毎日の安らぎのひととき

熱さが肝心

やかんの蓋がはねるぐらいまで待って

コーヒー大さじ二杯

砂糖大さじ一杯半

マグカップにお湯がはねるぐらいの勢いで注ぎこむ

そこへ ....
ベランダから部屋へもどってくると
なんか照明がばたばた言っている
ぎょっとして上をみると
一匹のトンボが照明に羽をぶつけてばたばたやっているのだ

ぼくはほっとした
ああ トンボね き ....
{引用=ただ
青いだけじゃなかった

あの頃の空に心は
どこまでも焦がれていて
その日差しよりもはるかに
まぶしく映っていた

誰だって一日空を見上げない日はあるって
あなたはやっぱ ....
ぼくを痛めつけるのなら

もう無理だよ

たとえ間に合わなくても

たぶん間に合わないだろうけど


あなたの幸福を考えるのが

うれしくて楽しいんだ

そのくらいの自由
 ....
昨日という忘れ物を探して僕は行く先を見失ってしまった 。

みつからない理由が思い出されるのは砂浜かも知れないと海へ向かう 。

干からびた岩場の上に白い鷺は羽を休め、若い母と子が浜辺で ....
雨の日はビー玉に

世界を映して覗き見た。

このビー玉をくれたのは知らないおじさんで

両手に溢れるほどの色とりどりのビー玉をくれた。

雨の日は透明。

夕暮れは橙 ....
今日も風に吹かれながら歩いていく
思うことが人に伝わったならと思っている、
流行がやってきては過ぎていくこの街で、
どこに向かうというわけでもない
毎日のように牛丼を胃に流し込む生活だ ....
蒼白い頬が好き。と言ったら気味悪がってそのあと一度も連絡が取れなくなった子もいたしなんでか食事を抜き始めてばかみたいに痩せてみたりしたひともいた。いろんなひとがいた。でもみんなどこかへ行ってしまった。 .... 特別養護老人ホームで
夜勤のアルバイトをしている

夜勤明けに施設の門を潜ると
男子高校生が
度胸試しに
施設から出たゴミ袋
すなわち
うんこ山盛り袋にタッチしていた

元気な俺な ....
制服は重かった
着る理由も教えられないまま
私たちはだれもが脱げなかった

なにかというと並ばされた
振り向いて
目があうことがこわくて
ホントウノコトがほしくてたまらなかった

大 ....
台風という言葉はわたしをなつかしい気持ちにさせる。と思って、でも、よくよく考えたら、わたしは非常に多くの言葉になつかしい気持ちにさせられる。たとえば読書、と聞いても、小学生の休み時間のほとんどを過 .... きっと と
呟いてから

たぶん と
言いなおす

なんて曖昧な未来に
託すものは遥かに大きくて
そのために何かしら
/dekirukotoha nanndesuka?

言葉っ ....
雨の夜に思う 秋の初めの未だ残る緑の葉

鋭く細長い葉を纏った 細長き胴の先

風に振り乱だされる 白髪が如き穂

星も月も無く 徒に寂しく暗い野で

薄よ お前は そぼ降る雨に打たれ ....
きっと誰もが 心の一番奥に
他人にはくだらないものに見えるけれども
自分にとってはかけがえのない宝物のように大切な部分を持っていると思う

ぼくは それを捨ててしまえとは言わないよ 言えない
 ....
サンデーバザールのあと
あらしが何度か通りすぎ
片腕の乞食が食いっぱぐれ
捨て猫みたいに骨と皮だけになって


水気で頬をいっぱいに膨らませた雲は
策略的なハンターの目つ ....
あるところに
色を嫌うレンズがあった

それが愛したのは形
そして光と影の
バランスだけ



そのレンズを通して見ると
総ての花が おしゃべりをやめた

春の日差しの ....
長袖ビュンビュン

半袖ぴゅんぴゅん

お洒落じゃないから同じような柄ばかりの

シャツたち

ズボンもこれからの季節はずっと

うねうねコーデュロイを色違い二本

これから寒 ....
雨がふるので
膝を立てて
まがった指で
生理用品をつけかえる

角に立っている男たちが花売りを罵倒している

走り抜ける街の多さ
どれだけ降っても
給水塔はふやけない

雨が ....
アリエッティににてるから好きって

きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。

わたしはこびとじゃないわって
いうと

きみはこいびとだよっていって

かみをくしゃくし ....
人は壁にぶつかると迷う


そんな時、ほんの少しの勇気があればできるのになんでだろうなぁ

そう思いながら歩く
AOE?に出てきた巨大投石器には、バッド ネイバーという名前がついていた。おそらく、何らかの故事にちなむ名称だと思われる。だが、普通に考えても、自宅の横に巨大投石器を構えた宅があって、それが自宅に向け .... 理性的なものと感性的なものとは、インタラクティブな関係にありうるものと考えられるが、伝統的には、感性は理性の下位にあって、理性に従属すべきものと考えられてきた。意識と無意識もまた、同様の関係にあるもの .... もくもくと

