ひと、ひびく
響きの人
ひと、ひびき
響きの人となる

何も足すことも引くこともなく
巨きな満月のひかりしずかさ
自らの内に抱き白銀に染め抜かれ

ひびきひとひとひとりなる
人人人 ....
また東北新幹線の連結器が外れた
二度目とのことで対策を打つまでは
連結しないで走ったことで
連結走行のメリットを知った

連結することで
限られたリソースを
効率的に使っているのは
結 ....
おれたち闇を見てる
おれたち夜を見てる
おれたち風を見てる
おれたち今を見てる
おれたち虹を見てる
おれたち春を見てる
おれたち海を見てる
おれたち光を見てる
 ....
何気なくひらいた
絵本の頁のなかに
千代紙で折られたお雛様が
はさまれていた
どうしてそこにいたのか
記憶をさらっても
出てくるのは
春の真水ばかり

けれど
そのお雛様には見覚え ....
体温を摩耗した少しずつ違う服
対人に摩擦したヒダと整合するひだ
ときにぴたっと嵌りつつ

春に忘れて
ねつにうなされ
風のじゅうたんに浮かされ
斜線の人差し指にいちげき

さくら ....
はる、
勉強机と低い本棚の間に架けられた、
一本のクモの糸、
その事が今なんだか妙にうれしい、
それは春が春のなかを渡り歩いたという、
ささやかで、
たしかな軌跡、
ひさしぶりに開け放っ ....
突出スル
肉身からの意識の
カガヤキ それ
白銀ノ威容 、

黄金の球体の輪郭
なぞり辿り
反射しながら
水滴の連弾、
木霊スル光響となり

滲み出す この世の神性、

征服 ....
封筒のなかで
街をそだてる
来る日も来る日も
細かくしたえさを与えて

ある春に
耐えがたい眠気に襲われるまま
5年も、6年も
あるいは500年も眠ってしまった

春は何度もや ....
しずくはしずかに背中を叩・・・・・・く 
ずっと忘れていた 歌だっ・・・・・た
くにへは 帰らないと決め・・・・た
はるかむかしに 誓った声・・・を
しまい損ねた夢が 映すの・・か
ずる賢い ....
とうに終わったエピローグと
いまだ始まらないプロローグの
狭間に佇む

記憶はずっと仮縫いのまま
予感もずっと仮縫いのまま

だから
来たるべき時のための衣装も
ずっと仮縫いのまま
 ....
己の立場に満足してなさげな人がいる
方々にバカと言って回っている

何とも残念な
キャパの狭さなのだ

人間は賢いと言えるほどの何物も
持っていない

レスバになった場合
ただ強情 ....
春はあげもの♪︎と云いながら鯵フライと千切りキャベツを益子焼のお皿に盛り付けしているきみのギャグに突っ込まないでいたら、こうゆう時に、やうやう白くなりゆく、って枕草子をそらんじてほしいの .... ひたりきる
ひきもきらず
ひかりのなみ

 なんという巨きな
うねりひかり 、

 ひたすらに
 ひたりて
ひかりのなみに
 いなくなりはじめる
  このわたし

 次第に  ....
それはわかい、あまりに若かったころ
「まっちゃんはアスペ、アスペ」
よく友人がそう言って笑った

それは20年とか30年とか前のこと
アスペ、アスペって言葉が舞っていた、雪のように
それは ....
「おじさんはさあ
糖尿病が悪化してきて
働けないから
お金貸してくれない?
すぐ返すから」

そう言って
借りたお金を踏み倒した
おじさんは
山手線途中下車の旅
の動画生配信中に
 ....
あたりまえのことだけど
みんなに愛されていても
お金がなくて食うに困れば
幸せでも満足ではないよね

あなたのことだけど
お金があっても
誰からも愛されていない人は
満足でも幸せではな ....
気づいたら
私だけの公園であそぶ
誰もいなくて誰も来ないから
邪魔されない自由

反省と戯れる
止まらないブランコ 気持ち前後に振れて
おりてしまえば大したことはない

のぼ ....

