暇だし、日曜だし、外出するのも億劫なので、趣味について書いてみようかと思う。
 ゛お前の趣味なんて、誰が知りたがるんだ? ゛と思ったそこのあなた。侮ってはいけない。僕にだって興味を持ってくれる第三 ....
少しきしむ階段をのぼれば きみの部屋

端から二番目…


ミントの煙草の匂いをまとった 気まぐれな人だった


手を離すと どこかへ いつのまにか

消えてしまいそうで

い ....
遊びってものをわたしゃ
ほとんど経験ないんだよね、これが
今だって、真面目に
考えようとしてるし

義務じゃなくただ楽しいこと
リアルじゃなく目的がない
ルールがあってもその場限り
有 ....
ひとつ ひとつの
哀しみと

ひとつ ひとつの
喜びを

透明の結晶にして

華のように
星のように

この躯に降り注げ

言葉にならないコトバを
小さく折り畳んで
胸の ....
雪が降るね
私の中に
あなたの窓に
世界に

信じるのは簡単
みんな私を
通り抜けて
世界は

雪が
地表に舞い降りて
アスファルト
地下に抜ける

もう
キミは雪では ....
ミツコがぐるぐる
回転しながら
天に召された夜
マオたんは
グリグリ食い込んだ
コスチュームで
こちらも三回転を
これでもか
というぐらい跳んでいた
いつも考える
コスチューム無し ....
本当はしらない
頭も心も臓も手先も夢も理想も居場所も歌も声も理由も言葉も悲しい顔も
だいたい自分のじょうだんだろう。
順調に死にむかって船出する男たちが

道端の赤い花に最敬礼

彼らを見送るのは

むくんだ顔をまっ白く塗って

泣きながら笑っている道化

まっ白い顔に黒い星と涙の模様をえがいて
 ....
     
           

ひどい罵声が飛んでくる
いきなり物が飛んでくる
わたしも避けながら 投げかえそうとする
むこうでは 言葉が渦を巻いていて
次の言葉が 今にも襲い掛か ....
非常に疲れているときに思うのは春であったり、心地よい風景であったりする。自転車を買いたいと、僕は思った。そんなことはどうでも良いのだが。よく、あるべき自分についてのことがわからなくなる。つくしが生 .... 死ぬために
わたしという赤い水晶体が
こぼれ落ちた汚泥を胸に抱きしめて
最後の水道を歩いている船はもういってしまった
孤独が
わたしの人生の意味であるなら
わたしは十分孤独であったろうか
河の岸辺の柔らかき

柳の枝で縛り留め

貴女と私の幸せを

永遠にしたい

ただの一時さえ

繋ぎ止められはしないと

河は歌う

早瀬の石を撫でながら

おお

 ....
地震で死ぬために生まれて来た訳ではない

そんな気がする

地震から助かるために生まれて来た訳ではない

そんな気がする

そんな気がする、それが一等たいせつに思えた

こんな夜は ....
中村勘三郎が死んだ

勘九郎のイメージがぼくには強かった

ハッと驚いたようなとぼけたような目と口を思い出す

そばにいると誰もが惹かれた男ぶり、人間ぶりだったと言う

ぼくがそうなる ....
思考は明滅する風です
それが運んでくるのは
電光の空模様と
ざらついたアスファルト
の大地です
わたしたちは帰れません
ここがわたしたちの家

思考が明滅するとき
ここに運ばれて ....
 皆さんこんばんわ。カラス田カァもとい、ファルコン・ファル男です。さて脈々と細々と書き継いできたこの散文シリーズもついに三回目とか四回目とか何かそんな感じです。初めはTAT名義で書き始めましたこのシリ .... 手のひらを
空が ざわざわしている

手袋の上に舞い降りて
うっ、雪達は しまった まずいと むずむず

気が付いた

この肌に触れれば 飛べない水滴
水っぽい冷汗ならいいのですが
 ....
鼻の頭を
指で軽く擦るのが
きみの癖で
その仕草が
可愛らしいと思った
僕も
いつの間にか
真似するようになって
今ではすっかり
僕の癖になってしまったよ