香ばしい

秋刀魚の焼く匂い

くんくんと

昨日の秋刀魚は美味しかったねぇと

家族が昨日の夕飯楽しそう

もう秋だね

うんそうだね

優しい匂いが私 ....
おりかたがわからないんですと云ったあとの沈黙はこころを動かし

剥き出しヌードなことばは
ふたりのあいだに壁をつくり

今夜うさぎだからって
はげしくなついてなめたものは殻

問いは訪い、 ....
嫁さんと周に駅まで送ってもらい 
仙台行きの新幹線に乗る前 
待合室で一人になって、はじめて 
(今日で周は一歳か)という 
思いがじわり・・・と胸に広がった 

毎日嫁さんのやりくりで  ....
カウンターのまえに生簀がある
生簀のうしろで二人の板前が
包丁を手にして僕たちの注文を待っている

弟と〈活定食〉というものを頼んだら
すかさず板前が網を持ち出して
生簀から魚を二匹すくっ ....
コスモスが道をふさぐ
迷っている私をみすかすように
濡れたコスモスが
ふれて冷たい

いかなくちゃ
そうおもうときほど
いかなくてすむ方法を
想ったりする

大人になるって
迷わ ....
朝起きたら
おもいのほか寒かったのです
肩がひんやりします
すっかり秋ですね
早起きしても
ひぐらしの声はどこにもありません

朝起きたら
寝違えていたのです
眠りながら何かを間違う ....
それぞれの許されない世界は
こまるかもしれない

パートのないオーケストラは
ハーモニーを奏でない

ぼくは遇いたくない人間にはあいたくないと
思っている動物

話したくないのはぼく ....
私の握った寿司です。
シャリの大きさが
まちまちで
サビがききすぎです。

サビ抜き希望の人は
おっしゃって下さい。
ネタはデカイです。
一応柵を削ぎ切りできます。

食中毒は起こした
事がありません ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
インスタントコーヒー牛乳- 灰泥軽茶自由詩10*12-9-27
遭遇戦- 多木元  ...自由詩4+12-9-27
「夏空」- ベンジャ ...自由詩5*12-9-27
たぶん愛なら- 吉岡ペペ ...自由詩312-9-26
&_bottle- アラガイ ...自由詩13*12-9-26
ビー玉- 永乃ゆち自由詩13+*12-9-26
もうやめなさい- 番田 自由詩412-9-26
詩なんてかきたくなかった- はるな散文(批評 ...612-9-26
うんこ- 一 二自由詩27+*12-9-26
秋の校舎- 朧月自由詩912-9-25
台風のこと- はるな散文(批評 ...112-9-25
「遠くまでつづいてる」- ベンジャ ...自由詩212-9-25
初秋- ドクダミ ...自由詩512-9-25
たいせつ- 多木元  ...自由詩112-9-25
街角で簡潔に詰め込んだ食事のあとで- ホロウ・ ...自由詩7*12-9-25
色を嫌うレンズ- まーつん自由詩10*12-9-25
ころもがえ- 灰泥軽茶自由詩9*12-9-25
給水塔はふやけない- はるな自由詩412-9-25
きみ、ジブリがそんなに好きなの- 阿ト理恵自由詩12*12-9-24
ほんの少し- スマイル ...自由詩212-9-24
バッド_ネイバー- 6自由詩112-9-24
文学メモ- るか散文(批評 ...112-9-24
もう秋だね- 灰泥軽茶自由詩6*12-9-24
あした- 阿ト理恵自由詩4*12-9-24
約束_- 服部 剛自由詩612-9-23
活きた魚の眼- 佐々木青自由詩5+12-9-23
雨とコスモス- 朧月自由詩912-9-23
なで肩の運勢- そらの珊 ...自由詩17*12-9-23
とぐろのなまえ- 梅昆布茶自由詩912-9-23
こんばんは- ペポパン ...携帯写真+ ...4*12-9-23

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