今日は葬儀告別式に参列する
兄が今週亡くなった
姉から電話があった

丁度妻とスーパーマーケットで
買い物してる最中の訃報だった

驚きはなかった
事前に
すでに余命はほぼなくなって ....
今朝干した洗濯物が突風に煽られて
木漏れ日みたいに薄暗い部屋を照らした。

胡座をかいた膝の上で
喉を鳴らして乳を飲む子どもの
丸い額を撫でて
彼女の伏せた睫毛の先が
枝分かれして白く光 ....
ワンルームマンションに独り月氷る

夜寒さのなかで飲む水割り焼酎

沈黙を白く照らして冬の月

月光に抱かれ眠る子等の夢
愛を囁こうとしている

触れ
感じ
唄う



愛を確かめ合おうとしている

さあ
早く
戸惑わず



 ....
夜は虚ろなくらげ模様
太古の姿に後退し
触手で宇宙と交歓する
共感したり反感したり
寄り添ったり離れたり
形象渦巻く意識の中を
ふわふわふわふわ渡ってゆく

(表象意識は鈍くなり
わ ....
京急のね
蒲田、平和島あたり通るころ
富士山が見える時があんのよ
そしたら何でもない車内で
あぁってじんわり沁みてくる
それが沁みてくんの

朝はもう乗ってるだけで
鬱になりそうなと ....
あのときの写真みたいに笑いたい



僕はぼくの町を見ないで歩いてる



風に掻き消されても良かった言葉



月が居る 脳とか服の左側



この淡い色をそのま ....
がしゃん

家の中に、観葉植物の土をこぼしたら、よごれてしまう
フローリングの板に、チョコレートを砕いたみたいな土が、散らばっている
もしそれが、ほんの少し離れた、壁を挟んでむこう側にある、お ....
陽が眩しいなぁ
耳を澄ましても生活音と遠くの車の音



ねぇ、そこで丸まってないで
少しは何かしたら?

あぁそうだな
一之瀬さんもそう言うしな



おもむろに窓を開け
 ....
ハシ
1膳

タオル
1本

茶碗
1つ

歯ブラシ
2本
地震に火山に台風に飢饉
いつでもやられてばかりの我が国日本
そんな中のこんな小さな村じゃ
働けない子は育てられぬよ
みんな明日の食べ物を得るため
狩りをし漁をし田畑を耕す
誰もが働かなけれ ....
夜が深まっていく
連絡がつかない、繋がらない
隣室からコツコツと壁を打つ音、間欠的に
遠くの森を手繋ぎ歩いた愛娘は
青春を謳歌しているだろうか、今頃

夜が深まっていく
オレンジジュース ....
暇を持て余すとすぐに
ポケットに手を突っ込んで
なにか探してるみたいに焦った顔をする
君ってやつは最悪の人種だ

どうしたんだ
ホコリでも集めて昼飯にするつもりか?
二人でいるときに ....
幸福を手にいれたい

しあわせばかり欲しがってどうするのさ

まだわからないのかな
しあわせとふしあわせはセットになってるんだぜ

チケット二枚で一組さ
もちろん
その組み合わせは人 ....
 a nuts head plays music and poem

 与えられた奇蹟のなかで互いの不出来を突き合う みながみな見えない軛に支えられて生きるのは テレビジョンの磔刑、そしてイン ....
  *
 
焦点を合わそうとすると
それはするりと逃れる
焦点を外すと
それはにゅっと姿を現す

言い知れぬ予感
異様な雰囲気

永遠の兆候は在るだろうか?
永遠の刻印は響くだろ ....
胃の中で 
溺れそうな
ブラックコーヒーは
鉄の味がした

ゆっくりと身体を貫く
孤独とはこの位
冷たい雨だから
激しくならないように
静かに
飲み干すんだ

底のない海で
 ....
物心 コップの水が有限のようにも無限のようにも思った。



音なしで大人しいけど画面から騒々しさは想像できる。



歩くたび無数の宇宙を踏みつぶしている気がして、靴底の黒。
 ....
あなたみたいにゆっくり生きられたなら
そう呟きながら
その細い指先摘まんで額に押し当てる
ひんやりとした感触が
あなたの優しさなんだとわかる

