冷えすぎません
電気要りません
上の空間に氷入れます

その氷が溶けるまでです
わたしがアイスボックスでいられる時間は

あなたからもらった
昨日の茉莉花が
せめて今日だけでも
芳 ....
あるところに
色を嫌うレンズがあった

それが愛したのは形
そして光と影の
バランスだけ



そのレンズを通して見ると
総ての花が おしゃべりをやめた

春の日差しの ....
長袖ビュンビュン

半袖ぴゅんぴゅん

お洒落じゃないから同じような柄ばかりの

シャツたち

ズボンもこれからの季節はずっと

うねうねコーデュロイを色違い二本

これから寒 ....
雨がふるので
膝を立てて
まがった指で
生理用品をつけかえる

角に立っている男たちが花売りを罵倒している

走り抜ける街の多さ
どれだけ降っても
給水塔はふやけない

雨が ....
アリエッティににてるから好きって

きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。

わたしはこびとじゃないわって
いうと

きみはこいびとだよっていって

かみをくしゃくし ....
{引用= 

鹿に小石をなげる

それを、食べてはいけないのです



野いちごに口を赤く染める おまえは
なにも知らず


動物の本能を ためされる
※線という 残忍な審判 ....
新月欠けていく パリ 香港 アメジスト 竹を伐る嵯峨野ファッションモンスター 「遍ねきもの」
         木の若芽


世の中で起こっている一切の事は
まさに自分の心の中でも起こっている
同時に進んでいる
遍ねき時間
ああ また
わたしに台風が発生した
 ....
私に優しいあなたは 
私じゃなくても優しい
それが悔しくて 
唇を強く噛みしめる
ひとり占め出来ない男は 
心を{ルビ蝕=むしばむ}む

胸が苦しいの 
肌が紅く染まっていく
女の身 ....
長い冬が明けて

やっと雪解けのときをむかえましたね

悪い夢をみていたのだと

すべてを水に流し 再出発です

おめでとう



悪い夢 儚い夢 叶わぬ夢

夢 ....
コスモスが道をふさぐ
迷っている私をみすかすように
濡れたコスモスが
ふれて冷たい

いかなくちゃ
そうおもうときほど
いかなくてすむ方法を
想ったりする

大人になるって
迷わ ....
やたらめったら起こる奇跡を奇跡と呼びたくない 気がつくと窓から射し込む
光の色が朱から濃い藍に
変わっていこうとしていた

ああ、もう陽が落ちる時間が早くなった
ぼくは窓に眼を遣るだけで
ソファから立ち上がらなかった

此処に移っ ....
見上げた灰色の空に

風が答えるように 霧雨をよび込む

屋根岩二峰

小さな張り出しの下にたどり着いても

漂う水滴から 逃げる事はできない


吸う息も 吐く息も
踏みしめ ....
きっと生まれて初めて見た色って
ターナーの洪水
まばゆいなか ひかりのなか 空映す青
きっと生まれて初めて知った色って
ターナーの洪水
まばゆい夢 ひかりの夢 母なる海

無から有へと蓄 ....
白いシャツを通して
浮かんだ
乳と
輪の文字

過敏な塔の
周辺にある鮮やかな
花畑に踏み込むには

さむイボという名の
いくつもの棘を
通過せねばならなかった

プール上が ....
朝起きたら
おもいのほか寒かったのです
肩がひんやりします
すっかり秋ですね
早起きしても
ひぐらしの声はどこにもありません

朝起きたら
寝違えていたのです
眠りながら何かを間違う ....
9月からアメリカの小学校に入学した娘
2日目の朝吐き、早くも欠席
3日目お腹が痛いと昼前に早退
4日目から毎朝目が覚めると学校に行きたくないと、泣くようになった

