音域が広がりすぎて小人出る


テルミンのように触れずに奏でられ


真昼の留守宅コップは端へ端へ


また祖母に会えそう異国の逢魔時


109スカートだけが濡れてない

 ....
震える声で もう会わないからと 背中の君が とても愛しくて



なんでも分けあっていたから 小さなアイスも 僕には多すぎる



君が残して行ったサボテンは 今でも窓辺を占領してます ....
彼女に会うのは二年ぶりになる。声優としての人気が定着し始めた当時、「シンガー」篠田美優としての再起を賭けた入魂のシングル、「Kick Off!」では初の作詞にも挑戦し、「殻を破りたい」という気持ち .... 朝はすがし

ピアノがきこえる
ポンポコピーーーー
ポンポコピーーーー
ポンポコ・ポコポコ
ポンポコピー
肩にかけた布がさらりとおちていった
風が駅前の野原に吹いている。
野原に生えた野草の葉は
優しくうなずきながら
隣の葉にお辞儀をしている。

風が駅前に優しさを運び
優しさで満ちあふれた
空き地の前に僕は独り佇む

風 ....
みんなで
海、行こう
今すぐ行こう
水中メガネなんて
海で買えばいいよ

母さんの
あの向日葵のボレロな
裾をめくって
叱られる前に
駆けぬけようぜ

追いかけて
波を追いか ....
ウェブの向こうの生身の青二才が











或る時は俺をねじ伏せようと試み

 ....
思ったように力が発揮できず
褒められないのはなぜか考えた末
それは
何らかの制限が加えられていること
偉さを
制限するために何かが
加えられていることにあるとわかった
それさえとりのぞけ ....
ざわざわする
ほんとは 誰とも
繋がれないのではないかと

ざわざわ する
自分のことで 手一杯で
優しくなれない

ざわざわする
約束は果たされず
勝手なこと言って 浮いている
 ....
確かなこと
など何処にも無く
春だ
と思った時には
もう すっかりと
夏でありました

例えば 野良犬を
叫び 慎ましく月
を 口ずさむ
まるで詩人

であるかのような

 ....
桜がりは
桜狩りではないのです
もし狩るとしてもそれは花たちではありませんし

ただ木下闇を求めて
いずこにか桜のそれありと聞いて

今生
誰とも付き合わないわけにもいきませんが
付 ....
あなたにあうために
東京駅に立っていた私は
あなたをみて吹き出した
全身真っ白な私に
あいにきたあなたは
全身真っ黒で
太陽が苦手
そう言った私に
君の分まで吸収したくて
あなたは伏 ....
「織姫、彦星」

一、

年に一度の逢瀬の日だと地上が先に盛り上がってしまい、天上の二人は今ひとつ盛り上がれない。


二、

毎年「あの時の子よ」と織姫は子供を連れて来るが、ど ....
冬の間、生活していると
だんだんと埃まみれになってきて
粉糖をまぶしたケーキみたいに
頭の先からアルプスのよう
そんな時に誰かがやってきて
ふーっと吹いて埃が舞って
中から出てきた蓋をあけ ....
カワバタくん、ランチでもどう、

同僚のイガタアヤコがシンゴを誘う
いっしょに働いて10年以上になるのに話すようになったのはこのいちねんのことだ

飲み会で子育ての話になったときなぜかシンゴ ....
涼しきが慌しくも出で行きしつまの出勤心もとなし

緑濃し文月のつまの花壇のみ今は心の支えなりけり

曇り空風がそよ吹く庭に居て妻と神とを考えにけり

犬を連れ向いの娘御散歩して三歳の頃をふ ....
 
