{引用=
いなくなったきみを探していたら
僕は自分を見失ってしまった

砂浜を歩くたどたどしい足元が
早く何処かへ連れて行ってくれないかと
波にさらわれることを望んでいるこころは
宙に浮 ....
ゆびからめ体ひっつけおでこあて 互いをみつめる瞳は 二機は、一晩中逃げ回っていた
飛行機は、蜘蛛の巣に引っかかっていた
「プレーンモビルって言うんだよ」
「ふーん」
夜、僕らの残骸が、露に濡れて光を放った
蜘蛛、手をつないだ僕と君
バランスをとって緩や ....
君からメールが来た

今更だ

今更何でだ?

今更何を言えばいいのか

今更何を聞けばいいのかな…

出てくる言葉は

『何で?』と『どうして?』

何を言おうが

 ....
サンドイッチ           とりかえばや         ロボコン


人形と              人形と            人形に
SEXしてみろって        お前の首 ....
{引用=

翌朝いそいそと出て行ったあなたは
スーパーの袋を提げて夕方再度戻ってきた

おやつを作るよなんて突拍子も無いことを
つぶやく彼女がばたばたと何かを始めだす

へらりと笑いな ....
歩き疲れたから 空とんだ
外見をおいて 空とんだ

ばたばたしてるその様は
地面と変わりないみたい

じたばたしてるその羽は
落ちそうで 落ちそうで 忙しい

枝で休めていたいけど
 ....
好きな映画を観て
好きな小説を読んで
サントラを何度も 聴いて

あんまり遠出はしなけど
うちの前に咲く桜
はなみずき

もう 深い緑はきらきら輝いている
木々が風に揺れる 音になら ....
ことごとく幸せを逃す僕ゆえに
君のメールを削除できない



選択の自由を行使するならば
あなたでなくてはならなくもない



霙降る季節に君と共にした
朝食以来心失う

 ....
思いがけない虚しさを 
変わらぬものは
いつまでも 
空を隠した雲でさえ 
雨が降るまで気付けない

寂しく笑う心にも 
変わらぬものは
いつまでも
闇を照らした光さえ 
夜が来 ....
クリスタルガラスの煌めきの向こうで二五時の世界が崩れ落ちてゆく、お前はなにを見ていたんだい、手を伸ばせば届く距離でかすかにも触れられない何かが俺たちの間にはあった…水槽のエンゼルフィッ .... 正体を隠すのではない
内側に隠れた正体を
暴くものとして
仮面を与えよう

すべて通り過ぎるもののあとで
後悔することのないように
うたかたの戯れとして
仮面を与えよう
ただいまの声が家にこだまする 今日もひとりでご飯をたべる ふわふわの雲の上を
歩いて
ふわふわの心に
着地する。

くるくる風車は
回り
くるくる目玉は
回る。

欲しいものを1つ上げよう
と言われても
私のような者には
勿体無いお ....
税理士事務所に名簿順、次から次へと電話をかけるのがとても嫌になり、
電話営業の芝居をしていたが、マネージャーに気付かれてしまった。



口パクが ばれて灰皿 投げられた 裏切り豚の 裁判開 ....
<上>

暗中模索のキッチンで
夜食を見つけて意気揚揚
紆余曲折のビール腹
逆三角の栄枯盛衰

横行闊歩の食欲を
抑えられない艱難辛苦
気宇壮大の体脂肪
Gパン入らず苦心惨澹

 ....
あいつらはもしかしたら
きみが鳥に見えたのかもしれないよ。
とてもあの日きみは自由だったから。

あたらしい世界は
きみがまぶしそうに太陽を覗く指の
すきまから生まれたんだ。

 ....
綿毛布 包まれしばし まどろむ


真夜中に目覚める度に愛猫じゃれつき


考え込むと眠くなるそれだけの器の人


のびた髪 娘の輪ゴムでおだんご頭に


レンアイと寂しさはボ ....
ある晩、友人を呼んで、呑ン方をした。
小鉢をいくらかと、おでんも拵えて良い気分で酔っ払う。
私は、飲むのは好きだが酒には弱い。
その晩も、夜半が見えれば愈々眠たくなってきて、座椅子で眠っていたこ ....
時が満ちて時が下る
泣いたり笑ったりする間に
スカイツリーが完成して
僕は誕生日を迎える

