細い指を絡めて
愛を囁いた
湖畔に佇む
雨に濡れた木々には
震える小鳥が鳴いている

遠くまで流れていく雲
君は花畑の中で
太陽の匂いのするそよ風が
帽子を飛ばせば
愛が笑う
ク ....
 随筆を書いてみる。徒然なるままに、とりあえず書いてみようと思う。
 私という人間は、今まで随筆というものを書いた事がない。学校の作文も、夏休みの宿題に付き物の日記も、そこに本当の私の心を書いた事な ....
またこの季節がきた
むかしの女から選挙の電話だ

感情が宗教にとりのこされてぽつんとする
勇気、無私、新たな地平、
どんな宇宙のものまねなんだろうか

宗教は、いや、宗教を選ぶということ ....
最近、ライト・ヴァースや大野 新という詩人に興味があり、調べたりしたのですが、本が図書館にあまりないので、その二つの言葉でひっかかった天野 忠の詩集を借りました。

ところで、ライト・ヴァースって ....
もしも、もしもだよ

詩に学校みたいな”決まり”があったら、いまごろ

私はどんな詩を作っていただろうね


きっと作り方が”決められ”ていても

僕は作りたいのを止められないからさ ....
 チョコレート・ONE

ボクがくわえているのは
うんこじゃなくてチョコレートだよ
こんな物を食べていれば
餓死はしないが虫歯と成人病で
遠からず腐蝕死だ
歯に応えて舌にとろけ口蓋に甘く ....
Aに憧れて
少し大きなことを言ったら
身の丈をわきまえろ、と言われてしまった
Aは感心されたのに

Bに憧れて
少し過激な冗談を言ったら
何をいうんだ、と言われてしまった
Bは笑って貰 ....
僕は夕べ夢を見た
君とキスする夢を

でも唇が触れる寸前
呆気なく目が覚めた

きっと君は恥ずかし過ぎて
自分の夢に逃げ込んだんだね

今夜は夕べの続きをしよう
僕は君の夢の中へ
 ....
明るい空から
さわさわと緑の雨が降るから
おまえの誕生日は
いつも濡れている

水色の
ローラーブレード
畳の上で
肘あてや膝あての
具合を確かめている
それは
おまえを守るため ....
あなたの過去にはあまり興味ない
だけど過去を語るあなたの瞳は好き
たいして聞いていないのに
よく聞いているフリをするのは悪い癖

どうして夏は
私たちを過去へ引き戻そうとするんだろう
陽 ....
特別じゃない人生を
祝福してよ
神様
どうせあなたは
永遠が選ぶ人しか
認めないんだろう
信じる者しか救わない
そんな神様
私は信じない


今日も
街の片隅を
げんこつ握っ ....
学問ではなく
経験でもなく
喉の渇きをただ癒すためでもなく
僕は君の元へいそぐ
言い訳したくはなくて

君はたぶん泣いている
それはそれで困るのだけど
君が笑っていると僕 ....
「今日は死ぬにはとてもいい日だ」


風が吹く
ヒマラヤスギが黙然と口を閉ざす草原で
空気に重さがあること
シルバーアロワナの鱗に始点も終点もないとして
明日が普遍してもいい ....
苦しい
痛い
怖い
生きることが

世界は悪しき者達の為の住処

肉体の苦しみ
臓腑を灼く耐えがたい苦痛
精神の苦しみ
魂が傷つき損ない
悲鳴をあげる
「助けて」
助けを求め ....
しもた屋の二階の窓から眺める世間は
霧雨にすべてが濡れている。
少し前囁かれた

 ちょっと起きておくれよ

という女の声に 後ろ髪引かれ
そのまま昼まで 居付いたが
この雨で世間に戻 ....
小学校の体育の時間に
逆上がりができなかった
隣りの席の女の子が休み時間に
鉄棒をしにいこうと誘ってくれた
ぼくらは二人で
校庭の隅に立つ鉄棒に向う
鉄棒は低いのから
順番に高くなってい ....
そんなことしたら

また再会することになっちまうじゃない

愛より弱いこと

ひとりひとり続けようか


大好きだった

いつもそばにいた

いまも影や轍

気にして生き ....
やたらに愛を歌ったりするやつになりたくない
やたらに夢を語ったりするやつになりたくない
やたらにフェバリッツを吹聴するやつになりたくない
やたらに周りに当たり散らすやつなん ....
あたし一生、結婚なんてしないわ。

