生きていることは素晴らしい
生きているだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごせるだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごしてくれるだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごし ....
世界は様々な色と形に溢れている
雑誌や広告にも様々な世界が散りばめられている
//透明な硝子板の上//
配置を考えながら切り分けてみた
淡い色と鮮やかな原色のポーズ
長 ....
カンザシの
  椿の花に
   メジロ来る
普段は意識さえもせぬその季節
迫るときには狂おしいほどの現実感を伴って



唐突に 緩やかに   訪れる春寒は
唐突に 緩やかに   迎える春寒は   

 
個別的に夜霧  ....
つめたいふねの
なかの箱
のなかにゆられ
ながら
じっとかなしみや
寂しさがしずむの
を、待つ

つくりかたも
わすれた
渇きだけ
の風が少しだけふく
上から
スポットライト ....
風が吹いている気がする
おとないの人の
逆光線に佇む
寒々しい玄関に
しろい心を覚える

冬雲のその
質量感の無さが妙に泣けるね

煙突から
軽く上ってゆく水蒸気を見ている
いつも二人でふざけてたよね
じゃれあってた頃の二人を思い出すと
これからの僕の人生に君がいないなんて嘘みたい

ほんと どっかのテレビのドラマみたいに
これまでの話が全部夢ってオチだったらど ....
夜の底
白いテラスで
まるで一粒の水滴になったような気持ちで
佇む
この心は何かから
別れてゆこうとしているのだ
何からなのかはわからないが
さびしく はるかに
遠ざかってゆこうとして ....
寒いねときみは白い息を吐きながら言う
でももうすぐ春だ 暖かくなるとも言う

そう想うきみに真実を告げることは
とても辛いけど
だけど告げておかなければならない

自然は一年ごとに四つの ....
しゃくなげの苗が売られている。

その名まえは冬に教えてもらった。だからしゃくなげが、あんなふうな、つつじのお化けみたいな花なんだっていうのを知ったのはずっとあとになってだった。だって、これは ....
最初に
魚影がよぎる

同時に
背骨が見つかることもあるが
大抵は時間がかかる

次に
尻尾が見つかるが
順番が逆の時もある

頭はどうでも良い
後で取って付ければ良いのだ ....
車椅子に座らされて 
ポツンと窓辺の席に居た
病院の中は明るく 
居心地良さそうに思えた
眼を閉じて朦朧としている 
あなたは……
見舞いに来た
娘たちの顔も分からない
どんよりと眼を ....
今ごろ何しているのかな

きっと趣味のデジイチを首から提げて
お気に入りの被写体を求め
谷根千あたりを自転車で走り回っているのかも

そんな感じに好きなひとを想ってみる

なんか幸せな ....
食べる 食べる 私は食べる
鬼か 悪魔か
私は今日もヒト狩りに向かい
心を いくつもの心を
捕らえてくる

汚れたテーブルの皿に
煮込まれた心が
盛られている
様々な心は
東から上 ....
食べると元気になる
食べると温かくなる。
食べると沢山食べたい
沢山食べてももたれない。

作る人は疲れるけど
美味しいと言って食べてくれれば
全てが吹っ飛ぶ
嬉しくなる。

全て ....
 
音だけが交差する 黒い海

波間にキラキラ 海蛍

お願いだから消えるなんていわないで 海蛍



 
{画像=120128221115.jpg}




それは
青空を巻いて
大きく旅立って行ったのだった

遥か眼下に
広がる世界は
大きく変わろうとしている

幼い頃
見 ....
聞こえるのは
屋根から滑り落ちる小さななだれの音だけ

加湿器からもくもく白い蒸気が上がって
湿った空気がじゅうまんする

だるいからだとひどい頭痛
おでこだけがひやりとして
細胞がた ....
夢に浸るのは
無駄だと
いい加減に気付け

と自分に言い聞かせる

夢のなかぐらい
いいじゃねぇか
構わんだろ

と自分に言い聞かせる


朝に目が覚めれば
思い出になって ....
              死んでしまいたい夜に
              みそ汁をつくる
              干からびた大根のしっぽを
              短冊に ....
優しさによく似た嘘に手を引かれ

行きつく先は虚構群。


いつからこんなに弱くなった?

いつからこんなに涙もろくなった?


