ご飯を炊いて
魚を焼いて
味噌汁作って
食事をする
生活の回る
快い音が聞こえる
幸せとはこういうものだ

洗濯をして
ベランダに干して
部屋に取り込んで
きれいにたたむ
 ....
忘れることができたのは
ついに自分に勝てたから
ではなく
燃え盛っていた胸の火が
ただ儚くもかき消えたから


恋慕い
ついに手に入れたもの
手に入らなかったものたちが
木立の間に ....
風のすっかり止んだ朝
あなたと僕とは 
公園のベンチの見える辺りで
昨日の雨の激しさを思い出した

いつのまにか あなたがポケットに忍ばせた
淡色の宝石が 太陽を透かす
哀しい石鹸の香  ....
向かいの家の屋根瓦が
黄金色に照り輝き
高い高い秋晴れに
遊ぶ子供達の声も軽やかだ

一方私は布団のなか
鉛の憂鬱を抱えながら
それでもこの美しい秋日、
天高くから降って来る
青い青 ....
知らないうちに僕も大人になっていた。
絵柄を見ずにコアラのマーチを食べていた。
魅力ある町にしようと話し合い新しいもの取り入れる勇気

ラジオから鳴り響く歌懐かしい懐かしさだけ集めた番組

ラジオ聴き最近の曲知っていく歌詞重視の曲を聴きたい

昔見た映画のシーン思い出 ....
 これがほんとうの左様ならなのか、いつもほんとうの左様ならなのか、それだけを尋ねている。左様ならのありかはどこ? いつかはほんとうの左様ならが訪れる。それはいつ? わたしを褒めてくれる人がわたしの周り .... 白いからかさが回っている。
そでにはネズミが周っている。

  今生に産まれた甲斐がない。
  光ある処を求めなければ。

    雪の世に女が溶けてゆく。
    「それがなけ ....
みずうみに
おれんじの泡を沈めたら
柑橘しぶきのみずうみ夕闇


葉の落ちる
ソファーの上に西陽さし
どくどくどくと心が鳴ってる


一匹の
星座の名前を知ったあと
 ....
遠くで鐘が鳴っている
ひんやり切ない秋の日に
何処までも高い青空に
追いかけても追いかけても
決して追いつけないあの場所で

)金木犀の花が軌道を舞い
)秋の大気が生まれるところ

 ....
音楽に身を預けている電車内

生き物としてこれからを暮らしたい

視力など使わなくても視えるもの
ア、気息が冷たくなった。


夕空のコゲが美しい。

このダイダイの空腹。


迷子になった記憶はいつも鮮明。

まちがえ人が話しかける。

身内のだれかにするように・・・ ....
クソみたいな人生の
痕跡を残そうと
だらだらとクソみたいな
過去を書き連ねているから
自称詩人は
みんなからバカにされるんだ
バ~カ!

そんなことは
いくらやっても
何の価値もね ....
優しい声が届かない夜は
深層意識の土に立つ
一人の木をみつめます

夕陽をそそがれながら
ひとつずつ実りゆく言葉の果実は
あなたの部屋に届くでしょうか

この道は哀しみだけで終わらず
 ....
正面に
半月が浮かぶ、
白銀に
空の青は
次第に濃くなり暗くなり
やがて漆黒へと変わっていく

)西の空は茜に燃え立ち

この美しい夕暮れを
風に吹かれて眺めている

巨大な静 ....
終わりの前には
阿鼻叫喚があるのだろう
それには馴れていない
ので
終わりについて
思いを巡らすことができない
映像が映し出されても
目の当たりにした人の
インタビューが流れても
臨 ....
鼻が低いせいで眼鏡がずれる?
眼鏡がずれるために鼻が低い!
ゴッド、(ちゃんと日本語で書きましたから)ウゥ盆踊りに手をやいていたら
、いつのまにか社交ダンスに変更されました、
って、ヒップホップなんてとんでもないしリズムわるいな、墓、
ボクはただ普通 ....
遠い汀に
戯れる鴎の姿
記憶は遥か遠く
思惟も体も
遠く 遠く

言葉は硬質な一条の
紙片に書かれた
淡くても強い直線
のようだ
彼岸を渡り
わたしの幻を
確かにあそこに
作 ....
{引用=魂の粒子が入り込む真昼の庭園。不在の住処の質量は閑散とした佇まいの
重さに呼吸して、光彩の瞬きを受けて渡す、あるいは、乱反射して滑って
いく。薄緑色に生い茂るやわらかな罪に、赦しは幾度 ....
めんどくさいテレビ   

