そう、彼女は遥か遠い北国からやって来た。ボブ・ディランの名曲にのせて。
彼女の国では今でも夏に雪が降ると言っていた。
僕はその言葉を本気で信じていたんだ。
彼女が嘘をつくなんて夢にも思わなか ....
 
名残の夕立に

消えていく

あなたが消え去っていく



 
理念や法則や未来のために戦っている

戦争をしている

誰も救うことのできない戦争をしている


優しさは

勝利なき戦いに挑む者たちだけが

身につけられる

そのことを
 ....
気分ではない 体の疲れが此処に響く 気分ではない

怠けて課題を溜めるという頑固な菌が まだ繁殖してくる 雨の日だからか

気分ではない であれば 脇役か裏方か台本を一章くらい破くか してみる ....
ゴロゴロ鳴って
色とりどりの
ヨーヨー風船が落ちてきたような
夏の破裂音

軒下も見つけられずに
人気のない家の庭先にある
大きな木の下へ滑り込むと

浮世絵の世界が音も吸いこんでい ....
蝶は夏の光を泳ぐ

ふわり ふわり

目には楽しげで 

花を愛し

仲間と戯れて

ときに人にも寄り

いのちの季節を謳歌する



さて黒い揚羽がまるで
 ....
波の音は

異国のことば

こどもたちが海に入ってゆく

カメラが海に潜り込む

水のなかは

ことばのない異国

それがえんえん繰り返されて

ぼくたちは眠るのだ

 ....
天使の絵をくれた
女の子は
七年たって
三度堕胎を経験している
嫌いな子の
上履きをなげすてたあの子は
ふたり目の女の子を妊娠している
あかい眼鏡をかけていたあの子とか
いつも違う ....
原色の風景が
真夏の陽光に
溶ける午後

愛の幻想に
溺れる男は
実像を求めて
海に潜る

捕らえた肉体の
乳房は溶けて
流れ去る

時を
遡行する男の
前をゆく実像は
 ....
ひもじいといって、啼く蝉はいない

白亜紀の時代から
ひとはひもじい生きものだったという
そのひもじさに耐えて、恐竜から逃れて
生き延びることのできる生きものだったという

生きて
生 ....
とりあえずの ダイエット祈願をする 女子は
(男子も?) 
この季節になる前から 多いのでは☆ 

うーん、しかし こう暑いと
図らずも 体力とともに 
体重も 落ちて行くのが 世の常?! ....
研磨し精練し鋭利にしなければ

他人には刺さらない

意識を覆す致命傷を与えられる様に

研磨し精練し鋭利にしなければ
 
子供があるひ
自分と世界がわかってしまって
踊りだすように

わからないのだ
死が
ひとしくわたしたちを
迎えて

こころではなく
むきだしの神経が
都市の隙間を覆う

いっ ....
消化腺のすみ
縁側のみすぼらしい光
「わたしがここにいる」という額縁
唾液は光を溶かす

 わたしがここにいることを
 わかってほしいとねがうけれど
 それはみなおなじで

そんな文 ....
えりという名前の女の子が、初めて海水浴に連れて行ってもらって
海の大きさにいたく感動して、ひとしきり大はしゃぎしたけど
夕方になると、帰らなければならないことが悲しくて
そのへんに落ちていた棒き ....
ミルクティー曇った空を飛ぶ蜻蛉 眠れない夜の星が眩しい君のせいにする 捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている 羽を
水とともに飲み
水とともに飲み
暮れは破け
むらさきを飲み


光をくぐるもの
目をそらす埃
自分の髪を自分で編む冬
ぬかるみの故郷に降りそそぐ朝

 ....
遠足だろうか。
赤白帽を被った小さな子供たちが公園ではしゃいでいる。
日曜日の山下公園は多くの人達で賑わっている。
一つだけ空いていたベンチに腰掛けて私は一人それを見ている。

