はるのこえ
灰泥軽茶

窓をあけると風が気持ちいい

晴れてはいないけれど清々しい

鮮やかなコンクリートには

空の模様が映しだされている

どこからか子供の声

くるくる舞っている

駆けだしていく声

ぴゅいいと忘れた頃にまた聴こえてくる

何かひっくりかえした音に

楽しそうな声が湧いてくる


自由詩 はるのこえ Copyright 灰泥軽茶 2013-04-07 13:35:47
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