見失うことを恐れて
見出すことが出来ない
ヘッドフォンから流れる音楽
目の前で見過ごしている ....
君はもう忘れてしまっただろう
私ももう忘れてしまったから

ランドセルを投げ出して
入り込んだあの家は
もう今じゃ見つかりっこないね

大きくなるにつれて
何でもできるようになると思っ ....
産声が「こわしてください」だったら救われただろうかとか考える若い午後
台所で僕はカフェオレを飲んでいる、また何か考えている、言葉が疲弊していくのもしかたない、今までもだいぶ酷使してきた、リビングにあ ....
ぼくは残念ながら男性なので
女性の身体のことはわからない
まして妊娠や出産のことなどなおさらわからない

数日前から妊娠中の妻が
お腹の中で なにかが動いているのがわかる
まるで魚が跳ねて ....
31
朝日は海の深いところに落ちている。

32
彼女は、彼の下駄箱に手紙が入っていたのを見て、代わりにポストに投函した。

33
彼がアルバムを整理していると、出会う前の写真に不自然なほど写り込む、 ....
どういう夜のふきまわしだったんだろう


その外灯は宇宙からきて

まえから待っていたように

ほんとうに駄目なオレ様に

微笑んでくれていたんだ


いったいどういう夜のふきまわしだったんだろう
キミよ
キミは いま

この空の下
どんな風景を
ながめているのだろう

眠れている?
お酒を飲みすぎていない?

Sちゃんは元気?

長く メールのやりとり
していたね
 ....
月末に             アポイント           年下の
数字を上げない         一人も切れない         課長が机を
言い訳に            ペナルティー   ....
嗚呼今日はなんだか少し酔ってみたい チューハイさえも呑めないあなたと


おちょこでも呑めない僕と杯を? 僕はサラミとこいつで充分


ひざまくらあなたのかみをなでなでとしあわせきぶんでわ ....
人が全然おらへんね、ってゆうから
そりゃぁ、平日ですからね、っつうと
なんでそんな標準語なん
ってゆうから
気のせいですよ、っつー返し


スズメがね
昼過ぎてもちゅんちゅんゆうとるわ ....
あごからくびすじにかけての草刈り
ふつかもしたらまたのびている

両手で皺波をさかなですると
休みない「いのち」の波がつたわってくる

若葉も日ごとにましている
緑陰を思う存分干からびた ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9835)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠い眼差し- 高梁サト ...自由詩18*10-5-14
オミット式- 朱印短歌210-5-14
空色めくり- クローバ ...自由詩3*10-5-14
再会- 伽茶自由詩110-5-14
ピグマリオン- ハイドパ ...短歌4*10-5-14
ホット・ケーキ- 空白さん自由詩5*10-5-14
無様な鳥- 朧月自由詩110-5-14
ここにいるよ- 森の猫自由詩2*10-5-14
ことごとく- 瀬崎 虎 ...短歌210-5-14
変わらぬもの- 板谷みき ...自由詩1*10-5-14
JOY- ホロウ・ ...自由詩1*10-5-13
六月に仮面- 瀬崎 虎 ...自由詩210-5-13
エプロン- 朱印短歌4*10-5-13
魔法のランプ- ペポパン ...自由詩6*10-5-13
魔女裁判- ハイドパ ...短歌1*10-5-13
余事熟語あいうえお- nonya自由詩12*10-5-13
あたらしい世界- 昏(ヤッ ...自由詩3*10-5-13
「王子のキス」- 森の猫自由詩2*10-5-13
- アマメ庵散文(批評 ...3+*10-5-13
デンドロクロノロジー- 瀬崎 虎 ...自由詩210-5-13
秘密基地- 三上あず自由詩1*10-5-13
さよならリバース、またこんど- 15フィ ...自由詩110-5-13
未来予想図- 冬野 凪自由詩3*10-5-12
全手動一行物語(31〜40)- クローバ ...自由詩8*10-5-12
午後7時26分の外灯- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-5-12
キミへ- 森の猫自由詩1*10-5-12
営業地獄- ハイドパ ...短歌5*10-5-12
ういすきぃぼんぼん- 朱印短歌2*10-5-12
ま・ち- 捨て彦自由詩2*10-5-12
血のあがき(六)- 信天翁自由詩2+10-5-12

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