三日月に乗って夜を旅する
風の冷たさ温かさ
満月なんかじゃダメなのさ



10円玉99枚を用意して
告白の為にボクは
電話ボックスを探してた
 ....
 白紙の畑がひろがっている
 一本道をゆく
 と、ポツンと
 巨大なショッピングセンターがある
 集合住宅のコンクリート塊が墓標のように、山塊のように建っている

 そんな
 ....
探しものはナンですか
普通のパンではないですか
カバンの中も
タンドールの中も
探してもないってことは
もうカレーと一緒に食ったってことじゃないですか
これから粉から作るんですか
今は夜 ....
じめじめとした六月が去って
じりじりとした七月が私を包み込む

天の川が二人を繋ぐ頃
私は静かに、夏の夜のどこか懐かしい空気に身を任せた

夏の大三角形を指で結んでみる
今年も織姫は ....
広大な宇宙は光に満ちてても君がいなけりゃただの闇だね だだっ広い雨上がりの空に
僕にはない言葉がさ迷う

地上の、揺れの、草の、言葉
湿気、温度、雲の距離

僕の言葉は枯渇して
君の言葉を吸い上げる

地球、亀、象、

天文学的な、 ....
泣きたいから泣く
を繰り返していた私に
届いた 一通の手紙
そう あなたからの手紙

私の細く縮んだ目は
ひらいて
手紙をみて想う
ああ やっとあなただと

あけられない とおもう ....
リアルの始まりはいつだって白濁に過ぎない、毛髪の根本に仕込まれた飛び道具がわずかに余計な色を添え、36度あたりの赤い水力がタービンを回し始める…ハロゲンライトの灯りはまるで、ちょっとくらい .... 思い出作りでもしましょうと
お気に入りの友達と
おばばばかりのバスに乗り
思い出話に花を咲かせ
温泉地へ着けば
湧いた温泉を
その地のおばばが湯もみしていて
おばばにもまれた湯につかり
 ....
「落ちてるよ」
「あ、ありがと……」
 どうして私はこうなんだろう。落ちていた消しゴムを拾ってくれた
男子にろくにお礼を言うこともできない。もうちょっと社交性持ちた
いよ。
 そう落ち込んで ....
俺は祈る
君が可愛い笑顔を浮かべる日々が
ずっと続くことを

俺は祈る
君と友達の楽しき青春の数々が
溢れるようにあることを

俺は祈る
君の前途が気高き祝福に
満ちたものとなるこ ....
         
          懐かしさがほしい
          喉から手がでるほどに
          だが賛同は得られず
          君はしなやかに回る
      ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛が笑う- ミツバチ自由詩10*10-7-3
エセエッセー- 光井 新散文(批評 ...210-7-3
祈り- 吉岡ペペ ...自由詩810-7-3
借りた詩集_天野_忠詩集- ふるる散文(批評 ...11*10-7-3
”決まり”- くろきた自由詩310-7-2
チョコレート- salco自由詩4*10-7-2
憧れて- 靜ト自由詩110-7-2
Little_dream- うずら豆自由詩110-7-2
水色の車輪- 佐野権太自由詩21*10-7-2
眩しさの中で- れもん自由詩410-7-2
ポリアンナにはなれない- さき自由詩610-7-1
僕のあやまち- 朧月自由詩410-7-1
圧縮詩_7〜9- しろう自由詩5*10-7-1
地上の天使- 一 二自由詩410-7-1
囁き(ささやき)- ……とあ ...自由詩9*10-7-1
逆上がり- 殿岡秀秋自由詩410-7-1
再会のこころ- 吉岡ペペ ...自由詩710-6-30
スピリット_オブ_ゴースト- ホロウ・ ...自由詩2*10-6-30
思い出す雨雲の朧月- 板谷みき ...自由詩3*10-6-30
轍は白いミミズ腫れで_ーー作家Tに- 石川敬大自由詩1210-6-30
夢のインド人- 花形新次自由詩4*10-6-30
七月- 城瀬自由詩2*10-6-30
反射- ハイドパ ...短歌3*10-6-30
夏の来る前に- プル式自由詩1410-6-30
おかえり- 朧月自由詩210-6-29
まずまず- ホロウ・ ...自由詩1*10-6-29
さよならバンビツアー- さわ田マ ...自由詩510-6-29
ぷりーず_はぐ_ゆー- ゆず散文(批評 ...2*10-6-29
愛は祈りだ、俺は祈る- 一 二自由詩410-6-29
アメリカンウェイオブライフ- 真島正人自由詩7*10-6-28

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