つたったあとを
つたうものあれば
つたったあとを
つたわないものもいて

誰かのまなざしのあとを
なぞるものもあれば
誰かの言葉のあとを
なぞらないものもいて

きょうのまことが
 ....
なあ、うさぎ
おれが罪を犯したら
おれの愛したものたちも
みんな
燃やされゆくのかな

なあ、うさぎ
あいつの作った歌は
もうショップには並ばない
おれはあいつを知らないし
だが
 ....
どんな神が
人に 憎むことを
殺すことを
命じたのだろう

信仰などなくても
人は憎み合い
信仰などなくても
人は殺し合う

信仰などなくても
愛し合うことだって
でき ....
  席はあったが
  わたしは座らなかった
  銀いろの月によく似た
  さみしい言葉だけ胸の奥に置いて
  けれども誰にむけたものかわからず
  きまり悪い笑みをうかべて わたしは ....
そろそろアサガオを摘心したい

少し可哀想で
それに
自然の育ち方じゃないから
きっと
アサガオにしてみれば僕のエゴ
だから僕は
アサガオと妄想でコミュニケーションした


ヒョ ....
幾つも 抽斗が有るのは 嬉しいこと
手の内 全て 見せちゃったのに
魅せられない ほうが 問題

定義された「問題」の欠片を
大問題に発展させる定規

分度器よりも歪んでいる
 ....
山間の駅から

緑のパノラマをぬけてモントルーに向かう

ずっとハイジの風景が続いている

そこには少女や少年はいなかった

岩がせりあがったようなアルプスの山々

急峻な斜面にたんぼは無理なんだろう ....
エッチなシーンないまま2時間が終わった ハイヒールひとつぶんだけ空高くわたしは結句さがしています

かたぐるまされてみたいなかたぐるまかるいっていいなよすぎるな

昨晩の雨はもうすでに誰かの雨でございます

ピアニカを初めて開け ....
元気ではなく
何もすることがなく
眠れず
そういう時年に何度か
自分の名前をインターネットで検索した後に
いつもと同じサイトしか出てこず
ふと思い出したように現代詩フォーラムなんかに行った ....
無実の者を巧みに陥れた男の
偽りを隠ぺいする行動は
あっけない結末だった
縊死も轢死もなし得ず
笑ったような顔で出頭する男の
みじめな偽り隠ぺい行動
そんなニュースを見ながら
あれこれ考 ....
朝露に濡れた薔薇のつぼみよ

蕾の持つ美しさ

それは未来(あした)という一瞬の輝き

過去(きのう)は蓄積され

そして、沈澱してゆく

現在(いま)は消費され

過去の薄っ ....
さあ、どうぞと皿が私に差し出される
その上にきれいに盛られている
とてもいい匂いのする料理は
食べやすいように切り分けられている
中には苦いものもあるけれど
健康でいたいでしょう?
それを ....
アスファルトに残された雨
今は水溜りと名を変えた
干上がりかけたわずかな身に
懐かしい空を映す
風の愛撫にさざなみながら

二羽のすずめが水浴びする
天と地といのちが戯れ交じり合う
明 ....
ずっと夢みていたの
赤いバラのアーチの下で
いつかあなたと恋におちる
凛とした香りにそまって

あたしは目を閉じて
ふるえながら待つだろう
あなたのしなやかな指が
 ....
                140519
ごじゅってん
神々しい声がして
欲求不満が夜郎自大の形を見せる
だから言ったじゃないのと
勝手に翻訳してイマイチが顔を出し
ウースターソース ....
Evening into night
The sun gradually sinks in the mountain beyond.
I stand before a little gar ....
どこかに
わたしの詩を読んでくれる人がいて
わたしはその人のために書いたのでもないのに
ありがとうと伝えてくれました

