殺風景な教室に
わたしの怒り

先生は多数決をとった

異分子には異分子の
言い分があることは
知っていたはずなのに

優等生のふりで
回避した戦争

擬装の平和に
気付いて ....
満月の昼間の姿薄っぺらい奥行きがあるように見えず

台風でイベント中止相次いで滝のように降る雨が痛い

心には響いてこない歌もある無名の歌手の良い歌探し

良いニュースあっても悪いニュース ....
闇市に西瓜を買いに出かけたよ

金脈が本物の黄金だとか噂話しで聞いたんだ

途中チンピラに追いかけ廻されては警官に発砲されたり

散々な眼にあったぞ* !あ、こんなところに…

板 ....
ひとりにつきいっこの
こわれやすくちいさな
構造物にはめこまれた
なのるなもないいのち
きみとぼくのはざまに
そびえたつこのせかい
 成就しなかったものがたりと云うものは、ふわふわとそこら辺をいつでも漂っているから、たとえばキミに、取り憑いたものがたりが突然始まることがあるわけさ。今朝だって、曲がり角でトーストを咥えた相撲部男子高 .... 愛され上手は死んだよ

真冬のベッドを飛び越えて

楽しみにしていた夏を目前に

穏やかな顔をして死んだよ


愛され上手は死んだよ

真冬の隙間をすり抜けて

苦手だった夏 ....
月の裏側を探して歩く
靴底と地面の
密接な関係を考え

石ころの下の
虫たちの暮らしに
思い巡らし

息を殺して
押し入れに隠れた
かくれんぼを思い出す

暗闇を浮遊する夢
 ....
 あれほど罵り合った間柄なのだが

 こうして休日、我々は

 ともにビールを飲みつつ

 肉ジャガを喰っている

 なるほど

 いちいち飲み方が気に入らない

 喰い方だっ ....
燃えよ哀しみよ
青い灼熱となって
我が人生を照らせ
燃えよ哀しみよ
青い稲妻となって
我が人生を照らせ
青い哀しみは
私の本質
誰のものでもない
青い灼熱は
必ず君の人生をも
照 ....
空気清浄機のノイズは俺の知らない言葉で果てしない詩を連ねていた、俺はそれをあまり信用していなかった、埃やカビやダニと一緒に、生きる理由まで吸い込んで排除しているようなそんな気がしたからだ、でもそん .... そそられるものを買って
開封動画を
動画サイトにあげることで
購入代金を回収する

高級品を買って
開封動画を
動画サイトにあげることで
購入代金を経費で落とす

しみったれた心を ....
景色はそれを必要としてる人の前にだけ現れる
それはいつの日か声の上に、言葉の上に
紙の上に落ちてくる
誰も書かなくなった詩を、誰かがまた書き始める
知っていましたか?
世界はもうすぐ微笑む準 ....
まことにここ最近は怠惰な日々を繰り返していた
それはつまり
失うものが多過ぎて得るものがない毎日だった

