抗って始めて自我が確立する

そんな風に自分を作ってきたね
ご苦労様だったけど そんなもんだよ人になるって

それは無駄な苦労だったのかしら
そんなはずないって思いたい
全部が ....
壊れることが許されなければ再構築されることは永遠にない
、だろ、しってるだろ、わかるだろ
循環が進化だと云ったのは、きみだったね
そうか、結局はじめから、

引き留めておきたい気持ちも気持ち ....
旋律のない歌
死なない死刑
敵のいない戦争

死のない生
文字のない本
結審しない裁判
沈黙しかない議論
性行為のないポルノ
狂人のいない精神病棟

どれも ぼくに似ている
い ....
それを悪く言わないで

寝て起きて 食べてまた寝て
気がついたら食べてる

自分って動物だったの
そうだよ 動物だったよ
そうだよ生き物なんだ

無意識が恐い?
たまには意識を ....
とりあえずキリトリセンを入れてみる
         別れ話のリハーサルとして


雨が降る 地中に埋まるすべてもの
         かばね弔う雨が降る


帰り道忘れず戻ってくれば ....
愛していたのかと聞かれても

今となっては

いいえと答えるしかない

あなたの背の高さが好きだった

あなたの仕草が好きだった

あなたの喋り方が好きだった

あなたの髪が好 ....
今日も昨日と同じく
十万年前とも明日とも同じように生まれ出る
われわれ人類の至宝たち
と俗に言われる人類の落し物たち
あるいはユニセフのお荷物たち
我々がそうであったように
成年に達するま ....
もう此岸で待っている
ひとなんかいない
でも川の向うにたくさんのひとが
待っていてくれる
懐かしいひとたちが待っていてくれる

掌を返したひと
嫌いだったひと
軽蔑されたひと

梯 ....
闇夜の風景の中
自分が生まれて初めて見た月光は
生家の隣の空き地に聳える
土手の上の屋敷の樹々
梢の葉の茂る隙間から
サーチライトのように照らされた
幼い自分の心臓を鷲掴みにす ....
 
おんなじ言葉でも 微妙にちゃう

うちとあんたの「好き」

わかってん、唇がふれたとき


  
いきあたりばったりに
集まった記憶のおもちゃ箱
きょうも両手で漁ってみるが

失せものばかりが鮮やかに
輝き失せぬ幻である

誰がもちこんだのか、モダンなデザイン 花札の
母の少女時代 ....
 (朝の森)


トンネルを抜けると森に熱気球


十月の地に繋がれた熱気球


熱気球巨大坊主が起き上がる


熱気球深海クラゲの傘の色


熱気球プカリと浮かぶ朝 ....
{画像=120307070503.jpg}

こちらの作品は「詩誌AVENUE」様に向けて創作した短詩です。

写真は写真素材 FREE PHOTO 1.0 emrank 様よりお借りしてます ....
次の瞬間、
目の前にはグレーの斜め縞の歩道があり
潰された蛙のように両手を上げて
突っ伏していた

冷たい衝撃は
転がっている前歯のもの

遠巻きのギャラリーが安否確認をし ....
風の吹き抜ける交差点で
あなたは待つ

約束は必ず果たされると信じて

ひたすら待つ
待ち続ける

そして見上げれば雲

春の雲

おぼろげで奥ゆかしくありながら
したたかさ ....
死んでいる人と
眠っている人は
よく似ています

だから
不安になって
あなたの口もとに
耳を寄せてみるのです

かすかな
寝息がきこえると
ああ、生きていると
安らかに生きて ....
腹をすかせた人に
必要なのは
おにぎりであろう
一篇の詩など
あったところで
なんの役にも立たないのだ

心に空洞をもつ人に
必要なのは
一篇の詩であろう
おにぎりのように
それ ....
上昇する シャボン シャボン 
水晶の シャボン シャボン
 
殻にこもった シャボン シャボン 
不安な シャボン シャボン
そこが あなたの玉に{ルビ瑕=きず} 

浮いている 揺れ ....
晴れた日の陽射しはいつも私の眼には眩しく、外に出掛ける際にはいつもサングラスをかける。
家には何種類かあるけれど、最近はVivienne Westwoodの青いサングラスをかけている。
外界と自分 ....
おかあさんは空からばらばらになって降ってくる
ぼくが呼ぶたびに、こたえてくれるのだった
地下深くにねむっていたまものの声が
その空に響くたびに
十五年という年月の短さと
まだ君は鉄道を降りて ....
もっともっとすばらしいゆめをみせてくれよ、と、
格好つけてわらう小鳥たちはわらわれる
おそいわよ、なんて言われたって
あなたのじかんとわたしのじかんはちがうなんてこと
はじめからわかってるんだ ....
雛の日に『首くくるぞ』のメール着た

