ブーゲンビリア 七変化ほどのパレットもないけれど

信号機ほど単細胞でもない

久しくあの風景を思い出したよ どこにでもあった

ブーゲンビリア 県花ではないけれど どこにでも咲いていた
 ....
極楽や照らせば光る{ルビ蜚蠊=ごきぶり}も

持続可能な崩壊、夏。

botにも陰日向あり半夏生

汝が前の妖かし涼しくて夜更

真夜中のデパート小袖の手はゐるか

座敷ぼこ居ら ....
わたしがあなたの手を振り払ったのは
悲しいからではなく
怒りからでもなかった

ただ愛がこの巣を飛び立って、

この檻から去っていくのを見つけたから……

わたしがあなたの手を取ったの ....
      あつい雲に夜空は覆われ
      月の光がとどきません
      それでも夜空をみあげ
      かすかな光を探すのです
      愛を謡う千の夜がありました
    ....
阪神野球チケット

神宮球場野球チケット

甲子園かと思ってしまった

ぬかよろこび

めがよろこび

阪神野球チケット

神宮球場野球チケット

甲子園かと思ってしまった ....
ガードレールに捲きついた
細い蔓植物が雨にたたかれ揺れている
雨はそれほど強く降っていた
たぶん汗なのだろう、額から頬にかけて液体が流れ落ちている
さらに背中は液体で飽和され
まるで別の ....
マイギターボディシェイプがカブトムシ誰に聴かせることもない音 俺が死ぬと生態系が崩れる わたしをAと見たて踊らせるのは
おそろしいことにちがいなかったが
おかげで血はとまった

うすばかげろう、
知らない言葉を育てることで
知らない自分を見捨てることができた
(辞書はよ ....
今日はカレーにしました。ナス入り夏野菜カレーです。

今煮込んでいます。お風呂の湯も溜めながら。

カレーの香りはうつるのです。
昨日、近所から漂ってきたのです。だから、

今日はカレー ....
蝉の話を
してあげよう
焦がされるまで
力のかぎり

蝉の話を
してあげよう
身体をふるわせ
夏を生きる

きみを
やさしく包みこむ
ていねいな
風通しのよい
午後の産着の ....
夕陽の照り返す ビルの窓ガラス
夏の短い影と熱風を通りに落とす
古ぼけたビル群
短い窓から覗く疲れた顔
またぞろ老人が吐き出される。
ビルの彼方には夕焼け雲とスカイツリー
決まった時刻にぞ ....
 ところで洋子のことだと思いながら
 お父さんは鉄板上のオムソバを前にしている
 オムソバを最初に発案した人は神様じゃなかろうかと
 焼きソバを卵で包むという所業など
 もはや神の領域に達して ....
ぼくはさびしくなんか

ぼくはむなしくなんか

ないよ

なし崩しでいいじゃん

つぎはぎだらけでいいじゃん

どうせみんな

脳をだまして生きてんだ

脳だまされて生きて ....
言葉にならない声でも君に伝わればいい 生後数ヶ月で両目を摘出してから 
声と言葉を発しなくなった彼女は 
木の世界の土壌に根を下ろし 
大人になってゆきました 

ある日、遠くから来た旅人は 
人に話せぬ深い悩みを打ち明け 
 ....
 {引用=松田聖子との同時代はもはや左腕の種痘痕のみである。
                     哲学者 猿田川愕膳}
  具足の季節
          作詞:三浦徳子
        ....
憂いでも
蔑むな

笑っても
嘲るな

怒っても
憎悪を飼うな

泣いても
己ばかりを憐れむな

楽しめ存分に
できることなら誰かと一緒に

叫べ
耳は塞がずに
 ....
グッディイブニン

その声はガイドのように 背中をさすり
            背中を押し

刻を知らせる 今宵は強烈な眼差しで屋根をもすり抜け
知らせに来る

だから 世間に従い眠 ....
土曜日の午後
コーヒーショップに子象が入ろうとしたが
ドアに胴体がはさまって
そのまま動けなくなってしまった
店の外から象使いの少年と通行人が
しっぽを掴んでエイヤッと引っ張っている
 ....
{引用=
文月二十日
 解剖のひつようもなく
 わたしの うちに
 命の 砂時計の残りをたしかめる日


