遠い声を聞いた 海の底のようなはるかな声だ
耳に残る 今はおぼろげな記憶のようだと
貝殻の奥にある秘密の旋律のようだと


遠い道を歩いて抱いてしまった憧れに逢いに行く
人々が集って来る  ....
何もかも輝いて見える日常の幸せばかり舞い込む魔法

山の上の畑まで一時間かかる毎日だから体力もつく

想像と違うイベント目の前に陽差しが照らす努力の数々

梅雨明けを待てば待つほど遠退いて ....
ねむたいのを堪えて

あくびの涙みたいなのをたらして

ぎりぎりと勉強する


ルーレットから知識が溢れる出すまで

知識をルーレットに押し込んでいく

そしたらどれが出ても俺の ....
バスを待っている
時刻表をじっと見つめながら

赤いバス、青いバス、何本ものバスが通り過ぎて行く


もう日が暮れるのに
乗るバスはやって来ない


流れる風景、人影の中

 ....
しかし バンコクの空港から 歩いた風景
僕は バンコクの道の続く その外に押し出された 
アスファルトの整備のされていない通りを そして僕は
熱気の渦巻く通りを 歩いたのだった


空の暗 ....
 よく晴れた十月の午前
 山の上の一軒家にひとりで住んでゐる松倉さと子さんのところに
 郵便局員がたずねてきた。

「ごめんください、お届けものです」
「あら、何でせう」
「どうぞ ....
新妻は義母に会いたし秋高し 故郷の見えなくなりて雁来たり 母の手は魔法使いのように
何でもできた

欲しいものを
何でも作ってくれた

「母の手の中の林檎が
うさぎになってゆく」

いつも傍で見ていた
幼いわたしを思い出した、朝
愛してくれるひとがいるのに死にたいと口にするのはただの贅沢、贅沢なんだよってあの子が泣いていた。返事をする代わりになだらかな夜を撫でた。ビロードの手触りがわたしの心を穏やかにして、わたしの世界、きみの .... 秋晴れや雲なき空の青深し

汝が静か深まる青に吐息つく

秋深まり君なき夜の銀河濃し
さびしい花が咲いている
そこは天国のはずれのような場所

そこに立ち
あらためて秋という季節をふりかえる
君の白い貌
硝子細工のまばたき

うす青くたなびく記憶――
を幻の鳥のように ....
はっきりいうけど、
何が正しく、何がまちがっているかなど、
ほとんどあってなきが如き幻想。

うつつは夢、
夜の夢こそまこと。

ていうのに、近い感覚かな。

そのなかで、ひとり ....
カモメの漂う水面の色が綺麗で
見とれていた

歯を食いしばっても食いしばっても
喰い尽くすことの出来ぬ秋の落葉に飽き飽きして

踏み締めたのは
厚く塗られたアスファルト

塗り絵 ....
雀ほどの大きさの塊が手の中にある。線路に沿って歩くと片側がコンクリートで補強した斜面になり、さらに行くと竹藪の奥に家屋や井戸が打ち捨てられている。その先には登山道に続く道端に白い花の群生。あそこまで行 .... 梅雨を短くしたような
秋の始めの頃

秋雨前線がしつこく居座り
今年は雨が長く続く
今日もまた降りそう

梅雨を思い出す
湿気が多く過ごしにくい

ぼんやり窓の外を見て
晴れをイ ....
ゴールデン街の飲み屋には
色褪せた「全員野球」のお守りが
ぶら下がり
小窓のぬるい風に、揺れていた



痛み
沁みこんで
真夜中に叫ぶ
狂おしい祈りの雨音




苦味
留まって
飛びたてない鳥
古ぼけた日めくりの呪い




痛み
流れれ ....
普通の黄色なら
まず間違いなく
翌日に殺処分になって
今頃金持ちのリビングの床に
ぐで~っとした姿で
敷かれていたはずだが
色の白いは七難隠すとばかりに
今回はまあ飼育員一人を
食っち ....
おはようございます
朝食はお済でしょうか?
今、何のレコードをお聴きでしょうか?
朝のお散歩には行かれたのですか?
これからお色直しですね
失礼致しました
お電話ありがとうございました ....
あたし、わかってしまった
あたしの詩が、
どうしてこんなに軽っぽいのか?