私はどん ....
☆がだが☆

作:蛾

【ともだちの感想】だからなに?(`□´)┘



☆しだし☆

作:味の素

【ともだちの感想】子だし、思だし死だし私だし糸だし詩だし…だしぃーって、くさってないで、ちゃんとだ ....
ぼくは もちろん きみじゃない
ぼくは もちろん あなたじゃない

きみも もちろん ぼくじゃないし
あなたも もちろん ぼくじゃない

けれどたったひとつ
ぼくにもきみにもあなたにも
 ....
東には青色の竜
南には赤色の鳥
西には白色の虎
北には黒色の亀

そして
中央には黄色の麒麟

日本橋の
中央には翼を持った麒麟が
鎮座している

かつては
五街道の起点 ....
み●●●
●ず●●
●●か●
●●●ら

    うまれた
    るふらん
    みずから
    浮上する

         レ●●●            ....
ひかり

ワイシャツが透き通る

暑い夏

湿気が熱を孕んでいる

だから

日向も日影も暑いのだ


でも未来がくれば

ひかりに熱がなくなって

湿気もなくなって ....
死を拾う 空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている

詩を拾う 弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏
真に受け取るのは 生真面目な粋な魅力 アンタは

 傷つかない

されど 馬鹿にされたような余韻が眠りを妨げる 怒りで眠れないのは

 極悪に厄介 祓いまで若すぎて年輪を待って ....
手元には 目に見えるものなど 
残って いないのだ、
と 呟きながらも 

まだ その先に 確かに 存在する筈の
「残り」 を 
紡ぎ出して 生きる

見えるよ
もう少し 先に

 ....
                 130823

みんなからぁぁぁー
浮くのが嫌だ怖いと考えて
いぢめの列に並んだのよぉ
ぶうぶうと抗弁するのもしないのも
選り分けないで押しつぶし
天日 ....
色褪せたカーテンを捲ると ベランダに小粒な

カーネーション一鉢

猛暑の今も咲かせてしまって申し訳なさに少し喉が渇く

三ヶ月前 ノルマで給料引きされた縁の一鉢

カーネーション
 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
北国の彼女- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-26
夕立- 殿上 童自由詩17*13-8-26
勝利なき戦い- 吉岡ペペ ...自由詩513-8-26
気分ではない+- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-25
夏のハレツオン- 灰泥軽茶自由詩1513-8-25
仕舞蝶- ただのみ ...自由詩21*13-8-25
フランシス・アリス展にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-8-25
日曜日の雨- はるな自由詩713-8-25
欲望- イナエ自由詩8*13-8-25
朝の日記_2013夏- たま自由詩34*13-8-25
カピカピ- 藤鈴呼自由詩3*13-8-25
YAMANBAかっ!- 徘徊メガ ...自由詩5*13-8-25
神経の子- 佐藤伊織自由詩613-8-25
しょうかせん- 佐藤伊織自由詩213-8-25
えりの海- オノ自由詩513-8-24
ミルクティー曇った空を飛ぶ蜻蛉- 北大路京 ...俳句513-8-24
眠れない夜の星が眩しい君のせいにする- 北大路京 ...自由詩313-8-24
捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている- 北大路京 ...自由詩813-8-24
色と羽_Ⅱ- 木立 悟自由詩1013-8-24
ささやかな想い- ヒヤシン ...自由詩10*13-8-24
じゃれ・あ・ら・Mode(回語編) - 阿ト理恵自由詩4*13-8-24
ぼくらは誰にも似ていない- HAL自由詩6*13-8-24
麒麟- nonya自由詩23*13-8-24
浮くと思っていた- るるりら自由詩13*13-8-24
暑い夏- 吉岡ペペ ...自由詩1513-8-24
蟷螂- そらの珊 ...短歌17*13-8-24
生真面目なアンタ- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-23
もう少し_先に- 藤鈴呼自由詩2*13-8-23
浮くと思っていた- あおば自由詩6*13-8-23
一鉢のカーネーション- 朝焼彩茜 ...自由詩613-8-23

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