爪先で弾く夏
くちびるに影法師
背中のロンド
ラムネ壜に閉じ込めて

水の匂いのする靴音
いいえ あなたの声色
雲間に擬態する日だまり
いいえ あなたの胸元

飛び跳ねた水の中 ....
  いたみ。
  それがひとつ、
  水たまりにうかんでる。
  とろとろの月といっしょに



  サンダルをひっかけて
  コーヒーを買いにでたり、
  すこしだけひらい ....
マンボウをずっとあなたは見つめてる水族館嫌いになりそう 寄せ集める

時間を

自然を

法則を

さざれ石

意外を

自然を

法則を

寄せ集める


苔のむすまで

緑におおわれるまで

森のうえから

さざれ石

山のうえから

緑におおわれるま ....
 まっピンクゴール裏
 アジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦一発勝負
 ダービーの息はずっと過呼吸
 おぉ バモス セレッソ
 セレッソ セレッソ バモス セレッソ
 おっおっお ....
もつれた毛糸をほぐそうと
ひっぱったり、ひっくり返したり
しているうちに
かたい結び目
いくつもできて、みつかります。

ああ、これはもう、すんなりとした一本の毛糸には戻りません。
しな ....
となりの、しばは
あおい、というけれど

いくつになっても
いいなぁ、いいなぁ、と
たにんをうらやんでしまう

てのなかには
たくさんのしあわせを
だいているというのに

わ ....
全ての虚無を抱き抱えて

宇宙の果てで眠ろう

僕にはもう

朝も夜も関係ないんだ

闇の向こうに浮かび上がる

君の姿

無限に広がる升目で

終わる事のないオセロをしよ ....
傷つく準備

傷つかない準備

私は傷つく準備のほうをとる

一人では生きてゆけないから

なんども分かったことだから

傷つく準備のほうをとるのだ

傷つく準備

傷つか ....
    台風の目の中で
    りんごの皮をむく
    なすがままに
    つらつらと

わたしの水筒は
風邪をこじらせて
夏がくる前に
しんでしまった
(ヒマワリのたねを四粒入れて
からからと振ってやる)
からん
からん
からん
からん
(あっけないほどのあ ....
青葉闇童貞卒業イベント 君に会ってから空が青い 人形のはらわたを見ている

一昨日前に購入した人形を過失により踏みつけた結果だ

俺は決してそんなものを見たくてこの人形を買ったわけじゃない

だけれどもそのはらわたはとても誠実で

 ....
じいさんを
三枚におろして
それに串を刺します
串を刺したじいさんは
大きな鉄網の上に
置いておきます
ここで用意してきた
大量の藁に火を点けます
火が大きくなったら
鉄網ごとじいさ ....
集団で
鶴見駅前のパチンコに行く途中の
東鶴見川大学ラグビー部員の列に
チクワを持った男が乱入し
チクワを振り回しながら
「真ん中の穴に
キュウリを入れて
簡単なツマミにしたろか!」と
 ....
酷い話だ
身内が横たわっていても
涙一つ出やしない

酷い話だ
悲しくならなければいけない
と自分で言い聞かせても
涙一つ出やしない

酷い話だ
死に顔をじっくり見ても
とて ....

けたたましい山羊の蹄が頭上を通過する
夕べの取引先からのメールが
全て獅子唐に変わっていた朝だ
二、三日前から不穏な空気が送電線を伝って来て
この朝の微睡みの中
それは形づいていったん ....
大きな庭より素敵な小さい花がある 壊したくない腕に抱きしめられている すすんでは後悔して
そんなくりかえしのための夜がある

空がまっくろでよかった
そんな風にいつも想う
みられなかったり
みえなかったりで
暗いのはいいね

あかりが目印になって
そ ....
あのときより
たくさんことばをしって
いたみもしって
やさしさもしって

なのに

すべてを
あなたにじょうずに
つたえる
すべがなくて

よるのおとを
ききながら
ひ ....
なにもない、と
なにももっていないと、
ぬれたよる
それも
いつかこえて
おとなになった

なにかをにぎりしめていると
おもっていた
てのなかに
ただくらやみばかり
あつめて ....
おい、ちょっと待てよ
どこ行くんだよ
そっちじゃないって
なに泣いてんだって
なに怒ってんだって

俺が求めてんのは
そういうのじゃないって
俺の話、聞いてんのかよ
それ、なんなんだ ....
君の手をひいて幸せへ抜け出す たくさんのひとと
じんせいのこうさてんで
であう

ないたり
わらったり
かけがえのない

あなたとの
あのとき

きみとの
あのとき

こころをずっと
ふるわせて
 ....
真夏の夜に飲む
一杯の冷たい水で充分だ
想像力は限界を超え
はるか宇宙へと飛翔する
月は不気味に光っている
もうすぐ夜が明ける
星々も消え
やがて黄金の太陽も昇るだろう
すぐ近くで 笑っていると分かっていると
それだけで強くなっていくようだった
それは私の特別だったと気づいた
一人でいるのはやっぱり辛いので
傷付いてもまた会いに行こう

時間を持て余して
 ....
レジで働く
バイトのおねえちゃんに
あなたも100円ですかと聞くと
私を安く見ないで!って
怒られたので
100円ならどこまでですか?
と聞き直したら
意外とかなりの線まで
出来ること ....
雨が止んだら 
この小さな島を出よう

雨が止んだら
引き潮の今 この瞬間から 過去の陸を心で強く強くするんだ

雨が止んだら
娘の湿った日記を もう涙で湿らすことのないよう 前へ前へ進 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
mermaid- 佐東自由詩10*13-7-6
とろとろ- 草野春心自由詩813-7-6
マンボウをずっとあなたは見つめてる水族館嫌いになりそう- 北大路京 ...短歌4*13-7-6
さざれ石- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-7-5
声は凱歌を歌う前に- 平瀬たか ...自由詩8*13-7-4
もつれた毛糸- 凍湖自由詩613-7-4
「せつぼうのはざま」- 玉兎自由詩313-7-4
銀河- ボトルシ ...自由詩213-7-4
傷つく準備- 吉岡ペペ ...自由詩913-7-4
つらつらと- 石田とわ自由詩11*13-7-4
夏の日めくり- 佐東自由詩10*13-7-4
青葉闇童貞卒業イベント- 北大路京 ...俳句113-7-3
君に会ってから空が青い- 北大路京 ...自由詩1813-7-3
はらわた- 一般詩人 ...自由詩213-7-3
じいさんのタタキ- 花形新次自由詩113-7-3
通り魔事件- 花形新次自由詩313-7-3
酷い話- ……とあ ...自由詩20*13-7-3
どろたぼう- 佐東自由詩9*13-7-3
大きな庭より素敵な小さい花がある- 北大路京 ...自由詩713-7-2
壊したくない腕に抱きしめられている- 北大路京 ...自由詩413-7-2
あかりをめざして- 朧月自由詩513-7-2
「いたみをしっているあしあと」- 玉兎自由詩813-7-2
「ともになる」- 玉兎自由詩613-7-2
俺を置いて加速する、俺の感情- 北橋勇輝自由詩4*13-7-2
君の手をひいて幸せへ抜け出す- 北大路京 ...自由詩213-7-1
「わたしになる、あなたになる」- 玉兎自由詩313-7-1
断片- 渡辺亘自由詩613-7-1
大切を見つけた- 加藤自由詩313-7-1
ダイソー- 花形新次自由詩513-7-1
雨が止んだら_(椎名_誠より続編・敬意を込め)- 朝焼彩茜 ...自由詩713-7-1

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