大きな鍋にカレーを作る
一日目
仕事前にカレー
昼に持参カレー弁当
夜寝る前に腹一杯カレー
二日目
仕事前にカレー
昼に持参カレー弁当
夜寝る前に腹一杯カレー
三日目
仕事前にカレ ....
保険効くのか聴いてから帝王切開 優しい乖離を抱きしめている空白の午前、見開いた眼の充血はすでに失われたかけがえのないものに照準を合わせ、ショート気味の脳細胞が認識するものは片手で足りる理由だけだった、窓の外には希望を .... 午前零時の開幕のベルは
眠りについた歌声を呼び起こした
まっさらで直撃なエコー
それは肉体が要らなくなったせい


5ピースのバンドと
クラッカーのビートに乗りながら
 ....
雪はライトに照らされて

数千万の点の直線になる

雨よりストップモーションで

風より自由はないようで

そんな光景を外に置きながら

ひとり畳のうえでうたた寝をする


 ....

H:「もっと前に,きみに出会ってたらどうだっただろう,って考えてたんだ」
S:「もっとステキだったかも知れないし,もっとつまんなかったかも知れない」
H:「プラスマイナス…ゼロ…」
S:「 ....
ビル風がないている
5階17号室の伝説
−入室した患者は寛解する−
突き刺さる2月の夕陽

あとどのくらい…?
18号室の質問に
科学者の仮面で答える
3ヶ月≦x≦6ヶ月

藁 ....
娘の家が
我が家の居間に出来た
中国製のコート段ボールの切妻の家
白い壁にはクレヨンで好きな絵を描いた
飾りだが煙突もある
塞がっているから狼は入れない
ひょうたんライトを灯せば中は別世界 ....
初めておじいちゃんの写真を見た
そこにはまだ若い両親と
僕より10っこ年上のねーちゃんが
丸々した赤ちゃんで
おじいちゃんを囲む様にして
撮られた1枚だった
45年前の白黒写真
その時す ....
キツネうどん

体が疲れた時は
キツネうどんを食べるがよい
関西のキツネはねー
甘味がするでよねー
つるつると入ってゆく

キツネうどんはねー
大阪がよい
夫婦善哉のねー
 ....
この一瞬に 私の命をどうか 吹き込んで下さい
神様•••

夢や希望を リアルと呼べない虚しさを
笑う人がいる

悔しくて 叫びたい気持ち 嗚呼!
 ....
ネット詩人とバカ親は
恥ずかしいことを
臆面もなく出来るという点で
似たところが多い
そのひとつがキラキラネームだ
てめえは気に入って付けてんのかも知れないが
宝塚の月組じゃねえんだよ
 ....
  

異国の少女の瞳のよう 青く澄み
だが雲はお構いなしに夢の中の鰐だ

純白に生れ落ち
気まぐれな冬の微笑みにほだされる
だが夜には冷たくあしらわれ 
朝には固く汚れた肢体を通りに ....
好きになってくれる人を好きになりたい ◎検閲例:その1

戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対
戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対
戦争反対 戦 ....
服を着替えるように
自分を着替えて
いつもとちがう
うつくしいすがたで
あなたの言葉をなくしたい
なにもいえないくらい
目だけに主張して
わたしの
すっきりさせたいかなしみ
伝わると ....
眠りは死の子ども
一日一日
気づかないうちに大きくなって
やがてぼくと等身大になると
目覚めることがなくなるのだろう

いつその日が来るかわからない
いつそうなってもいいという
準 ....
ゴメンで済む社会にして警察をなくします 消耗品リストを
作成しました
エクセルで

ボールペン
メモ帳
コピー用紙
ホチキスの針

ふと
私は手を止めて

愛は
消耗品ですか

ボールペンも
コピー用紙も
 ....
お母さんが少女になった 
僕は大人になった
庭に種を植えよう
お母さんの好きな向日葵が
今年の夏に咲くように
沢山沢山植えよう
種が沢山落ちて
再来年にはきっともっともっと咲くから
二 ....
記憶にはもう無い日々が朝焼けの目眩の底に浮かんで消えた 悲しい気持ちの帰り道
疲れた歌のサビのとこ
あなたに言われたようだった