配置場所じゃんけん選抜雛飾り

雛祭り階段落ちの面白さ

今年から五人囃子が軽音に  ("『けいおん』に" のほうが良いのか ....
失うことだけが、いつもはっきりとしていた。しかし、この街の中はとても寂しかった。絶えることのない労働者によって生み出された流れの中で、僕はどこに行くのだろう。何も、真実であることとして、そこには、何も .... あと 一つ
それで完成

そう思った瞬間

倒してしまった!

しゃっくりみたいな声を一つ漏らして
あとは動けない からだがこわばって
ドミノは時間を遡り
駿馬のように駈け上る
 ....
すっぽんぽんの蕾噴く

柔らかくて暖かい命が

すっぽんぽん

指の腹で優しく撫でてあげると

春の雷びびびと駆け巡る

肘のさきっちょ

肩のさきっちょ

耳の裏のさきっ ....
厚手のコートを脱いだら
するららと
時間が落ちて
あなたに一歩近づく

梢の蕾がふくらんだら
するりりと
時間が落ちて
あなたに半歩近づく

約束の日は近くて遠い
ほんのり焦 ....
さざなみは
永遠をよそおう
罪ではない
それは
やさしい嘘

人は
さいごに
この海にたどりつき
さざなみにも
終わりが
くることを知る

かもめよ
愛しいおまえも
いつ ....
{画像=120303011011.jpg}


雨と風が一緒に顔にかかって
少し髪を濡らす交差点に
ぼくは独り君を想い立っているよ

君がいつもしていたリュックの色は薄い緑色で
不思議 ....
下弦の月の両端に
二羽のフクロウ舞い降りて
シーソーみたいに揺らしてる

眠りに落ちた街のビル
その足元に落ちた影
月の動きにあおられて
ゆらゆら ゆらゆら 揺れている

俺の頭も  ....
あい変わらずぼくは
かなしみを知らなかったから
トーイチに会いにゴミ捨て場へ行った

夜中に網小屋まで降りて来て
悪さをする星どもなら知っとるがの
じゃが かなしみは知らん
カン女に ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お休み- たにい自由詩112-3-9
だれかの高周波音- 佐伯黒子自由詩412-3-9
自画像- HAL自由詩11*12-3-9
自己愛- たにい自由詩212-3-9
ペーパーハウス- そらの珊 ...短歌612-3-9
愛していたのか- ジム・プ ...自由詩3*12-3-9
七十億- salco自由詩7*12-3-9
宜候- HAL自由詩5*12-3-8
月光- ……とあ ...自由詩22*12-3-8
「好き」- 殿上 童自由詩27*12-3-8
失せもの出ず- 木原東子自由詩18*12-3-7
熱気球試乗会_(俳句・習作3)- 壮佑俳句11*12-3-7
フォト短詩_【_Link___】- 泡沫恋歌自由詩15*12-3-7
過信- 森の猫自由詩17+*12-3-6
Crosswind/Crossroad(契りのひと)- 恋月 ぴ ...自由詩29+*12-3-5
まるめろ- そらの珊 ...自由詩20*12-3-5
Life- そらの珊 ...自由詩2112-3-4
シャボン・・・- subaru★自由詩15*12-3-4
青いサングラス- れもん自由詩5*12-3-4
ジョバンニへ- 佐伯黒子自由詩10*12-3-4
ゆめのなかだけです手が伸びるのは- 佐伯黒子自由詩512-3-4
_俳句2012_雛祭り2- 北大路京 ...俳句13*12-3-4
日曜日のざわめき- 番田 自由詩212-3-4
時間ドミノ- ただのみ ...自由詩16*12-3-4
春のすっぽんぽん- 灰泥軽茶自由詩7*12-3-3
砂時計- nonya自由詩21*12-3-3
さざなみ- そらの珊 ...自由詩1412-3-3
誰か背中を押してくれ_/_冷たい交差点- beebee自由詩27*12-3-3
夜空のシーソー- まーつん自由詩5*12-3-2
かなしみを知らない- 壮佑自由詩26*12-3-2

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