けものは好きですか、と
君がたずねる
けっこう好きかも、と
僕は答える

けものは乱暴で
けものは残酷だ

けものは正直で
けものは後先を考えない

パトカーのサイレンが
夜を ....
ゆれている黄色い花つくりものみたいな蛍光の色レンギョウ
しだれてゆらゆら揺れている花弁は薄いプラスチックでできているみたいに陽射しのした見えました
神様が蛍光ペンで春にしるしをつけたのかもしれない ....
林檎一つ啄まれることなくあって在って春には赤鬼となる 笹川流れで頼む昼食
海岸に沿い 歩んで来た二人は
親になること 叶わなかったけれど
ここに 美味しそうな シャケとイクラが
仲良く座っているからね
慰め合うような米粒に敷かれた
彩り豊 ....
海に来て夕陽を眺めただ眺め遠い記憶の果てを見ている

教え方良ければ直ぐに上達し笑顔溢れる少年野球

日によって暑くなったり寒くなる気温が安定しない暖冬

肌と肌触れ合い深く繋がって現実離 ....
日本語を七やにあずけ春夕焼


春の虹階段で手をふる背中


春夕焼まばゆい日日のまたあした
どのくらい引けば客観的に的を得ることが出来るだろうか
中心を触れることも出来ずに運命を終えるかもしれない
悟りに焦がれて至る 人間だものと添えて
己の未熟さ愚かさ阿呆加減に
漸く 趣きが迎えに ....
そして一輪のガーベラが
窓から春を覗いている

巡り来る太陽が
ひとときの温もりをもたらし

今日の日の優しさが
時の水面に波紋を落とす

優れた季節が波間を漂い
あなたの踝を美し ....
曇りの日に海へ行った
空も海も灰色なのに
仲介者の努力も虚しく
いまだに和解は成立しない
その国境線は水平で
欠けた世界の端から端までを
頑なに切り分けようとしている
曖昧だが根深いライ ....
ひとかたまりのきょうが
三和土でふるえている
ドアは開いてるというのに

もしかして、きのうも
ふきだまりみたいなこの部屋の
どこかに
きえかけながらいるのかな
きのうも、あし ....
弦の張りの上を歩いていた
打楽器の膜の上でトランポリンをするかのように

耳に住んでいた心が旅から戻ってきた
弦の張りでビンタされたみたいに
目が醒めたよ
いつでも
裏切らないね 音楽っ ....
今朝は冷たく澄んだ風と光のやわらかな壜の中
――長らく闇を枕にうつらうつら微睡んでいたのだが

凪いだ二月の日差しは眼裏を揺らめかせ熱を奪い
夢のへその緒を焼く 声を失くした叫びが黒点となる
 ....
すごく
ふるえるのは
うつろいの舟歌に
体が泣いて
あしたの夢をもう待てなくて
引出しからリボンを選びながら
まるで赤い靴を履いてるみたいに
これから靴を脱ぐかのように
玄関に
部屋 ....
うたがいいよ
うたがいい
メロディはあってもなくっても
おまもりだよ
おまじない
かなしくてもいい
いっしょに泣いてくれるよ
よろこんでもくれるんだ
かわいいし
たよりになるし
だ ....
猫が逝きその翌年に父さんも冬のさびしいドミノのように 月おぼろ猫小母さんはもう来ない


風光る口笛遠く運ばれて


雲雀東風かつてモヒカンいま寝癖


新婚のゴディバ七粒笹起きる


父さんと違う姓です春の雷
sと上野で会った私
私はsと ただ カラオケに行くためだけに 
ヨドバシカメラのオーディオコーナーの
真ん中あたり 彼のそこで私を待っていた3Fにいた


彼のいつもと変わらない出で立ち
 ....
腫れぼったい世界の空は
柑橘系の匂いと色で
眠り続けるアタシの中を
眩しい地下鉄が通過していく

ねぇねぇ、まだ起きないの?
ひからびた胎児が話しかける
だめよ、まだ、
まだ早すぎる! ....
違和感はつきまとい
暦はいつだって市民のためにある
権利と義務とをリボンで束ねて
道と名づけ
手渡してくれる約束とは
すれ違い続け
なのにもうすでに私の上には
屋根がある
床も窓も扉も ....
そのひとは午後五時に目覚め
昨夕につくっておいたシチューに火を通す
簡単に部屋の掃除、整頓を済ますと
湯気までも香ばしいシチューを皿によそい
テレビをつけて
あるいは本を読み
新聞を広げ
 ....
アネモネの咲く日
春は告げられる
ほらあの丘にも
あの岩場にも
碧色のきみとの約束にも