一日中ぼんやりとしてしまう時間に縛られて
生気をなくしていた

まるで木偶みたい ....
内緒話をした
聞こえるか
聞こえないか
小さな声で

感情の昂りや
精神の不安定
心臓が叫びたがっている

もう戻れないと知りながら
溢れた言葉を
拾い集めていた

きみが
 ....
麦わら帽子を頭に乗せると
水平線から陽が昇る
少しの風など相手にもせずに
そうやって高い場所を探した

空気が薄くなり
どんな言葉も丸くなる
天国の途中で
ビルの屋上に名前を置いたら
 ....
ひとつひとつ
よくみるとちがう
おおきなかたまり

くっついたり
はなれたりしながら
かたまりは
おおきくなる

かぞくとか
しゃかいとか
こっかとか
せかいとか
おおきさで ....
街がいつもと違う

桜が咲けばその魅力に
良い意味で飲み込まれていく

あなたと話す内容もピンクがかって
桜の優しさが染み込んでいる

風に飛ばされる花弁
風に飛ばされる桜の香り
 ....
銀行からの帰り道
少し夏の日のこと思い出して
一緒に帰ったよね
前後縦に並んで

預金残高が足りなくて
感情論で帳尻を合わせた
ショーウィンドウのテディベア
2人にしかわからない約束し ....
IMEがおかしくなりました

 時々、というか たんなる発作

やむなく初期化いたしました・

あすはうちの兄の誕生日です

40年前に亡くなった

父と同じ歳になります

 ....
思い立っても動けない
吉日じゃなくても
動かなきゃいけない
そんな日がある

アメーバのような移動でも
一歩のうちだから
重ねて行け重ねて行け

流されながら
刻んでいけば大丈 ....
私たちは今という瞬間に生きている

今という瞬間にしか生きられない

今という瞬間は常に死んでいく

私たちは今という瞬間に死んでいく

今という瞬間にしか死ねない

今という瞬間 ....
ブナの木にハトが2羽とまっている

ハトの木にブナが2羽とまっている

ブナとハトを入れ替えてやる

現実は

こんな風に入れ替えることはできない

文章にはそれができる

文 ....
花びらがアンテナだ
なんて
だれも気がつかないよね


花たちがざわめく

よく見れば
パラボラアンテナに

にているのが
わかるだろうに


世界の鼓動も
宇宙のハー ....
悲しみを抽象的にした言葉



ノリノリで私は駄菓子を食べている



本来の未来が見本でやって来た



句点の先にある空を見つめてる。
積年

酒席
記憶の旅

約束の地
夜は何も思うこともなくエンタメは途絶えていたのだろうか
昔歩いたバンコクの道と そして
遠かったのは近そうに思えたはずの僕のホテルだ
そこにいた ファーストフード店の夜更けの誰もいない席の
黄 ....
あんな、人が死ぬって全然きれいやないねんで、じいさんの葬式でも、ばあちゃんの葬式でも、どっちでも思ったんやけど、棺の中のご遺体をじーっと見てたらな、蝋人形みたいで、魂がないと人間ってこんな薄いっちゅう ....   犬


朝の静けさの中で
犬が吠えている
すべてに届くように

昼のざわめきの中で
犬が吠えている
君だけに届くように

夜のささやきの中で
犬が吠えている
すべてを打ち ....
あの人は日記のような詩を書く
あなたは詩のような会話をする
その人と会話のように目配せる
かの人の目のような月が笑って
あの人たちは笑いながら消えて
私たちは消えるような息遣いで
そうして ....
浮かんでは消えていく
あの微笑みが
胸の真ん中を
射抜かないように
ぼやけて残る

マグカップに注いだコーヒーが
光を遮るから
僕等は昼も夜も
同じくらい好きだ

見上げれば夜桜 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9835)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
3年2組- TwoRivers自由詩7*21-3-29
満月- 夏川ゆう短歌621-3-29
__(___)__西瓜- アラガイ ...自由詩8*21-3-29
世界- 入間しゅ ...自由詩721-3-29
- 墨晶自由詩2*21-3-29
愛され上手は死んだよ- 中村 く ...自由詩221-3-29
- 入間しゅ ...自由詩521-3-28
馬鹿ども- 墨晶自由詩2*21-3-28
燃えよ- 渡辺亘自由詩121-3-28
RESURRECTION- ホロウ・ ...自由詩2*21-3-28
開封動画- イオン自由詩1*21-3-28
心電図- 妻咲邦香自由詩4*21-3-28
それから- こたきひ ...自由詩321-3-28
本音と建前- 入間しゅ ...自由詩321-3-27
ヘヴン- ミナト ...自由詩321-3-27
群れ- 入間しゅ ...自由詩321-3-27
桜並木- 夏川ゆう自由詩221-3-27
帰り道- 妻咲邦香自由詩5*21-3-27
初期化できればいいのにな- ナンモナ ...自由詩3*21-3-26
思い立てない日もあるさ- 木葉 揺自由詩121-3-26
今という瞬間- 宣井龍人自由詩5*21-3-26
文章になりたい- 道草次郎自由詩521-3-26
花たちが聴く銀河の便り- st自由詩621-3-26
点る- 水宮うみ川柳2*21-3-26
同窓会- ヨロシク自由詩121-3-26
甘味と袋- 番田 自由詩121-3-26
死んでないもん- 入間しゅ ...自由詩321-3-25
デッサン- 空丸自由詩1821-3-25
さくらはさくら、で- AB(な ...自由詩12*21-3-25
日々の泡- ミナト ...自由詩5*21-3-25

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