オメデトウ 
 オメデトウ


神々が休むことのないように
 あゆみを ....
ぼくの頬を撫でる風は、彼の息吹だ
空に輝く太陽は、彼の瞳だ
向こうにそびえる山並みは、彼の肉体だ

彼は語る

空を震わすあの曲に
ぼくらのこころも震えたならば
彼の歌声を確かに聞いた ....
変わらない日なんてない
水溜まりは乾き
草は地面を覆う
飛ぶ鳥は雲を追い
日は速度を落として沈む

変わらない日なんてない
日記は二日で書かなくなり
アルバムは途中から白紙のまま

 ....
名を望む空があった 写真家の名前だった
写真に収めることを 刹那主義の私だからしない

思い出は極秘の扉の鍵だけで いい 浸らない視線は 名を望む空へ

癒されざる動機に支障をもたらす 生贄 ....
わたしの
気持ちの奥、ずっとずっと
深く



ぐるぐるとうずまくような
或いは
サラサラと零れるような
この名前のないもの



名前がないものに
泣けたりも ....
がたたん
ごととん
外は
いつのまにか暗く
ここまでは来たことがある
という駅を通り過ぎて
全く
知らない場所

予想通りの
小さな駅
どこで降りても
スーパーがあって
コン ....
貴方の笑顔が大好きで
少しでも貴方の闇を凌げたらと
私は必死に没頭した

突然の吉報で
貴方を喜ばせられる術を
散々考えてね

やっぱり僕には
こうするしかなかった

僕の大切な ....
切符が手から滑り落ちた
少しぼやけて見えたロータリー
そっと切符を拾い上げたら
時計も、柱も、電工掲示板も
一歩もそこから動いてはいなかった


月曜深夜の椅子取りゲーム
居心地の悪さ ....
チェス盤の上に真っ赤な林檎置きキングを殺す君の無邪気さ サイキックもなく
ルナティックもない

優しさに融ける強みを整えて歩く

 ちょうちんの暖かさでスーっと佇む 永遠の秘密の入り口

蛍を探したくなる心得が呼び覚ます 凛月

草花が耳 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブーゲンビリア_梅の色- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-7-25
夏の焚き火- 佐々宝砂俳句413-7-25
檻から飛び立ったあなたの愛へ- 創輝自由詩313-7-25
月光- 石田とわ自由詩16*13-7-25
野球チケット- 吉岡ペペ ...自由詩213-7-25
amaoto- 山人自由詩5*13-7-25
マイギターボディシェイプがカブトムシ誰に聴かせることもない音- 北大路京 ...短歌113-7-25
俺が死ぬと生態系が崩れる- 北大路京 ...自由詩1513-7-25
A- はるな自由詩513-7-24
ご近所カレー- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-7-24
蝉の話をしてあげよう- 佐東自由詩8*13-7-24
参院選の結果を踏まえて- ……とあ ...自由詩8*13-7-24
木枯らしお父さん- 平瀬たか ...自由詩10*13-7-24
ぼくは- 吉岡ペペ ...自由詩413-7-24
言葉にならない声でも君に伝わればいい- 北大路京 ...自由詩413-7-24
木のひと_- 服部 剛自由詩1013-7-23
2013夏_聖子超人伝説- salco自由詩10*13-7-23
政治家にはなりたくない- ただのみ ...自由詩18*13-7-23
ランダムな声- 朝焼彩茜 ...自由詩313-7-23
あんた誰?- 壮佑自由詩25*13-7-23
文月の紙ひこうき- 月乃助自由詩13*13-7-23
彼は語る- ゆったい ...自由詩513-7-23
変わらない日なんてない- 小原あき自由詩10*13-7-23
「名望空」写真家の名前- 朝焼彩茜 ...自由詩513-7-23
名前のないもの- 大西 チ ...自由詩313-7-23
知らない人と- チアーヌ自由詩1113-7-23
必要悪から幸福へ- 紫蓮自由詩213-7-23
夜更かし- 中原 那 ...自由詩413-7-23
チェス盤の上に真っ赤な林檎置きキングを殺す君の無邪気さ- 北大路京 ...短歌713-7-23
凛月- 朝焼彩茜 ...自由詩413-7-22

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