そうよ歩いて行って
分かれ道は両手を広げて ますっぐ渡ればいい

イメージの運命を耕しながら 開拓を営め
そうよ歩いて行くの
重力は あと100億年は繋いでくれるイメージだから
そうよ歩い ....
商工会館が閉鎖された街に
バナナ売りの声が響く
ゼラチン質の船に乗って
目の見えなくなった犬は
遥か遠洋へと向かう
たて笛の隣にある空き地に
僕と彼女は小さな家を建てた
悲しみ、とい ....
  愛することができたものと
  愛せなかったものを
  苔色の水面に
  あなたが浮かべる



  夕暮れはしだいに  
  薄くひろくのびてゆく
  冬空を流れている、 ....
それは無責任さから来るものではなかった

ちあきなおみが黒人霊歌の奈落のとばりに

サマータイム・・すっと立って歌っていた


夏の粒子のような湿度と暗闇

わたしはたましいを遊ばせる

いいことなん ....
だれの《Summertime》が好きだと
もし問われたらぼくは間髪いれずに
パールの《Summertime》だと答える

ビリーもサラもフィッツジェラルドも
確かに名唱は否定しないけれど
 ....
大教会の

ステンドグラスが

粉々に割れて

天使が落下してきた

大理石に叩きつけられ

散らばる宝石の上で

息絶える



幼い君はそ ....
人からたまに言われるさ。

「いつも楽しそうですね」

「ちゃんとしててすごいですね」

「きれいにしてて素敵ですね」

・・・etc.



もうちょっと近づいて、よく見てご ....
は罪

は泥棒のはじまり

が重なり身動きがとれない

三昧の・・・

も方便

でもイイから

は嫌い



嘘だとおもったら、人間でした。
ほんの小さな子どもだった
たぶん五歳くらいだと思う
私は明確な意思を持って
嘘をついたことがある

――お母さんの背中だった

月が出ていた
星も見える
風はとても冷たい 
凍てつ ....
いい格好しなくていい
むしろ
ちゃんとしているとつまらない
ちゃんとしない人生を生きる勇気はないけれど
せめて
目も口も鼻も
とんでもなく
へんてこにしたれ
おかしくしたれ
ぶっちぎ ....
           絶望の上着を引っ掛けて
           孤独の靴を履こうじゃないか
           来し方行く末足どり軽く
           咲いた ....
{引用=  テクノの骨、



  銀色 の夢、抱えて。
  左 に憧れ
  右 に足の痺れ
  固めた砂 のような
  闇の中で ね
  キミはいったい
  どこの馬の  ....
めでたくない おめでた カラスみたいに
どこにいても不思議じゃなくて
どこにいてもかまわれなくて
嫌われてても
黒でいることをゆるされている

そんなお前がうらやましいと
こっそりいつも
思っている私がいるこ ....
百万億土 三千世界
どこまでいっても仏の道
世界の終末 神の成就
どこまでいってもハルマゲドン
聴こえますか 見えますか何を聴いていますか 何が見えていますか
私はひまわりの種を植えまし ....
青い鳥を 眺めてる
倖せは 何処に有るのと 探しても
芽を凝らしても 水が無ければ 見つからず
如雨露 片手に ウロウロ うろろ

ウロロンと 嘆いてみても
倖せの 青い声には 届かない
 ....
   晩秋

すでにざっくりと強剪定された太い枝の切り口を
寒空にさらす街路樹
いつも
心の底ではあてどなく遠いあしたを待ち侘びていた


   冬の雲

空一面に
狼の顔が ....
雪は
ひとひらと数えます

ひら、ひらと
落ちてくる様は
心がなにかを探しているようで

雪を
ひとひらと数えます

ふたひら
みひら
あとはもう数えるのは止めました

あ ....
ほころびを縫う
小さな欠落をたぐりよせながら
そのひとつひとつを
確かめるように埋めていく

ほころびのない人生など
ない

冬の夜にほころびを縫って
いる

母さんにもらった針 ....
僕は歩いていった
街が そこにはあった


何もすることもなく、
とても 疲れていた


息をしていた
人には言えない冷たい思いで。


子供を見ていた
過去の路地裏に  ....
 流行はぐるりと巡って、パンツはストレートからスキニー最盛だ。ウレタン樹脂の穿き心地を男性も楽しめるところが前回と違う。
 