そして
そうする度 ....
空から落ちてくるものたちで
世界が成り立つとしたならば

わたしたちはみな一部なのだ

遠い昔
かたわれを探し歩いた
海に続くこの道に
冷たい魂が落ちてくる
やっと逢えたと思ったら
 ....
この血であなたの心臓を突き刺したい
ナイフを手にその背中を追いかける
あなたは急に立ち止まり振り返って云う

刺せるものなら
刺してみろ

わたしはナイフを突き
刺し殴る
 ....
夜更けの
海には誰もいない

遠くに架かる橋の上で
季節の外れた蛍みたいに
車の光が通り過ぎては消え

動きの止まった観覧車が
隣で寂しく朝を待っている

砂浜へと歩き
波の寄せ ....
苦しみは注射以外いらぬ

父の死も母の死も
何もいらぬ

けれど苦しみは
私を愛しているのだ

飼い殺しの愛を押し付ける

いらぬものが
年と共にふえるのだ
風には名前がない
そんな重たいものを 引きずってはいない

風には身体もない
そんな窮屈な箱に 押し込められてもいない

捕まえることも 飼いならすこともできない
たとえ押し留めようとし ....
天然酵母は妊婦ですか?
いいえ、それは「頑張り」です。
皆勤賞はトマホークですか?
はい、元気です

首の皮つなげたまま前回り、空が反転した時僕は
まだ生きていることを確認し、懇切丁寧 ....
ひとりでも生きていけるよ浮寝鳥 教習車で好きな子の家の前を通る  前略 神社の境内のながい石畳の階段を歩いて きずきました
わたくし カドウ域フェチなのでございます
鳥はイキモノの可動域を知らせてくれる 
「愛(う)い奴 もちと 近こうよれ」と おもうほ ....
アバンギャルド・チックな文言より

体制批判を

おや?それって同義じゃねえ?

多くをアバンギャルドに求めた結果

本来的な意味は陳腐になった

本来は

芸術をもって

 ....
もうずっと
ぼくの肩に羽を痛めた鳥が止まっていて
まるでささやかなおとぎ話みたいだと思う
なのにぼくときたら
宝石も剣も持ち合わせてなくて
ひとつだけ残っている
鉛のこころくらいはあげられ ....
己が一番美しい時に
化粧を覚えた少女は
素の顔を誰にも見せぬまま
女となり
老女となり
やがて
横たわる冷たい屍となる

その顔に
再び恭しく施される
化の粧

唇に置かれた紅 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
趣味について、または詩について- まーつん散文(批評 ...8*12-12-9
キャラメル色のアパート- 市崎 柚自由詩212-12-9
課題「遊」:真面目なちびまる子ちゃん_- 木原東子自由詩8*12-12-9
【_結晶_】- 泡沫恋歌自由詩10*12-12-9
ゆきんこ- umineko自由詩15*12-12-9
グランプリファイナル- 花形新次自由詩112-12-9
_- 十二支蝶自由詩212-12-9
希望をうたう道化- 高原漣自由詩4*12-12-9
怒鳴る男________寓話的—詩の試みデッサン- 前田ふむ ...自由詩612-12-9
水の売りかた- 番田 自由詩212-12-9
水晶- 佐藤伊織自由詩512-12-9
- ドクダミ ...自由詩8*12-12-9
そんな気がする- 吉岡ペペ ...自由詩312-12-8
中村勘三郎を思い浮かべる- 吉岡ペペ ...自由詩412-12-8
SAME- 佐藤伊織自由詩512-12-8
近代漫才の変遷〜ピン芸〜- TAT散文(批評 ...1+12-12-8
雪と手袋- ぎへいじ自由詩14*12-12-8
きみの仕草- 花形新次自由詩112-12-8
はつゆき- そらの珊 ...自由詩1512-12-8
『目指すもの』- あおい満 ...自由詩712-12-8
- Porter自由詩612-12-8
苦しみ- 田園自由詩3*12-12-8
風の名前- まーつん自由詩312-12-8
バイト、決まる- まきしむ自由詩6*12-12-8
浮寝鳥- 北大路京 ...俳句512-12-8
教習車で好きな子の家の前を通る_- 北大路京 ...自由詩1112-12-8
稼働域フェチ- るるりら自由詩19*12-12-8
先鋭的- ドクダミ ...自由詩4*12-12-8
三等星- 衣 ミコ自由詩512-12-8
化の粧- 夏美かを ...自由詩22*12-12-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458