モノクロテレビは 力道山を
独り占めしたことを語り
カラーテレビは 鉄腕アトムで
空を越えたと言う
地上波テレビは
そんなアナログテレビたちの話に拍手を送り
 ....
見捨てられちまった小鳥が一羽 弥生生まれの小鳥が一羽

夜に目覚める小鳥が一羽 飛ぶ先の無い小鳥が一羽

それでもあてなく羽ばたいてみる それでも翼が頼むから

それでもあてなく飛び立って ....
いつも迷っているの

この道にしようか あっちにしようかって

いつも迷っているの



いつも躊躇って(ためらって)いるの

この道にしようか あっちにしようかって

い ....
感情が漂白され
漂流していく時空を
速くなったり遅くなったり
緻密になったり大雑把になったり
なんて自由自在に運ぶ移行

魂の打つ突発的な躍動
変拍子や裏拍に
コレハナンダ?
新たな ....
決まったことが無いのなら

これから一緒に話さないかい?

もしも時間が取れないのなら

いつまでも 待つから いつまでも



未だ選んでいないのなら

これから一緒に話さな ....
悪い夢を見ているようで
大切な友を亡くしたようで

ただ時の流れにいるんだなと
思っています

心にぽっかり穴が開いて
その穴を覗いています
思い出が消えてしまったようで
やっぱり ....
朝は一番に鶏が鳴いた
庭の隅の小屋のなかで

戦後十六年か七年の頃だったと思う
私は小学校に上がって間もなかったと思う

山間の辺鄙な場所は
食料品に恵まれていなかった
私は痩せこけて ....
人生楽しいですか

毎日美味しいもの食べてますか

毎日美味しいものばかり食べていたら
その内美味しいものが
何なのかわからなくなってしまいませんか

だからと言って
肥えてしまった ....
星々が紡いだ朝を毛布にして
夜は眠る 瞼を閉じた役割のない世界で

毛布になった朝は太陽を掲げる
その両手は太陽の手と呼ばれた

名のない時代でもそれは当たり前のように巡り廻った
その頃 ....
ワカメは波平とフネの娘
サザエを姉に、カツオを兄に持つ
ワカメ、増える
増えるワカメちゃん

アニメのワカメは小学三年生の設定
以降、歳を取らない
永遠に歳をとらない
永遠に増えるワカ ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幸せ- 葉leaf自由詩519-11-6
晩秋の空に- Lucy自由詩10*19-11-6
恋愛詩- Giovanni自由詩10*19-11-5
この秋日に- ひだかた ...自由詩1019-11-5
コアラ- クーヘン自由詩10*19-11-5
映画- 夏川ゆう短歌4+19-11-5
静止線- おぼろん自由詩2*19-11-4
性怪- ナンモナ ...自由詩5*19-11-4
鳴る心- 秋葉竹短歌8+19-11-4
憧れ・続(改訂)- ひだかた ...自由詩419-11-4
生き物として- 水宮うみ川柳3*19-11-4
秋になると思い出す断片- ナンモナ ...自由詩9*19-11-4
どうかしてるぞ- 花形新次自由詩219-11-4
秋の果実- 服部 剛自由詩6*19-11-4
二階のベランダから- ひだかた ...自由詩519-11-4
洪水の前に- Lucy自由詩3*19-11-4
- クーヘン自由詩3*19-11-4
絶叫マシーン20- アラガイ ...自由詩4*19-11-4
別れ- Giovanni自由詩619-11-4
帰郷- 為平 澪自由詩419-11-4
めんどくさいテレビ- 為平 澪自由詩419-11-3
見捨てられちまった小鳥が一羽- もっぷ自由詩2*19-11-3
幸せを探して- もっぷ自由詩2*19-11-3
ポップ・フィールド(改訂)- ひだかた ...自由詩519-11-3
いつまでも待つから- もっぷ自由詩1*19-11-3
思い出- 朝焼彩茜 ...自由詩6*19-11-3
鶏だって- こたきひ ...自由詩619-11-3
人生楽しいですか- こたきひ ...自由詩419-11-3
- きみのて ...自由詩719-11-3
増えろワカメ- たもつ自由詩419-11-3

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