだかた ...自由詩4*23-4-16
5月を語るにはまだ早い- 空丸自由詩923-4-16
詩のこと、言葉のこと- 由比良 ...散文(批評 ...5*23-4-15
beautiful_world- ミナト ...自由詩2*23-4-15
ノンセンス- ひだかた ...自由詩7*23-4-13
静観の時に(改訂)- ひだかた ...自由詩7*23-4-13
水_槽_列_車- 松岡宮自由詩14*23-4-12
痛みのなかで- 短角牛自由詩1*23-4-12
銀河のハッピーセット- mizunomadoka自由詩223-4-12
魂の進化- ひだかた ...自由詩523-4-12
新芽- 日朗歩野自由詩2*23-4-11
夜想44〇緩やかな飛翔- ひだかた ...自由詩623-4-10
アカペラ- ミナト ...自由詩3*23-4-10
幣舞の星より- 本田憲嵩自由詩423-4-10
夜想43- ひだかた ...自由詩7*23-4-9
思い出す全てが- 武下愛自由詩2*23-4-9
童夢- ひだかた ...自由詩5*23-4-9
今宵、満月- ひだかた ...自由詩623-4-8
夜想42- ひだかた ...自由詩10*23-4-8
郷愁- 乾 加津 ...自由詩10*23-4-8

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