それはただのミックスジュースだったのだけど、
形を失った果物に、また世界は混乱した、
それで笑ったんだ、
私は世界から切り離されていった、
それは単純な言葉によって、記述できないから、
 ....
ぴーすかぴぃい
うんにょい、うんにょい
ぷっぷっぷっ

お空の晴れ晴れ
体の冷え冷え

(今朝のコーヒーは只々ニガく)

うんにょい、うんにょい
やまいだれ 
だりぃからだ
た ....
人生を捻じ曲げる、
まっすぐに終わりへとむかう
ひどく短絡的な直線を
乱暴にぐいっ、と曲げる

きっと皆は、この僕が
まっすぐ進むと思っていただろうな
でも突然、進路を捻じ曲げたから
 ....
タマキン代表は
タマキンがでかいから
不倫ぐらいしないと
タマキンが爆発してしまうので
仕方ないと思います
駄目ならば

それでいい

ドン・キホーテのように

命を賭けて

突き進む
聞こえないふりっていうのは
聞こえてはいるってことだよね


都合が悪いから
うざったいから
どうでもいいから


聞こえているのに
聞いてはいない


右耳から入って左耳に ....
悲しみってやつがさ
また ぶり返してきたみたい
なんだかとってもダルくって
頭もズシンと痛くって


いつか君が教えてくれたあの唄を
口ずさんでみたくなって
思い出してみようとしてみた ....
一緒にいるだけでいい
通り過ぎる車のように
同じ景色を見ていくのなら

瞳の中には何があるでしょう
すれ違った日の涙も
遠ざかった日の踵も
 
あなたじゃなければ
受け止められない
 ....
海の深さが分からなくても
君のことは知りたいだなんて
胸の中は騒めいてる癖に
何も聞けないし
誰も消えないし
僕の代わりに沈黙が鳴いた

いつもは不快なはずの空白が
今日は心地よく開い ....
悲しいですね

人は誰でも独りで生まれ

独り死んでゆく

後ろ姿を追いかけても届かず

想い人が亡くなっても日々は変わらない


      ☆


楽しいですね

 ....
  ハロ~!
と声をかけられたらアホ~と言い返してやれ

          勲章を差し上げます。 要るか、ボケ! 
と言い顔を向けてやれ

                  きみた ....
ネオンの滲む街角で
ウオッカを飲み干し
潰れた夜

ぼくは路上の水溜まりで朝を迎えた

ネットの噂では
きみはいまでもピアノを弾いているらしい

解ろうとして解らなかったあの日
手 ....
取っ散らかった部屋を整理して
断捨離しようと片付けて
フリマアプリで売れるものを
区分けしていたら
自分のモチベーションが
この部屋を取っ散らかしていて
一番必要のないものだと気が付いて
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9946)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パッセンジャーズのうた(LoveMeTillDawn)- ひだかた ...自由詩525-3-23
外れた連結器- イオン自由詩2*25-3-23
ジュピターには何時に着くの?- TAT自由詩8*25-3-22
紙の雛- そらの珊 ...自由詩11*25-3-22
カップタワー- 唐草フウ自由詩7*25-3-22
春の糸- 本田憲嵩自由詩1825-3-21
静止_、イターナル・月光- ひだかた ...自由詩625-3-21
街をそだてる- はるな自由詩425-3-21
雫は静かに背中を叩く- ふるる自由詩5*25-3-21
衣_装__Ⅱ- 塔野夏子自由詩11*25-3-21
マウント不治- りゅうさ ...自由詩8*25-3-21
さくら_咲く_RUN- 阿ト理恵自由詩3*25-3-20
瞑目一刻- ひだかた ...自由詩6*25-3-20
『まっちゃんはアスペ』- 松岡宮自由詩5*25-3-20
いただきおじさん- 花形新次自由詩325-3-18
満足な不幸せ- イオン自由詩2*25-3-15
私の公園- 唐草フウ自由詩12*25-3-10
悪夢は私を感光しない- 由比良 ...自由詩5*25-3-7
どうだかどっこい- ひだかた ...自由詩5*25-2-24
- atsuchan69自由詩24*25-1-14
国民タマキン党- 花形新次自由詩324-11-11
五行歌_プライド- レタス自由詩8*24-9-17
常套句は「聞いてないよぉ」- 涙(ルイ ...自由詩324-8-24
唄を忘れた金糸雀と、笑いを忘れた道化師と- 涙(ルイ ...自由詩524-8-22
スクランブルハート- ミナト ...自由詩224-8-20
シフクノオト- ミナト ...自由詩424-6-11
五行歌_二首_- レタス自由詩8*24-5-28
日本人は礼儀正しいが腰を曲げすぎているのも事実だ- アラガイ ...自由詩9*24-5-16
五月の雨- レタス自由詩10*24-5-6
アキラメルカリ- イオン自由詩2*24-4-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332