私はちょっと出られないな
きっと
出られない

今さら
とってつけたように
気づく今までは
出られるって信じてたのか
出ようとしつづけることに
意義がある
なんて思っていたか

 ....
平和3

手も足も頭も
引きちぎられた人々を
クロゼットや押し入れの壁に
塗り込めてつくられた平和
もはや 人間のうめきは
くぐもって外に漏れ出ない

人は闘争に美を見つける
   ....
奇天烈な手つきで
狐憑き 月のツノ触る

淡い{ルビ間=あわい}の 睦言夜ごと
{ルビ霊=たま}の緒からめて 落ち戯れて

指きり含んだ口の中
だんご捏ね 味見

うめ 咲くな
さ ....
はじまりのまりを蹴りました。誰も傷つかないよう、わたしがきみをよびよせるたび、わたしは嘘つきになって、きみがきみのいるところだけが透明になってゆく。テトラポッドは波しぶきをくい止めて。非常口のひか .... 自称詩を互いに誉める奴等から早く地獄に堕ちれば良いな

初投稿俺も詩人と勇んだが夏の宿題以下の出来映え
灯りを浮かべ
さざ波を光らせて
夜の底を流れていく
川の色は
本当は血の色かもしれない
あるいはヒトの
暮らしと汚れを溶かし
泥色に濁っているかもしれない
晴れた朝には
青空を映 ....
【イラスト国】

僕は一枚の絵を大切にしています。
ある星に 木こりの居る絵です。

木こりは木を倒したいのですが、
三つの木があまりに巨木になってしまいました。
三本の木には三つの名前 ....
わたしは雀になりたいと
何篇かの詩を書いている
わたしは骨になりたいと
一篇ばかりを書いている

ため息の日々に窓をみて
頬杖ついてしみじみとね
愚痴事ばかりの詩歌では
いけないなぁと判ってる

わた ....
公園に置き去りの花寂しそう誰かに渡すはずの花束

虹の色七色の幸せ映し出す制限されたものなどなくて

何年か前の約束生きている微笑みながら見つめる未来

桜咲く頃は天気が咲く不安定肌寒い日 ....
    

      すべてが寝静まり
      寝返りと寝言の中で
      やかんを磨く
      あしたはどんな一日に 
      なるだろう
      油で汚れ焼けた ....
住宅街で小気味良い音がする
中学生ぐらいの男の子
リフティングに夢中になっている

私も同じぐらいの年頃
ただボールじっと見つめ
ボールが地面につかないように
片足を少し宙にあげて
つ ....
えば・るーじゅが居てくれたらいいけれど
えば・るーじゅはわたしが考えたまぼろしの少女
電球がたったの一個の五畳の部屋で
ちいさなわたしがどんなにか想ってみても

紅(あか)い色が大好きです
パソコンは ....
星星 星 星星 星 星星星


     君僕
花花花花花花花花花花花花花
俺が子の頃もばばあだったくせに自称三十路のばばあの駄菓子屋 あからさまに死んでいく人々の思いが見えたら
平和になると思うけれど、いずれにせよ、
結局は多くの犠牲が必要なんだと愕然とする

あなたは誰にも守れているわけではないのに
平然と外に出 ....
雨を迎えると豊かになる

けれど まだ足りないんだ 晴れには導かれやすい単純さは

ただの人間

 私は腹を立てていた些細漣連なる鉛の莫迦波
 深呼吸を施せば澄む問題にもならない
 
 ....
たとえば今日を定休日とする
たとえば雨と雪のあわいで
だれにもならない日と決める

それを
許せる自分になってみる

易しそうで
なぜかとても難しい

イワアノキユトメア

な ....
笑顔が見たいと言われても
上手になんか笑えない

ほらどうだ!
と、手品みたい。

ゆりかごのようなサプライズに
にっこり身を委ねた

ありがとね
 
お布団の中、あと一分、、三分、、、

起きた後の喧騒と引き替えにしたってかまいやしない

冬のまどろみは 快楽だ



 
星なんか
見えない夜もある

それでも夜空を見上げて
一番輝く星を探しているんだ
その星が
ずっと照らしてくれると信じて

星なんか
見えない夜がある

暗い夜道で
仔猫の鳴き ....
公園の駐車場に
もう長いこと車が放置されている
違反切符と張り紙だらけ
ミラーはとっくに割られている
今では雪に埋もれてかまくらだ
出はいりできない時間がそこにある