私の指はどうやら幸せを掴むためじゃないみたい ....
私には特別な血は流れていなかった

私は勝負事にはつねに負けた

私はいつも同じ仲間とつるんだりはしなかった

私はなぐったりなぐられたり、殺したり殺されたりはしなかった

私 ....
         - Das Schloss

 ある朝のこと。洗面台の鏡に黄緑色の蜘蛛が一匹、じっと自らを見つめるように、毛髪のような細い長い脚を開いて留まっていた。蓬髪の男はそれを見ながら歯を ....
僕は誰もいない部屋の中にいる
そして上流から流されてきていたいくつもの流木を思い浮かべている
僕は アパートの一室で
昔住んでいた街の風景を見ようとしていた


そして かつて思い描いてい ....
最寄り駅から電車に乗って
その朝妻と二人で東京ヘでかけた
各駅止まりの普通電車さ

いそいでいた訳じゃない
たいした用事でもなかった

遊びがてらに銀座まで宝籤を買いに行ったんだよ
も ....
さよなら兄弟 俺は生きるぞ
君らの分まで 俺がナンバーワン
子宮のベッドは 空きが一人さ
俺が行くんだ 長いトンネルを抜けて

エンブリヨ・ブラザーナンバーワン
お別れだ みんなによろしく ....
一つの生をたずさえて
一つの詩をたずさえて
赤ん坊から老人マデ
寄り道しながら
僕は行く

)今は何もせずぼうとして
)うねる夏の光を夢見ながら
)美しく深まっていく世界を信じ

 ....
すごく素敵なリアクションの持ち主
フライドチキンは譲りたいからいつも三本買った

どこにも行けない場所なんて無い
それを確かめる為だけに深夜の国道をぶっ飛ばしたね

んでプレヴェールが少し ....
たとえば
現世から来世にかかる橋があったとして
三途の川はその下をゆうぜんと流れるのか

馬鹿言うなよ
俺は生まれ変わりなんて信じてないぜ
あんたは信じてるのか
信じたいのかよ

生 ....
それは無邪気と政術の混合物、
多くの躯があなたを呼ばう、

聞こえるか、
聞こえるか、

その声を聞く日、
あなたは戦き震えることになるだろう

それまで歌え、歌え、

そう歌う ....
煤け、捻れ、特に堪え切れぬことなどないのに、やり切れぬ思いで、真実同士が食い違い、どこにも落とす場所がない、こちらはあればかり見て、あちらはこればかり見る、交わらないことの為に牙を剥き出しにする、 .... 空を見た
いつも見てるが同じでない

当たり前だし普通のこと


山を見た
変わらぬ姿と思いきや

当たり前だし普通のこと


心とて万象のひとつ
早鐘打つもたゆたうも

 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9946)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲しみに- こたきひ ...自由詩321-1-30
ある平日の昼下がり- 愛心自由詩121-1-30
冬月夜- ひだかた ...俳句521-1-29
そのとき____君ならずとも____・・・___・・・- 二宮和樹自由詩121-1-29
幻視くらげ2_夢我- ひだかた ...自由詩521-1-29
富士見- AB(な ...自由詩621-1-29
月の裏側にある詩がほしいね- 水宮うみ川柳5*21-1-29
【自然】- a i自由詩2*21-1-29
よさホイのホイ- 二宮和樹自由詩221-1-29
寂寥- ヨロシク自由詩121-1-29
サンバがキュ- 紀ノ川つ ...自由詩121-1-28
繋がらない夜- ひだかた ...自由詩721-1-28
もう一度むすぶ、その後もう一度ほどく- 竜門勇気自由詩1*21-1-28
しあわせを運ぶ荷車- こたきひ ...自由詩221-1-28
詩劇- 中田満帆自由詩521-1-27
詩的認識ロンのために2- ひだかた ...自由詩421-1-27
壊れた日常- ミナト ...自由詩321-1-27
手紙が飛んだこと。- 水宮うみ短歌6*21-1-27
ペイスリー- 妻咲邦香自由詩9*21-1-27
少年ジャンプ- 六九郎自由詩1*21-1-27
- 墨晶散文(批評 ...1*21-1-27
流木を見た街- 番田 自由詩321-1-27
最寄り駅から電車に乗って- こたきひ ...自由詩721-1-27
エンブリヨ・ブラザーナンバーワン- 紀ノ川つ ...自由詩421-1-26
一つの生を、一つの詩を- ひだかた ...自由詩621-1-26
フライドチキンの季節- 道草次郎自由詩3*21-1-26
現代から来世にかかる橋の上で- こたきひ ...自由詩421-1-26
躯の声を聞く日まで- 酔横自由詩2*21-1-26
好きに羽ばたけばいい、こんな時間じゃ誰も見ていない- ホロウ・ ...自由詩2*21-1-25
地に映え、燃えよ魂- 二宮和樹自由詩221-1-25

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