それでも理想はある
kauzak

想像できるだろうか
市民生活の中に拳銃が溢れ
拳銃廃絶は絵空事と思われる世界を

想像できるだろうか
拳銃の所持規制に対して
拳銃を所持する権利を
真剣に主張する人がいる世界を

想像できるだろうか
それは自分達が一番近しい隣人
と思っている国の現実であることを

人々の生活の中に
どれだけ広く根付いているか
それが理想を絵空事にするか否かの
分かれ道であることを

想像してごらん

僕らが思う正義の脆弱さを
それでも譲れない理想はあることを


自由詩 それでも理想はある Copyright kauzak 2013-05-21 23:54:55
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