特攻隊は
わが身の命を
顧みず
家族の為に死んでゆく

何を思い
死んでゆくのだろう。
恋人を妻を子供を思い
飛んでゆく

見ず知らずの人の
命を奪い
反抗する事を許されず
 ....
この世は収束しない。
この世は発散する。
ハルマゲドンは来る。
この世は崩壊する。

最後に世の中が
結束して欲しかったが
無理なようだ
皆バラバラだ!

皆が幸せになって欲しかっ ....
正直に話せば
許せない!
と言ってくる
自分ができないから

何にも話せなくなる。
心を閉じる
関係がなくなってしまう。
胸を痛める

女性のレベルが低い
皆頭が悪い
人に流さ ....
朗らかだろう
安らかだろう
健やかだろう
なあ、

陽気で
呑気で
幼気で

穏和で
親身で
温厚だろう

それでいて、コイツ
まだ生きてやがるんだぜ

期待という期待 ....
物心ついてから
俺は異常だ
怪物だ
生まれてきたことが間違いだったんだと
現実と現実の狭間で
ことあるごとに思い知らされてきた男は
この世から消えてなくなるべきだという想念にとって
最高 ....
覆い被さるからだ 息をする事さえ難しくさせるほど

ふいにあなたが 愛しているのに寂しいと呟いた

きつく抱きしめられたこの身体には

あなたにしか見出してもらえない価値があった

 ....
空いっぱいの夕やけを見たいとHが言う


 寒くない?
 うーん、だいじょうぶ。
 今日はあったかいし絶好の夕やけ日和よ。
 どこがいい?
 うーん、
 海がすぐちかくにあって、川の流 ....

7歳の女子Y、何者かに命じられ
人形を手作りすること決意

綿、晒の布、針糸鋏
どこから手に入れたものか

胴体、手脚四本、それぞれの大きさに
チクチク縫った
ひっくり返して綿を ....
路地裏を抜けるとそこは黄昏の国


鮭の半身が海へ帰りたがつてゐる


今しがた刺身が自殺したと云ふ


亀を何匹積まれても此処は売らん


傷痕に潜むバクテリアいちや ....
アラバマに行きたいななんて歌いつつどんな国かと人に尋ねる
愛よりも恋より金より仕事より雨と布団が愛おしい
昼過ぎになったらお店に出かけようポテトチップス頬張りながら
何度決意しても

捨てられないものがある

過去に生きているわけじゃないけど

宝物のような思い出は。

そっとそっと
しまっておいて
温かいままでいたい

こんな寒い雨の夜に ....
失った
後悔を
追いかける
俺は無常

無くなった
腹減った
飯を食う
俺は無常

虫が湧く
無視をする
虫になる
俺は無常

情熱に
蓋をする
莫迦になる
俺は無 ....
月曜日
突き刺す気嵐の中
若い女が ビールを振る舞う
突き刺す気嵐の中
マネキンの片手に数羽の鳥が止まる

火曜日
隕石が飛び交う真夜中
若い女が アイスを振る舞う
隕石を避けて生き ....
  傷だらけの携帯電話を見ながら
  明日のことを思いめぐらす
  不利な戦いになる
  このまま今日が続くなら
  
  偶然とは理由がわからないだけの必然
  真夜中に白い氷が降りはじ ....
あなたが悪いのよ
あなたが悪いのよ

ベッドに投げ出した身体は重く
やる気もなくイライラした私は

彼の胸をげんこつで
ドンドン叩いて叫んだ


あの人のことを忘れられないのは
 ....
酔わせておくれよジャックダニエル
まっすぐにこの喉を焼ききって
酔わせておくれよジャックダニエル
朝はまだ遠くにあるはずさ
酔わせておくれよジャックダニエル
冷たい夜風も溶かしきって
酔わ ....
 さて、一日ぶりの歌謡曲日和となります今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕と言えばOSをクリーンインストールするついでに7にするからついでにパーティッション分割を元に戻そうなんて余計な事 .... あの{ルビ鋼=はがね}の壁を
いつしか破れると信じて
今日まで生きてきた

壁一直線に何度も叩いた拳は
赤鬼よりも おどろおどろしく
涼しげな白の壁が 次第に青くなっていく

この一振 ....
トマトはなぜにそれほど

鮮烈に赤く染めているのだろう

緑のへたさえ惜しいほどの鮮烈さ

皮一枚隔ててみずみずしさをほとばしらせ

片手で宙に放りなげれば

それは美しく光を放ち ....
誰からの便りも途絶えた
朝に、娘が
私の靴をはいて
玄関に座る、

指の間で、
引き伸ばされた
私の髪が
娘の、背中で、
今、息を引き取ろうとして
流れていくのを、
私はとめよう ....
遊びにうつつを抜かす季節も、
仕事のストレスの裏返しだったのだけれど、
その後厄も、
もうすこしで終わる。
来年には、ぼくは、彼女と区役所へ行って、
婚姻届を出すだろう。
赤ちゃんの名前に ....
木枯らしが吹き

