からかいが善になれと夢見て眠った
心がほしいと思う人の柔らかい心はクリスマスベルの響きのよう
リンゴンリンゴン金色の
何一つ手に入らなかったし誰一人認めることが出来なかった
弱気な心をロックさ ....
そっとしておいて

軽やかなジャンプ

手をつないでゆっくり

静かなダンス

浮きあがる心は

淡く光る

しっとりと濡れた街は

柔らかなマシュマロのような

つつ ....
きょうという日に
かなしくて
きょうという日は
きょうだけだけれど
きょうという日は
いつでもよい
きょうという日
と書くけれども

紛らわしいよ、暦のせいで
きょうという日に色眼 ....
猫も僕も笑われるのが大嫌 .... 水星
{引用=みんなより泣き虫な私ですが
もしものときは貴方の熱い涙も、全部
私のそれに溶かして差し上げます。
その代わりといっては何ですが
私からいつもより
少しばかり濃い塩の匂いがして ....
歩き続けてもうだいぶ経つ。
目の前で扉が閉まる音がして
思わず立ち止まって振り向いて
気づくんだ。

あれ、あれ、僕は一人ですね。と。
誰もいないよ、誰かいないの?

煙草の吸殻と、掠 ....
とおくからデッサンしていた。いつも。





減ってく音にまもられてた。はいいろにぬりたくったせかい。りょうてとりょうあしを伸ばしたらなにかにあたった。これがぎりぎり。 ....
駅を降りた時から
熟れた紙の匂いがしていた
一歩踏み出した時から
文字がバラけて押し寄せてきた
(ここは本の街です)

このあたり一帯が
巨大な書庫になっていて
その事実だけで
 ....
陽の落ちない雪原から
藍色に染まる海へ
耳鳴りがする空で
欠けた月を背にして

駅前のロータリーを
病院の花壇を
時折一軒家も
光の束で埋め尽くし

世界各地の子供たちに
期待と ....
ブルースが聴こえない
新しい朝も訪れない

ダムの放流が始まる
辿り着ける場所が限定される

すべからく天気は雨模様で
テナントビルには入居者がない

世界は静かに眠っている
目覚 ....
頭の上に散らされる雪は
雑にかけられた塩のようで腹が立つ
それはまるでクリスマスの朝に
食卓に並ぶ食材たちの気持ち

街の食材たちはにぎやかだ
そしてしずかに調理されてゆく

クリス ....
原因不明の
高熱の真昼に
ビーチサンダルの真似事

灼熱の砂浜を
踏みつけながら
彼女に伝える
夏の終息

沖へ行った
片方だけ
流されていった
さようなら

ビーチサンダ ....
今日を
空へ投げたら
落ちてこなかったので
僕の今日はきっと
地球的失敗で
宇宙的成功だ
なんて
いつか
覚えていないが
あのとき
大きく投げられてしまった僕は
くるくると回転し ....
日常生活には様々な違和感が存在している
その違和感は
違和感を感じる当事者以外には
どうでもよいことが多い

このどうでもよいことが
新たな違和感を生み出すことも考えられるが
まず私は
 ....
立ち止まる 私の中に
暮れていく 背中の中に
それは広がる 
そっと広がる
枯れて枯れない樹木のように
許されないあの嘘のように
追いかけてきて
そっと広がる


見上げたのは
 ....
今日は
残りの人生
始まりの日
 


ピアニストは

彼の手に憑かれて、自分を見失う

彼らの感情は彼らの手に宿り、そして

「音」として世界に放出される

詩人もまた同じ事だ

詩人は自分の手が勝手に動 ....
おまえが飢で苦しむなら、私の腕を喰らうがいい
おまえが怒りで狂うなら、私の足を喰らうがいい
おまえが生きんが為にすがるなら、私の胸肉を喰らうがいい

ただ首はやめておけ
頸動脈は切るな、心臓 ....
僕の一番深いところにある
尽きることない泉から
喜びや悲しみや
くすぐったい気持ちなんかが
湧きだしてきてとまらない


ありとあらゆる才能の中で
生きて死ぬのが一番の才能
そう言っ ....
一通のメールに込めしあの思い 叫ぶ心に君気づかずや 明けない夜はないと教えてくれた人は
暮れない昼もないとは言ってくれなかった