 にもかかわらず高校生の男の子達は、相変わらずブカブカのをずり下げて穿 ....
帰りの電車に揺られながら、頁を開いた 
一冊の本の中にいるドストエフスキーさんが 
(人生は絶望だ・・・)と語ったところで 
僕はぱたん、と本を閉じて、目を瞑る 

物語に描かれた父と幼子を ....
笑顔でありがとうと
言ってくれたあなたを
冷たいと思ってしまった 私はうたぐり深く心の狭い人


世渡り上手に憧れて
今日もとんびは大空飛ぶもタカにはなれず
ただくるくると旋回してる ....
雪が朝から降っている
景色の輪郭を消しながら
道路の染みを消しながら
隣の境を消しながら

雪が一日降っている
人の予定を消しながら
人の日常を消しながら
人の時間を消しながら

 ....
こんな街の外れの路地裏で
こんな冷たい雨の日に
あの娘(こ)今日も
たった独りで
佇んでいるよ こんな時刻に
学校 どうしたのかな
制服姿で 大丈夫かな
明日までに乾くといいけど
突然 ....
あたりまえのように朝があった

朝という名前

朝でひとくくりにしてしまうと

それは陳腐だ

愛とひとくくりにしてしまうと

解釈だらけだ

地方都市の朝にさえ貴女を思う


微熱

腹痛

結婚
 ....
{引用=
悲しみのふきだまり
時の塵が 雪のように
ふりつもった

私の父は、元旦の夜に亡くなりました
四十四歳
心臓のわるい 人でした

長いときの 時のながい あいだ
なぐさめ ....
僕は水色のグライダーではなく

鳥の中でも一番ありふれた
雀やカラスでもなくて

ひばりのように高く
カモメのように鮮やかに

はばたきたいと
願う

風に乗り
 ....
             130113


 不法な暴力行為を直ちに止めるように命じましたが、全く聞き入れてくれなかったばかりか、凶器まで振りかざしたのでやむなく腕力で阻止しました。被疑者は ....
買いたてのデニムを履いて初句会
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
チャプター0・001- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-1-16
見殺し- たもつ自由詩1113-1-16
浮力- 草野春心自由詩713-1-16
サマータイム- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-1-16
Summertime- HAL自由詩3*13-1-16
決別- 多紀自由詩11*13-1-16
ハリボテ。- 元親 ミ ...自由詩14*13-1-16
人間でした- 芦沢 恵自由詩20*13-1-16
【_おんぶ_】- 泡沫恋歌自由詩19*13-1-16
笑いあって福きたる- そらの珊 ...自由詩19*13-1-16
颯爽たるもの- 石田とわ自由詩7*13-1-16
テクノの骨- 草野春心自由詩413-1-16
めでたくない_おめでた- 北大路京 ...自由詩3*13-1-15
空に近いカラス- 朧月自由詩813-1-15
万華鏡- 月形半分 ...自由詩413-1-15
ウロロン鳥- 藤鈴呼自由詩3*13-1-15
晩秋・他- Lucy自由詩14*13-1-15
ひとひらの雪- そらの珊 ...自由詩1513-1-15
ほころびを縫う- そらの珊 ...自由詩1713-1-15
見た日- 番田 自由詩513-1-15
風俗考_青春の部- salco散文(批評 ...4*13-1-14
天使の声_- 服部 剛自由詩10*13-1-14
とんび- 寿 雪野自由詩3*13-1-14
雪が降る日- ……とあ ...自由詩18*13-1-14
路地裏の娘- もっぷ携帯写真+ ...713-1-14
地方都市の朝- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...913-1-14
誕生日- 月乃助自由詩7*13-1-13
凧(カイト)- Lucy自由詩18*13-1-13
書こうとしたことを忘れてしまって- あおば自由詩5*13-1-13
初句会- 北大路京 ...俳句213-1-13

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