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実り豊かな太陽の甲に暖められて
生まれた

あなたは はねずいろ

ひんやりと夜の谷間に命

ひとつの為に皆が慈愛を引いた
その手をさらさらと泳がせそよぐ大地の水が
瞬きになる 星の ....
結露が零れて
四季を忘れていたことを
思い出す
煮詰まった思考から直視しか
成らない耳鳴りのように

雑音のろ過を辿る ハッと思い出す太陽からの
折鶴 息の白さ

師走に敷かれ ....
弦の張りの上を歩いていた
打楽器の膜の上でトランポリンをするかのように

耳に住んでいた心が旅から戻ってきた
弦の張りでビンタされたみたいに
目が醒めたよ
いつでも
裏切らないね 音楽っ ....
 貴女滑稽で妖しい

 またこんな季節が巡ってきた
 名月を仰ぐ野分の風も乏しく
 焦がれる余裕もなく 
 日常に背中を押され
 されど視覚からのニュースで

 滑稽で妖しい貴 ....
枠にはまる
美しい枠に沿って色づけを指紋と共に

 印 証明 サイン

枠にはまる
屋根や壁のように 時には翼なしにはみ出しても

 波紋に導かれ 枠に戻る

枠にはまらな ....
嬉しい嬉しいと動き回って 一時逆子になった君
この前2100グラム 少し大きめと

きっと愛情過多ね 今から親馬鹿ね 

嬉しい嬉しいと動き回って そんなに嬉しいの?
同じくらい嬉しいよ
 ....
風の波 月の気配に振り返る 背中だけでいい 照らすのは 今は
刺激されたくない 放っておいて

 岐路を創り出している 闇雲に促され 足取りに無駄にGがかかる
 冷たい退屈を踏み潰す 記憶にな ....
うりずんを引き伸ばしたような 潤いに手が届かない
密かにささやかさを歩かす 琉球の秋

和心を仄かに潜る紅葉は ダイバー達が潜る珊瑚礁
汗の止まらない蒼穹に 優しげな瞳を投げる 琉球の秋

 ....
 爺や!ねえ聞いて!例のブーツ再入荷ってよ

 凄くない?まるで姫子の為に地球が回ってるみたいね

 目まぐるしくってよ フフフッ(飴玉ほっぺにあるよ)

  師走前には走って届け ....
すっかり清んで 凛狂う程の秋
前季の情熱とは レンズ反射角度の遠い 愁いを燃やす 木枯し未満

縁をなぞる歩み方に枯葉は 愁い糧に 凛狂う
切ないでは治まらない趣が徐に 清んでくる 到来

 ....
私のムートンブーツ ミント色の

三日悩んでいるうちに 完売だなんて

完全甘かったわ

寝込んでしまいそうなくらいの トホホな溜息

爺や! 爺や!姫子のミント色のムートンブーツ な ....
雨が止んだら 
この小さな島を出よう

雨が止んだら
引き潮の今 この瞬間から 過去の陸を心で強く強くするんだ

雨が止んだら
娘の湿った日記を もう涙で湿らすことのないよう 前へ前へ進 ....
温度の温もり 生きた風の羽衣
瞳に見ることができれば 幸せのインプットを世界中に植えて

アウトップトのアドバルーンが温度の溢れる風に揺れる

光景が光輝く 言葉通りに自転する


  ....
玄米の歯ごたえが かすかな非凡を生む
それでも昼寝をし 覚えていない夢に脳の神経を疑う

春の特番を拾えるものだけ 目を通す
心の表皮だけを滑り 忘れる内容
それでも明かりを灯すテレビ 凡の ....
靴下一日一足

一旦帰宅し脱いでも またそれを履く

靴下一日一足

不思議な私の掟

 今日の靴下レースのエリザベス ズボンで隠れる乙女の秘密
 そう 赤い透けるランジェリーと同じ ....
雪の結晶が晴れた空に浮かんで見える
手を合わせたいくらいだ

結晶ほどの重さに すぐ溶け出す定めにも幸せと感謝を
捧げたい

 嬉し泣きで泣きっぱなしの世の中になればいい

そんな雪綿 ....
動けばプラスにもマイナスにも成る
マイナスをかき消す爪が欲しい

私が動けばプラスにもマイナスにも巻き込んでしまう
プラスを描く賢者の杖で 魔法をかけたいあの人に

味方になって欲しい さ ....
死ぬまでに 鳴らしたい響かせがある
きっと きっと 誰しもに

私はまだ受け取っていない 
私だけのギフト

 本当に欲する欲ではないギフト
 的がずれているのか 天を片目で見開く

 ....
耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ

瞬間の持続 幸あふる

気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ

刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく
 ....
耳が三角なだけで かわいい
縁あって飼い猫も 道端でひょっこり見つめる猫も

一方的な私の挨拶に 光速凝視永遠のシカトでも かわいい

 時にトラなる事もあるけれど かわいい
 内出血の私 ....
鵜飼千代子さんの朝焼彩茜色さんおすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はねずいろ- 朝焼彩茜 ...自由詩918-12-13
結露が零れて- 朝焼彩茜 ...自由詩11*18-12-9
親愛なる弦- 朝焼彩茜 ...自由詩1118-2-28
貴女滑稽で妖しい- 朝焼彩茜 ...自由詩9*16-9-16
ふつうにこがれるこのごろ- 朝焼彩茜 ...自由詩1215-10-15
母性本能- 朝焼彩茜 ...自由詩17*14-4-25
月気配道標- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-9-7
琉球の秋_第二章- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-7
爺やと姫子の例の色- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-9-5
崇拝の秋- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-5
爺やと姫子のミント色- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-26
雨が止んだら_(椎名_誠より続編・敬意を込め)- 朝焼彩茜 ...自由詩713-7-1
幸で待ち合わせ- 朝焼彩茜 ...自由詩413-5-2
玄米- 朝焼彩茜 ...自由詩14*13-4-8
靴下のサマンサ- 朝焼彩茜 ...自由詩1013-3-9
透ける雪- 朝焼彩茜 ...自由詩813-1-14
砂浜での決断- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-13
未知のギフト- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-10
幸あふる- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-9
三角の耳- 朝焼彩茜 ...自由詩1012-12-28

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