去って行った男たちを
つらつらと思う

あったかい口づけ
厚い大きな手
柔らかな髪
広い背中
甘い匂い

熱くなる
ほめ言葉

リフレインする 声
声  ....
ごまかせない背中の線を
舌が、背骨を1本ずつ折っていくように
移動する(冷静に)
ふと、溶けてしまった金魚を想う
泳ぐのをやめた金魚のように
わたしはぐったり横たわり
白くなってし ....
真っ白い紙が好きだった
四つ折りにして切り離し
たくさん集めて綴じつけて
カバーに布を貼りつけた

憧れを描いて書いた
何十年過ぎても

たとえば生垣のプラン
今は構成中
東の庭は ....
おっぱい



おっぱいがすきだ
まえかがみになったとき
えりもとからのぞく
おっぱいのあたまがすきだ
ぶらじゃーがかぱかぱして
ちくびまでみえたららっきーだ

おっぱいがすきだ ....
ユルカ クラヤミカ
カタイタヤ アマタ
ニンジンヌ ヒチャイ
チユヌ ヒチャイ
{引用=夜か暗闇か
語りたい数多
人間の光
千代の光}
アリヤ ニヌファブシ
ナチカサン ヒチャイ
 ....
あなたの書くものに
目を通すのは
もう日常になっている

そして 感じたままを綴ることは
出さない手紙のようだ

返事もなければ
読まれることもない

いつまで続けるのだろう
あ ....
嫌だったら、逃げればいいよ。
あの坂道を登って一人自分の体がどうなっているか聞きに行くのはこりごりだ。
今、生きているんだからそれだけでいいじゃないか。

嫌だったら逃げればいいよ。
街角ご ....
彼らは 退屈している

何を楽しめるのかと尋ね そんなものはもう楽しめないという
退屈していることを 実は不安がっている

何かが退屈なら それが退屈だというだけ ただそれだけのこと

 ....
過ぎていく時間を 小さな手で ギュッと握れる分だけ そばに置く
小さく握りしめられて きゅっと固まった綿あめのような そんな時間を
ぽこぽこと積み上げて。

ほのかに甘いにおいのする 綿あめを ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
特別攻撃隊- ペポパン ...自由詩4*11-12-8
この世は崩壊する- ペポパン ...自由詩3*11-12-8
おばちゃん- ペポパン ...自由詩3*11-12-8
ダーティーボム- faik自由詩14+*11-12-8
はじめに謝っちゃおう!- 花形新次自由詩5*11-12-8
五月二十日、失う夜。- 三田オコ ...自由詩211-12-6
午後の詩集- たま自由詩31+*11-12-6
人形願望- 木原東子自由詩17*11-12-4
人魚のミルク- 冬野 凪川柳6*11-12-3
アラバマ- 只野亜峰短歌111-12-3
捨てられないものがある- 森の猫自由詩18*11-12-3
俺は無常- faik自由詩23*11-12-2
マネキンの若い女- subaru★自由詩16*11-12-1
今日という日は死ぬけれど- ただのみ ...自由詩12*11-11-27
呼び合った- 森の猫自由詩7*11-11-22
酔わせておくれよジャックダニエル- 只野亜峰自由詩3*11-11-20
歌謡曲日和_-あさき_赤い鈴-- 只野亜峰散文(批評 ...111-11-20
- subaru★自由詩16*11-11-20
トマトの血- 灰泥軽茶自由詩3*11-11-19
習作- ballad自由詩311-11-17
名器の女- はだいろ自由詩311-11-16
去って行った男たち- 森の猫自由詩10*11-11-16
夜中になれない夜へ- c自由詩311-11-14
小さな計画- 木原東子自由詩9*11-11-12
ひらがなでかけばゆるされるかもしれない- 木屋 亞 ...自由詩9*11-11-12
琉歌二首- 小池房枝伝統定型各 ...4*11-11-7
出さない手紙- 森の猫自由詩8*11-11-2
逃げる人- そよ風自由詩3*11-10-27
寄る辺のない人々- やーぶら ...自由詩311-10-27
時がふる- やーぶら ...自由詩611-10-27

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