答えのない問いに戸惑うのはもう飽きているのに

 ....
  非定型な雲は生硬な定型でしかない
  ぼくを尻目にとりとめがない

  ぼくのO市
  かのじょのN市
  どちらも雲と坂が多い街であるから水っぽい
  川が
  なにか ....
開いた頁に散りばめられた 
無数の文字の裏側に 
薄っすら浮かぶ誰かの顔が 
あなたに何か云おうと、口を開く 

机の上に置かれた本は 
いつでもじっと待っている 

本を開いたあなた ....
 
関係に
まだ名もない頃
 
ただ少しお互いを
気にし合っている
 
そこから始まったり
それだけで終わったり
 
恋の卵
焦らずゆっくり
温めていこう
 
-*-*- 2011年末 -*-*-

特別な夜の重さに耐え切れず 変なキノコを入れて闇鍋

年内はもう逢えないし寂しいし年明けるまで冬眠したい

君に似た人を見かけてまた棘がココロに ....
存在しなかった者達よ

今更嘆いても仕方あるまい

世界はとうに終ってしまったのだ

君達が出てきたところで

どうにもならなかったことは必至の受け合いだ

存在しなかった者達よ
 ....
梅雨の晴れ間に射す陽光は、いかにも目に眩しい。この図書館の処々にはステンドグラスのはめ込み式の窓がある。陽が射さない日には、くすみ、精細を欠くその窓も、今日は冴々と色を発色させて美しい。ステンドグラ .... 午前0時 チョコレート色、渋谷の街角 、付け爪、絹擦れ、女子高生、瞳、 タリバンの娘 : :午前5時 砕けた石、 羊たちの群れ、 井戸水、 蒼白いネオン、黄色い光、音のない砂漠、欠けた月::  .... 小泉を選び

民主党を選んだ馬鹿どもがまた

増税は仕方がないとか言い出している

小泉も民主党も選ばなかった俺なら

毒づいてもいいだろう

事業仕分けも頓挫して

歳出だけ ....
葉船を浮かべた夢胞子
ふわり舞い散り次の里
幾つ数えて通りゃんせ
閂の鍵 見付からないの

*

ねぇ 聞いて?
この フレーズを
ねぇ ム〜ミン♪
あの日の口調で 唄えたら
時 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生きていることは素晴らしい- komasen333自由詩1*12-2-2
アフロにヒキ/ヒキコモる- アラガイ ...自由詩9*12-2-2
- ペポパン ...俳句12*12-2-1
来るべき冬- komasen333自由詩2*12-2-1
グレリグレリ- 唐草フウ自由詩11*12-2-1
ある日- 塩崎みあ ...自由詩5*12-2-1
夢のつづき- 信咲自由詩312-2-1
青の別離- 塔野夏子自由詩7*12-1-31
春夏秋冬- HAL自由詩412-1-31
すべてが思い出になったあとで- はるな散文(批評 ...312-1-31
詩のおさかな- nonya自由詩26*12-1-30
【_つれてかえって……_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-1-30
優しいひと- 恋月 ぴ ...自由詩30*12-1-30
Image(冬)連- within自由詩7*12-1-30
愛のある料理- ペポパン ...自由詩7*12-1-29
海蛍- 殿上 童自由詩25*12-1-28
孤影_/_遠く飛び立って行った白い鳥- beebee自由詩28*12-1-28
たいおん- 森未自由詩17*12-1-28
いまも夢のなか- 一 二自由詩712-1-28
大根が泳いだら- 石田とわ自由詩8*12-1-28
空の果てまで- 永乃ゆち自由詩5*12-1-27
雲と坂道のデッサン- 石川敬大自由詩13*12-1-27
机上の本_- 服部 剛自由詩3*12-1-27
恋の卵- 次元☆★自由詩5*12-1-26
年末年始短歌2011-2012- 北大路京 ...短歌10*12-1-26
存在しなかった者達へ- yamadahifumi自由詩312-1-26
金魚(散文詩)- そらの珊 ...自由詩7*12-1-26
タリバンの娘- アラガイ ...自由詩5*12-1-26
増税なんて- 吉岡ペペ ...自由詩112-1-26
ゆめぼうし- 藤鈴呼自由詩2*12-1-26

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