 
最終バスの斜め前の席
緑色のハナムグリが一匹
青いシートにしがみついている
埠頭から乗車してきたのだろうか
もしかしたらずっと前から乗っていて
既に何往復かしているのかもしれない ....
ここに至るまで

この夜を迎えるまでの

長い月日を思う




爪を見る


少し伸びはじめた爪は

同じ場所にいすぎた愚かさを

嘲笑う
ぼくは走る

とにかく走る


ママはこう言うんだ

『宿題の山』だとか

『ギリギリ虫になるな』とか

『ゲームと友達にはなったらダメよ』

とか

ダメダメ駄目だしするんだ

でもさ

どんなんだ ....
愛してる
愛していると叫んでも
デコメの返事
『アタシも!』だってw
他者の価値を必要以上に貶めようと画策できる人間には二種類いる
自分を正義の使者か何かと勘違いしている馬鹿と
そのような馬鹿に感化される何も考えていない馬鹿である
今朝は曇り妻は車で出勤す歌を詠むよりやるものもなし

胸が痛む故に聖書読む日のおわり寝入るのが楽しいだけ

この世へとのこしたいのは妻の歌私のすべて命の燃え木
 
 
さんじゅうすぎて
こいをした
あさぎくにこに
どうきゅうせいは
にていた

つまにはいわない
むすこには
いつか
はなすかもしれない

プロポーズした
ゆめのなかの ....
ぼくには右腕がない
好きなシチューを食べるのに
不便で仕方がない


ぼくには左足がない
好きなサッカーが出来なくて
歯がゆくてじっとしていられない


ぼくには光がない
 ....
僕は
夕焼けになった
君を照らそう
君の頬を

遠くで
生きる君のこと
僕は
君を照らすことで

君の虹の
ほんの少しの
スペクト
そこにまぎれていこう

君の奏でる
 ....
              100705



明日のことは
明日に
昨日のことは
昨日で
今日のことは今日に
当たり前のことを言われてその気になった叔父さん
テレビが映らないのは ....
走る
誰もいない場所へ
逃げている
罪悪感から

そんな時
あなたを伐るだろう
あの樹のように
あなたを伐るだろう
あの樹みたいに

こっそりもいだ
そうまでしていきたいのかな ....
昔たってそんな昔じゃない昔
筑豊とかの炭鉱では女のひとも坑内で働いていたらしい

上半身裸で乳房丸出しの腰巻き一枚
薄暗く蒸し暑いヤマの奥底で
気の荒い男衆に混じり
掘り出したばかりの石炭 ....
身長1メートル77センチ
体重76キログラム
日本人成年男子の
こころの大きさは

タテ7ミリ
ヨコ7ミリ
高さ7ミリ

角砂糖
一個サイズ
と判明しました



(ちな ....
連れ去られてゆく私の腕は
細かく打ち震え
振動し
ひとところに落ち着かない
手を引っ張るのは誰?
月が欠けてゆくにつれ
私の不確かさが増してゆく
共鳴していたものが
隠されてしまったか ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
清らかなパン- ふるる川柳10*10-7-9
サボテン- ミツバチ短歌5*10-7-8
アイドル2- ホロウ・ ...散文(批評 ...1*10-7-8
朝はすがし- 生田 稔自由詩4*10-7-8
駅前再開発2- ……とあ ...自由詩12+*10-7-8
海ロード- 佐野権太自由詩9*10-7-8
人狼BBS- TAT自由詩1*10-7-7
鎖を解かれなかったプロメテウス- a自由詩210-7-7
ざわざわするの詩- アザラシ ...自由詩910-7-7
催涙雨- 板谷みき ...自由詩5*10-7-7
桜がり百鬼大路- 海里自由詩210-7-7
あの日- 朧月自由詩310-7-7
七夕祭- 明楽自由詩18*10-7-7
埃まみれの_#2- 瑠王自由詩5*10-7-7
海という洞窟- 吉岡ペペ ...自由詩810-7-7
悲しき文月- 生田 稔短歌2*10-7-7
ハナムグリ- たもつ自由詩310-7-6
夜、爪を見る- 風音携帯写真+ ...210-7-6
夏休み- 伽茶携帯写真+ ...4*10-7-6
魂を全部賭けて- TAT短歌3*10-7-6
THE_COVE- 只野亜峰自由詩1+10-7-6
命の燃え木- 生田 稔短歌210-7-6
地デジ対応- 小川 葉自由詩6*10-7-6
ない- 寒雪自由詩110-7-6
セブンス・コード- umineko自由詩5*10-7-6
地デジ対応- あおば自由詩5*10-7-5
tomato- ひち自由詩2*10-7-5
生きるひと- 恋月 ぴ ...自由詩24+*10-7-5
こころの大きさについての報告- ryou自由詩110-7-5
蒸散してゆく六月の月食- within自由詩5*10-7-5

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