鳥はヒバリであるとして
同じようにきみもわたしも
名づけられる
かつてうたわれそこねたけれど ....
寂しさを忘れ忙しがる

言葉笑い 言葉失う

一人 一人女房泣く

くもなくさみしい晴れの空

友は猫ウォヲシュレット

だからなんだとテレビのニュース
澄み切った空 静かに
月の横顔の
化粧を落とした白さだけ
深々と冷気は立ち込めて

木々と木々の間を渡る
鶫や連雀の羽音は
はたはたと 重ねられ
地にふれず かき消され

今朝わた ....
土曜日にsと会った
代々木公園の 酷く寒い道を 土曜日に
彼と歩いた 道を 何も考えずに でも
僕は 生きるということを考えながら


憂鬱な時は流れる ぬかるみのない 地面を 
公 ....
そのころ
あなたは在って
あなたは無く
茫漠と
靄につつまれて
あなたは


生への渇望と死への誘いが拮抗する最中
やわらかな被膜すらまだなく
渦巻く闇の限りない張力と
己が中心 ....
森が丘高校廃校のお知らせだった
でもいったい誰がその場所を覚えているだろう
同級生の半分はもとから知らないし
さらに半分は名前だけしか知らない
ロミオロミオ!と叫んだまま固まったクラスの美少 ....
木の間に覗く風景は子供の頃の思い出
溢れ落ちる春の光に
きっと明日を眺めている
春の光は淡く優しく それでも二人を包んでいる
春の光に想いを込めて
それでも景色を眺めている。
春の光に包 ....
立春を待ちながら
冬を抱きしめる
いとしさに狂い惜しむ
十月にも秋を惜しんだけれど
秋は秋なのだと{ルビ悟=し}ってもいたから

立春を願いながら
冬と心中したい
できることならば秋も ....
帰りたい
いつでも居たい
どこかにあると思いたい
ふるさと



ポン柑の味の香りの優しさはいつか会いたい母に重なる
ミツバチは光にふちどられた翅を細かく震わせて
花粉を投げて
去って、いきました

はたらいて、いたのです

表口が雨なら裏口は晴れ、というほど
大きな大
きな建物の

きな屋根の ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
けものフレンズ- umineko自由詩9*18-3-6
_Golden_bells- 田中修子自由詩6*18-3-6
_- もっぷ短歌118-3-6
鮭親子丼- 藤鈴呼自由詩2*18-3-6
触れ合い- 夏川ゆう短歌218-3-6
パピエ・コレ_03.05_三句- もっぷ俳句218-3-5
溶けた風- 朝焼彩茜 ...自由詩818-3-2
光の窓- ヤスヒロ ...自由詩10*18-3-2
Lean_On- もとこ自由詩1618-3-1
かたまり- はるな自由詩1418-3-1
親愛なる弦- 朝焼彩茜 ...自由詩1118-2-28
酔っ払いの手記- ただのみ ...自由詩8*18-2-28
生きて春- もっぷ自由詩218-2-24
うたがいいよ- もっぷ自由詩118-2-24
「冬でした」- もっぷ短歌418-2-24
「ゴディバ」_五句- もっぷ俳句118-2-14
いつかの上野- 番田 自由詩118-2-14
Tangerine_Dream- もとこ自由詩9*18-2-11
Disposer- もっぷ自由詩318-2-11
ひとつぶの種(仮)「午後八時」- もっぷ自由詩118-2-11
アネモネの咲く日- もっぷ自由詩418-2-8
独りぽっちの自由律- ……とあ ...俳句218-2-7
ひらきかけの箱- ただのみ ...自由詩12*18-2-7
夕方の待ち合わせ- 番田 自由詩318-2-4
うつろな姫- ただのみ ...自由詩5*18-2-3
森ヶ丘高校- ふるる自由詩818-2-2
春の日- ……とあ ...自由詩318-1-31
すみれ日記_01.26- もっぷ自由詩818-1-26
ポン柑- もっぷ短歌518-1-22
大きな屋根の下で- ふるる自由詩7*18-1-19

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