それではだれのために書いたのだろう

もうひとりのわたしが
小さ ....
数秒間の家族愛の出来事

何気なくテレビを見ていて感動した
猛犬に襲われている幼児を助けるために
その猫は猛犬に体当たりした
そして
逃げる猛犬を数メートル追いかけ
すぐに幼児の元へ ....
コロッケの中から小吉のおみくじ 貧困なボキャブラリーで言葉責めされている  
燕 空をきりとり

風 わたる


空騒ぎの春は、とうに昔


 
何も始まらない日々

何も終わらない日々

お風呂の水滴

ぽちゃりぽちゃり

吐き出す日々の空しさ

ごぼごぼごぼご

お風呂は空っぽ

玄関にはスニーカー

一足ひ ....
白髪の師は
開いたドアに凭れて
私を待っている

次に私が
ドアを抑えて
青年を待っている

ほんとうのことはそうして
語り継がれてゆくだろう

ドアを抑えて立つ、私の傍らを
 ....
詰めが甘いな
将棋だったらもう詰んでるぞ

何てことはいつも言われ続けていて
マトッリクスに配置された理屈に囲まれている

将棋だったらもう何度も詰んでいるのに
僕の人生は続いている
 ....


光と風の音楽隊の
ゆるやかな旋律が
コンクリートの迷路に
色の音符を落としていく

緑はさざめき
花はときめき
道はほくそえみ
人の睫毛はほほえむ





渋 ....
空には案山子がいるだろか

空にはお山はあるだろか

秘密の鍵はあるだろか

蟻にも旅はあるだろか

木々にも旅はあるだろか

世界は旅と光でできている


5月の空を空の旅

度重なる幸不幸

生き ....
                140518
茫洋として
なんとなく
とらえどころがない顔に見えた
男の子だったから
後作と名づけた
妻亡き後の寂しさが
冷静な判断を無くしたのかも ....
じぶんをみれない
ちっぽけなぼく

めにうつる
どこまでも
たかいそらも

せかいのはての
せかいのまるみも

なんおくこうねんを
こえて
とどくひかりも

しょうかし ....
霜柱がキュッキュと鳴るやペアルック
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
流跡- そらの珊 ...自由詩17+*14-5-22
うさぎライト- umineko自由詩20*14-5-22
善と悪- Lucy自由詩12*14-5-21
- 草野春心自由詩1014-5-21
僕のエゴと言い訳- ichirou自由詩5+*14-5-21
私の引き出し- 藤鈴呼自由詩2*14-5-21
レマン湖にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...214-5-21
エッチなシーンないまま2時間が終わった- 北大路京 ...自由詩514-5-21
雨の消息- そらの珊 ...短歌8*14-5-21
真夜中の現代詩フォーラム- 馬野ミキ自由詩8*14-5-21
みじめな偽り隠ぺい行動と情けない事実暴露行動- ichirou自由詩9+*14-5-20
つぼみ- ……とあ ...自由詩17*14-5-20
差し出された皿- そらの珊 ...自由詩23*14-5-20
……雨- ただのみ ...自由詩20*14-5-19
バラの見る夢- 藤原絵理 ...自由詩10*14-5-19
ランドルト環- あおば自由詩8*14-5-19
_Evening_into_night- 生田 稔自由詩214-5-19
青い手紙- そらの珊 ...自由詩17*14-5-19
家族の愛は素晴らしい- ichirou自由詩11*14-5-19
コロッケの中から小吉のおみくじ- 北大路京 ...自由詩414-5-19
貧困なボキャブラリーで言葉責めされている- 北大路京 ...自由詩7*14-5-19
- 殿上 童自由詩13*14-5-19
スニーカーを洗う- 灰泥軽茶自由詩1214-5-18
風の通路- 服部 剛自由詩614-5-18
非将棋的人生- ichirou自由詩9*14-5-18
五月の欠片- nonya自由詩22*14-5-18
5月の空- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...314-5-18
後作- あおば自由詩6*14-5-18
「くらやみの___こどう」- 玉兎自由詩314-5-18
霜柱がキュッキュと鳴るやペアルック- 北大路京 ...俳句114-5-18

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