いらっしゃるでしょ?
読んでいるだけで、こころ洗われて、
とても清い気持ちになれる
こころの深いところ ....
好きすぎて噛んじゃったのかな?
鹿児島市平川町 平川動物公園のホワイトタイガー

お兄さん死んじゃったよ
死んじゃうとね、もう遊べないの

ホワイトタイガーのリクくんは殺処分されないのね
 ....
カラオケで君は昭和の歌ばかり今とは違い魅力ある歌詞

目の前に今しかなくて過去はない未来もなくて今の連続

花畑その中心で深呼吸体に漲る愛の大自然

いつもの急な坂道登り切る長い坂道息切れ ....
けだるさの中で空港についた日だった
僕には連れも出迎えもなく 一人
何も照明のあてられてはいない
異国の暗がりの道を歩いていた 


僕には 守るべき何かが そして
今はあったはずだ ....
わたしの 中の 美しい言葉よ
わたしの 中の 憎しみの言葉よ
わたしの 中の 哀切の言葉よ
わたしの 中の 怒りの言葉よ
わたしの 中心 全ての想いを
燦き 輝き 憤って 震えよ
燃え上が ....
朝が来て
鳥のように飛び立ちたくなりました

一夜あなたの存在が途絶えただけで

小さな胸の大きな不安

今日の朝陽が呼ぶのです
風に乗りなさいと誘うのです
空高く飛びなさいと心 ....
痛み 哀しみ 揺らぎを留めて
クルクルと回る

周りを見渡せば
唯だの喧騒

カラカラと響く 笑い話
謙遜したり 相槌を打ったり
余念が無い

邪念が無いとは
どういう事 ....
多彩ないい句が出来たので
私は回って回って回って喜ぶ
市電がイチョウ並木の間を縫う様に
行けば車窓から見える田圃よ生きろと
思う、稲穂、刈田、稲雀など
季語もいっぱい
ちょっと前まではもう ....
水門が開くと 溜まり水が 一気に落ちる

白く泡立ち 轟音と共に せめぎ合って 混ざる

やがて静まり ゆっくり下る

水門が閉じると 鴨が ウグイが 水苔を食べに集い 鋭気を蓄える

 ....
鈴木さん花野に一つ椅子がある
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠い集会- 石瀬琳々自由詩18*18-10-17
努力- 夏川ゆう短歌418-10-16
ぎりぎりと- ペペロ自由詩318-10-15
いつまでも待つだけ- まみ自由詩9*18-10-15
ドンムアン空港からの道- 番田 自由詩318-10-14
やさしい世界の終はり方- 石村自由詩26*18-10-14
すみれ日記_10.15- もっぷ俳句118-10-14
まなうらに- もっぷ俳句218-10-14
林檎- chiharu自由詩14*18-10-14
わたしをひとりにしない滅亡- 青花みち自由詩6*18-10-13
秋空- ひだかた ...俳句13*18-10-13
さびしい花- 塔野夏子自由詩3*18-10-13
あんなことやこんなことを経験したんだもの、だからあたしはいっ ...- 秋葉竹自由詩8*18-10-13
神秘の白鳥- 藤鈴呼自由詩1*18-10-13
南の信仰- 春日線香自由詩10*18-10-13
秋雨前線- 夏川ゆう自由詩418-10-13
お守り- 服部 剛自由詩4*18-10-13
秋の傷あと- 橘あまね自由詩518-10-12
色で決める- 花形新次自由詩118-10-11
電話- まみ自由詩2*18-10-11
夢の国- 秋葉竹自由詩518-10-10
ホワイトタイガー- 鵜飼千代 ...自由詩14+*18-10-9
深呼吸- 夏川ゆう短歌318-10-9
未来の選択肢- 番田 自由詩318-10-9
コトバ__/__言霊- beebee自由詩15*18-10-8
秋風に乗って- まみ自由詩4*18-10-8
車輪は何処迄続くのか- 藤鈴呼自由詩1*18-10-8
俳句- 間村長自由詩8*18-10-7
閘門物語- むっちゃ ...自由詩6*18-10-7
いたる- もっぷ俳句118-10-7

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