ワックスを効かせた ....
雲ひとつない高笑い
真っ青な永久歯で
空は
高層ビルに喰らいついている

控えめな思い出し笑い
押しつけがましくない暖気で
光は
目抜き通りを撫でている

束の間の微笑み返し
 ....
中山外務副大臣がヨルダンのアンマンにいる

だれかに似ている

中山とかいう議員が昔いたっけ

そいつの息子か

これだけ脅迫されて連絡すら取れてないのかよ

ちゃんと働けてるのか ....
無免許のレースクィーンに乗られる       ゆきのひつじが  
      はらはらと 
      いっぴき、にひき
      ねむれぬよるに
      ふりつもる
      はるをまって
      ....
「非常ベルが鳴らしてみたかった」と、
その男の子は 泣きながら
お巡りさんに謝っていた


毎朝電車は ラッシュを呑み込むと 靴の群れを吐き出す
腕時計の長針先より 先にスマホ
 ....
偶然昔通っていた
職場から自宅への帰り道に合流する
そこは堤防沿いの道だから
明かりもなくて真っ暗で
よく夜空を見上げながら
自転車ですいすい帰っていたのを思いだす

今も変わらず何かに ....
画面が変わると
真ん中に
看板持った
ノロが立っていて
両端のオレンジの二人も
ピースサイン出して
大成功!ってやったら
他はどうか知らないが
俺は大笑いする

何にしても
ユー ....
あったかいひざにはにゃんこ足元にも猫が寄り添う冬の寒い日

今もなお大きな体でひざに乗る重たいけれど嬉しいにゃんこ

移動するたびにどこでもついて来るストーカーだねほんとに君は

引っかか ....
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13736)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私は出られない- Lucy自由詩15*15-1-29
平和_その三- イナエ自由詩12*15-1-28
憑き身月見て- ただのみ ...自由詩19*15-1-28
A_DOG_DAY - 阿ト理恵自由詩12*15-1-28
自称詩人短歌2- 花形新次短歌1*15-1-27
夜の底を流れる黒い川- Lucy自由詩10*15-1-27
イラスト国- るるりら自由詩5*15-1-27
2015.01.27(独白)- もっぷ携帯写真+ ...515-1-27
公園- 夏川ゆう短歌115-1-27
やかんと夜と- 石田とわ自由詩17*15-1-27
リフティング- 灰泥軽茶自由詩615-1-26
2015.01.26(独白)- もっぷ携帯写真+ ...615-1-26
人に愛- 北大路京 ...自由詩615-1-26
俺が子の頃もばばあだったくせに自称三十路のばばあの駄菓子屋- 北大路京 ...短歌115-1-26
平和前提な不幸せ- 中山 マ ...自由詩515-1-26
雨の日の透明な墨汁- 朝焼彩茜 ...自由詩18*15-1-26
アメトユキノアワイ- そらの珊 ...自由詩14*15-1-26
ハンモック- 鵜飼千代 ...自由詩13*15-1-26
まどろみ- 殿上 童自由詩21*15-1-26
【_星空_】- 泡沫恋歌自由詩17*15-1-25
放置車両- ただのみ ...自由詩17*15-1-24
冬_午前11時30分_快晴- nonya自由詩16*15-1-24
がんばれ!にっぽん!- 吉岡ペペ ...自由詩215-1-24
無免許のレースクィーンに乗られる- 北大路京 ...自由詩415-1-24
ゆきひつじ- 石田とわ自由詩13*15-1-23
麻痺する指先- 為平 澪自由詩11*15-1-23
帰り道- 灰泥軽茶自由詩515-1-23
どっきりカメラ国- 花形新次自由詩115-1-23
猫溜まり- 未有花短歌18*15-1-23
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる- 北大路京 ...短歌415-1-23

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