小さくなってしまったと
遠くの夕陽が歌ってる

爪のあいだの蜜柑のかけらが
沈みかけてる太陽みたい

八百 ....
すでに女子じゃないから助詞会ひらき

へとからでよりのにとやらかなりだの

一、一、いきつくさき正の位置について

角ばった字裏のドブ川ながしましょ

あしもとにほしぼしのな ....
むかし 納屋の整理をした折
古箪笥の引き出しを開けると
中が炊きたての赤飯でいっぱいだったことがある
春の川でとれた蟹の甲羅を剥ぐと
どの蟹にも赤飯がぎっしり詰まっていたこともある
それから ....
 すこし混む電車の中
 イヤホンから囁いてくる音楽
 あのひとも 立っているあのひとも 違った音に
 こっそり囁かれている
 快速急行は両窓の景色と景色を
 後ろへ後ろへ ....
ちいさなちいさなしあわせを味わう
紙コップで飲むコーヒーのような
てのひらで包めるあたたかさは
確かにここにあることを知らせる

だれもがちいさなぬくもりをほしがるけど
簡単にその手を差し ....
夕日が沈むよ
きょうが死ににゆくよ
西が自分の墓場だと
ちゃんと知っているんだね

私には自分がわからない
舵取りもできない
そしていつかはこのまま
失ったまま終わるのだろうか

 ....
人は、自分の欠点を的確に言い表した言葉を
浴びせられると
頭にきて、暴力を振るいたくなるものだ
例えば、デブに対するデブがそうであり
ブスに対するブス、バカに対するバカがそうだ
ちなみに私な ....
それについては因縁がある
なにせ前世の仇だから

うららかな冬の日
わたしはそいつを探して山にきた
皮をなめして枕にしてやろうと思ったのだ
鉄砲をかかえ 神社の脇を通った時
昼寝している ....
狂騒が染み込んだ脳髄の記憶の配列は
鬱蒼とした森の中で覗く太陽に似て
俺は猛毒を含んだように忙しない
新しい何事かをこうして記そうとする度に
滑落した昨日が執拗に裁断されて ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カレー中毒者- こいち自由詩2*14-2-11
保険効くのか聴いてから帝王切開- 北大路京 ...自由詩6*14-2-11
産まれた理由は還るべきところへ向かう- ホロウ・ ...自由詩2*14-2-11
骨を抱く- ホロウ・ ...自由詩3*14-2-9
雪の光景- 吉岡ペペ ...自由詩814-2-8
運河の夜- 藤原絵理 ...散文(批評 ...1*14-2-5
ジンクス- 藤原絵理 ...自由詩4*14-2-5
仮宿- 大村 浩 ...自由詩714-2-5
45年前の白黒写真- こいち自由詩314-2-5
キツネうどん- 生田 稔自由詩714-2-4
強がりな命- シズクに ...自由詩2*14-2-2
ネット詩人とバカ親- 花形新次自由詩314-2-2
冬晴れの陰影- ただのみ ...自由詩22*14-2-2
好きになってくれる人を好きになりたい- 北大路京 ...自由詩514-2-2
20分後の未来- 自由詩2+*14-2-1
中表- はなもと ...自由詩2*14-2-1
眠りは死の子どもである- 殿岡秀秋自由詩914-2-1
ゴメンで済む社会にして警察をなくします- 北大路京 ...自由詩614-2-1
消耗品- umineko自由詩11*14-2-1
お母さんと僕- こいち自由詩414-1-31
記憶にはもう- 駒沢優希短歌314-1-31
みかん- うみこ自由詩6*14-1-30
それはそれとして、 - 阿ト理恵俳句5*14-1-30
赤飯三題- 春日線香自由詩514-1-29
キミも_ともだち。- ヨルノテ ...自由詩714-1-28
紙コップの中の風- 朧月自由詩314-1-28
空には星が- もっぷ自由詩914-1-28
誰も言わない- 花形新次自由詩214-1-27
むじな- 春日線香自由詩314-1-27
そして最後に置かれた死のかたちは揺れるようにもがき続けるだろ ...- ホロウ・ ...自由詩2*14-1-26

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