何もかも捨ててしまいたいと
最初からやり直したいんだと
すべてが嫌になったんだと
君は笑って話していたけど
消えそうな横顔で
さみしそうに笑ったけど
それが本当だとしたら
やりなおした未 ....
気温 29℃
風速 3.1m
湿度 78%





鋼鉄の肌に汗がつたう
夜空をきりとった 明かり窓」からの月光
ウラン235の心臓の鼓動


「「 父さん、ここはひどく蒸 ....
「嘆きなく」
          木の若芽

ゆりの木が鳴る
けやきの木が踊る
とてもさっぱりした風だよ

昨日の風はしっとりとしていた
今日の風はからりとして
いちょうを匂わせ
 ....
              120808


どこまでも美しい空に
白い雲が流れてゆくよ
もうすぐ秋だよ
もうすぐ破綻だよと
オリンピックも
盛夏も楽しめないよと
初老のど根性が
 ....
とつきとうか
出口の見えないトンネルの中を
さまよい歩く気分でした

年中睡いくせに
その眠りは浅く
私は大海に漂う一枚の木の葉のようでした


{引用=沈みかかっては(眠りに落ちて ....
            120808




木偶人形のため息を
有人に託した
触ると
ざらっとした感触の灰皿
古くて錆びて汚れたままになってるが
ご馳走様の声は聞いている
出番 ....
何かと目印になったり邪魔になったり
いつのまにか切り倒されて
また
(はじめまして)
お庭番だよ
それから僕も楔を打ち込まれたままだ 。
僕たちはただ、夏のせいにして

激しく求め合い

そしてただ、夏のせいにして

激しく傷付け合った



総てはあの照り付ける

太陽のせいだと

思いたかった ....
また一つ。
何処ぞの悪事が、
見え隠れ。
酷暑でも逃げない野草尊敬す 打ち込んだ言葉が 
操作ミスで 消えた瞬間 

何もかにもを なくしてしまったような 喪失感に
さいなまれそうに なる 

目の前で 笑う 姿に 
かなうものなど ないのにね。
ぼくはただもう
汗をかいて生きよう
排ガスさえ流れてこないよ
よどんで静止する空気のなか
一瞬!の風を
ヨットの帆のよう
全しんをぱんと張って受けている
止まっては溶けつつ
ひたす ....
私の心臓に突き刺さった一本の棘。
抜くことはできないのか

河は輝いているが、私は輝きをなくし
生気が吸い取られていく
私の中の水面はどぶねずみ色になり、
なくなった。私も私でなくなった。 ....
パサパサに
なってボリューム
増した気が
するだけじゃねえ
のかスカルプケア




横、後ろ
少なくなって
きてるから
ヘルメットでも
被ってるようだ




誰 ....
孤独じゃないと感じてる

孤独じゃないと案じてる

二人でぐっすり眠りたい

月あかりだけ浴びながら

青いツラの皮うかんでる


きのうの戦争銀メダル

世界で何位なら満足 ....
海がわたしたちを生んだの?
わたしたちが海を生んだ気でいる
飼おうとして噛まれた手が痛む

波はなにかを
探しているから
常にかきむしって
大地をけずってゆく

砂浜が綺麗に
みえ ....
 
もしも鳥だったら?

あたしゃ、きっとペンギンさ

灰色の空を見上げるだけのペンギンさ




 
あなたはとても幸せだと想うわ
だって辛いんでしょ
だって淋しいんでしょ
だって泣きたいんでしょ

そんなもの もうあたしは忘れたの
そんなもの もうあたしは捨てたの

それでなぜそんな ....
  闇に
  眼が灯ったので



  無人の食卓はむしろ
  円く、
  青白く
  幼子の夜泣きは
  ぬるい風に裂かれ



  アスファルトの上に散る
   ....
ロックしても
ノックしても
おまえのこころはどうにもならない
おまえはまるで壊れたアラーム
そのときがきたって起動することなんかないのさ