やまない雨はないと教えてくれた人は
永遠の晴れもないと言ってくれなかった

幸せの気配を感じるたびに身構える
 ....
夢中になるのも
手放すのも
いつもいつの間にか

だからこの場所にいることに
必然や偶然を思わせる理由はなく
1年後もあなたとわたしは
わざわざ確認せずとも
き ....
眠れないことがつらいのは
どうしてだろう
眠れないことがつらくなければ
流されなかった涙は
いくつあるのだろう

数えきれない眠れぬ影は
朝焼けで溶かされず
凝固する
凝固しながら
 ....
君に堅く結ばれた
ひもがほどけない

この送られてきた荷物に入っていた
巾着袋のひもがほどけない

わざと堅く結んだな

僕が困っている顔を
想像しているのだろうけど

そうは問 ....
みんなに可愛くないと言われるけど
私は自分が誰よりも一番可愛いと思うの
だって例えば事件や事故に巻き込まれた時
他人の心配より自分の心配をするでしょ?
だから私は自分が一番可愛いと思うの。
みどりの精悍な城あとをみる
稜線はふるえて、夜半
南へむかうと述べた喉の
ほとけに花燭を抱きあわせ
うきあがった契りの舟をそらへ
放流する手つきで 投げた

その眼には
映っているだろ ....
金ばらまかれたら
俺も貰っちゃうかもねー
だからそんなことは
どーでもいいんだけど
ただ、とらおの視線を
追うのが異常に速過ぎて
本当にとらおの意向を
汲み取ってんのかな
とらおも内心 ....
私はある種の病を患っているのだろう。そう考えるようになった久しいのだがこの病の正体については未だ結論付けられていないのが正直なところである。

ある朝、妻は居間で私のシャツにアイロンをかけていた時 ....
長い年月会っていない友人
それでも友人と言えるのは
年賀状にある自筆の文字

さて今年も…
勢いに任せて
「 い ち ど あ い た い ね 」
 マルマラゲストハウスのエリフさんに教わって宿の裏手にあるレストランに僕らは行った。 小広い店内、少しうす暗くテーブル席が十数席あり一番奥の席に座る。他に客が数名、グループ客がいた。 僕らはソテを注文 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9835)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クリスマスの悪- 黒髪自由詩3*13-12-25
そっとしておいて- 灰泥軽茶自由詩613-12-25
処方箋一篇- もっぷ自由詩313-12-24
チョコレート/セックス/チキン/裏切り者/呪い/祈り/光- TAT自由詩6*13-12-24
惑星ラブレター- 愛心自由詩1513-12-23
あるミュージシャンの話- 愛心自由詩213-12-23
そして繊細の雨- ねことら自由詩413-12-23
本の街へ- Seia自由詩313-12-23
雪原から- Seia自由詩113-12-23
未来について- kauz ...自由詩6*13-12-22
ソルティ・イブ- ハーブ園自由詩313-12-22
ビーチサンダル- うみこ自由詩6*13-12-22
投げる- めー自由詩5*13-12-22
穴のあいていない五百円玉に対する私の願い- ichirou自由詩5+*13-12-21
侵食する、それ- 自由詩10*13-12-21
朝目覚めたら。- 駒沢優希短歌413-12-21
手と詩人の関係- yamadahifumi自由詩413-12-20
無題(生きのびる)- uri_kappa自由詩313-12-20
深層水- 八布自由詩813-12-19
無題- gorsescent短歌3*13-12-19
永遠を願う歌- クナリ自由詩11*13-12-19
僕らが千年経っても- 中山 マ ...自由詩3*13-12-19
あなたにやわらかな朝を- 茜井こと ...自由詩4*13-12-19
君が堅く結んだ結び目に完敗した- ichirou自由詩1113-12-19
自分が一番- リィ自由詩213-12-18
肩ごしに- とおの自由詩713-12-18
とらおの指示- 花形新次自由詩113-12-18
無題- sho_koshiish ...自由詩113-12-18
26年_年賀状- イナエ自由詩11*13-12-18
マルマラゲストハウスの裏手のレストラン- ガンジー自由詩313-12-18

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