裏通りじゃドラッグ ....
 私はもっと人に心を使って、気を使って、物を言う、話をする、言葉を発するべきだと気づきました。詩人でありながら言葉の使い方に気を使っていませんでした。
 人の心を無視して来たのです。もっと自分の感情 ....
            120807



デクニンギョウノタメイキヲ
ユウジンニタクシタ
サワルト
ザラットシタカンショクノハイザラ
フルクテサビテヨゴレタママニナッテルガ
ゴチソ ....
瓢箪から駒みたいな約束
吐いて
はしゃいでみたものの
閻魔様にも負けず劣らず
舌抜いて
いっそのこと
こっそり禁○の看板
燃やしてしまおうかと取り出して

マッチ棒擦って
暖めてく ....

コップ一杯の水を飲む

夜の間に
水分が失われた細胞が
目覚めていくのを感じる

八月六日の朝
同じように水を飲む

最期の言葉は
ミズヲ クダサイ

この水は
私の水 ....
とんぼが にげない すこしも
とんぼの 目の中に わたしが
たくさん いるというのに

あぶらぜみが にげない すこしも
目線のたかさ で    なきはじめた
あぶらぜみ わたし ....
道ばたに金メダルが落ちていた
近くにはテレビも落ちていた
少し離れたところに
金メダリストも落ちていた

それらを拾って
交番にとどけると
お巡りさんがテレビを見ながら
感 ....
おさむとかなめの家の後ろには
同じ造りの平家があって
銀髪をひっつめた細い老婆が住んでいた
地味なワンピースにいつも前かけをして
家作の花をかわいがり
ピンクと一対の青いスイートピーを息子と ....
ルノアールで珈琲を飲む
革張りの椅子に座り
香りを楽しむ

入っては出て
出ては入ってくる
人を眺めながら来し方行く末を思う

大学生のころ
通っていた喫茶店はルノアール
だったか ....
{画像=120805195041.jpg}


一つ忘れることは
一つ自由になることかも知れない
我々は過去に囚われ
過去に生きているように思うが
想いは日々新しい記憶に塗り替えられてい ....
どうにも
こうにも


うにを食べたら

ども って
こも って


どこ が分裂したので


糸でんわ

も って


し〜ん





ねてる場合です
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白紙変換の後、- なきり自由詩412-8-8
テニアンの少年- 月乃助自由詩21*12-8-8
嘆きなく- 木の若芽自由詩312-8-8
配備中の安全性- あおば自由詩5*12-8-8
とつきとうか- そらの珊 ...自由詩1412-8-8
灰皿(縦書き)- あおば自由詩5*12-8-8
蘇鉄- アラガイ ...自由詩4*12-8-8
僕たちはただ- 永乃ゆち自由詩3*12-8-8
島国の、隠れんぼ。- 唄種川柳212-8-7
雑草- ペポパン ...川柳5*12-8-7
操作ミス- 藤鈴呼自由詩6*12-8-7
汗をかいて生きよう- シホ.N自由詩312-8-7
憂い- 灘 修二自由詩3*12-8-7
ハゲ短歌1- 花形新次短歌212-8-7
ねむれない夜- 吉岡ペペ ...自由詩1112-8-7
海のさがしもの- 朧月自由詩612-8-7
ペンギンさ- 殿上 童自由詩25*12-8-7
感染- HAL自由詩5*12-8-7
闇の眼- 草野春心自由詩312-8-6
ロック・アラウンド・ザ・バンカー- ホロウ・ ...自由詩1*12-8-6
「告白」- ペポパン ...散文(批評 ...4+*12-8-6
ハイザラ- あおば自由詩3*12-8-6
禁煙- 乱太郎自由詩15*12-8-6
誰かの水- そらの珊 ...自由詩14+12-8-6
すこし- るるりら自由詩25*12-8-6
オリンピック- 小川 葉自由詩5+12-8-6
まえのばちゃん- salco自由詩7*12-8-6
喫茶室ルノアールにて- kauz ...自由詩16*12-8-5
一つ忘れることは_/_新生する自我- beebee自由詩27*12-8-5
どうにもこうにも- 阿ト理恵自由詩10*12-8-5

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