「なんで行きたくないの?」 ....
太陽がラッパを吹いても
月がバイオリンを弾いても
最後は祈ることしか頭にない
最後は祈ることしか頭にない


私の湖に小舟がやって来て
そっと浮かばせてあげるこの腕は
いつでも身軽であ ....
人を
ただしい場面で
ただしい順序で
ただしい角度に
揺すると
泣く

そのただしさを
習得することを
愛とか技とか
呼ぶ人びとを
軽蔑し
憎んでいるわたしも

ただしい角 ....
信号がひっきりなしに変わっている渋谷の交差点。人が我を忘れたように通りを過ぎていくのが見えた。スターバックスは、足の踏み場もないくらいに混み合っていた。誰かの結婚式から帰ってきたような身なりの人た .... 私の握った寿司です。
シャリの大きさが
まちまちで
サビがききすぎです。

サビ抜き希望の人は
おっしゃって下さい。
ネタはデカイです。
一応柵を削ぎ切りできます。

食中毒は起こした
事がありません ....
花は成長すると
笑う
花びらをいっぱい広げて
笑う


人はそれをみて
きれいだなぁーと
笑う

落ち込んでいる人
泣いてる人
苦しんでる人
大切な人と歩く人
寂しそうに歩 ....
窓のすだれがブランコを始めている
フロアーの隅で綿埃が踊り終えている
もうご存知でしょう
風も歌ったり呟いたりすることを

紋白蝶がサーカスを始めている
裸木がみどりのおめかしを終えている ....
本でするなら
BOOK−ASS

本をまるめて
BOOK−ASS

ぐっと深く

ずっと強く

もっと深く

そこでOFF

ちょっと戻す

繰り返す
BOOK−AS ....
何かおかしいところがないとやっていけない
あのおじさんは宗教に走った
あの兄ちゃんは音楽をやった
いつもどこかねじれていて
いびつな人々
その形を認めるために
何が必要なのだろう

一 ....
勝者のいないレース走らされている 秋遍路水曜日からどうでしょう  秋が始まる頃
ようやく
旅人が帰ってきた

ちょいと
長い散歩だったかな

悪びれもなく

おかえりというのも
待ち焦がれていたようで
まったくもって
しゃくなので
おみや ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アイス_ボックス- そらの珊 ...自由詩11*12-9-25
色を嫌うレンズ- まーつん自由詩10*12-9-25
ころもがえ- 灰泥軽茶自由詩9*12-9-25
給水塔はふやけない- はるな自由詩412-9-25
きみ、ジブリがそんなに好きなの- 阿ト理恵自由詩12*12-9-24
野いちご- 月乃助自由詩7*12-9-24
新月欠けていく_パリ_香港_アメジスト- 北大路京 ...自由詩1012-9-24
竹を伐る嵯峨野ファッションモンスター- 北大路京 ...俳句212-9-24
遍ねきもの- 木の若芽自由詩512-9-24
【_柘榴_】- 泡沫恋歌自由詩17*12-9-24
うたげ_にて- 芦沢 恵自由詩11*12-9-24
雨とコスモス- 朧月自由詩912-9-23
やたらめったら起こる奇跡を奇跡と呼びたくない- 北大路京 ...自由詩1312-9-23
黄昏- HAL自由詩4*12-9-23
マツムシ草- ぎへいじ自由詩9*12-9-23
ひかりへ還る- もっぷ自由詩512-9-23
乳輪- 花形新次自由詩212-9-23
なで肩の運勢- そらの珊 ...自由詩17*12-9-23
‘義務’という言葉をまだ知らない娘へ- 夏美かを ...自由詩17+*12-9-23
チャチ- マーブル自由詩612-9-23
ゆらす- はるな自由詩2412-9-23
渋谷の2Fで- 番田 散文(批評 ...312-9-23
こんばんは- ペポパン ...携帯写真+ ...4*12-9-23
- スマイル ...自由詩412-9-22
宇宙人のしわぶき- 信天翁自由詩2+12-9-22
BOOK−ASS- 花形新次自由詩112-9-22
走る- 黒髪自由詩2*12-9-22
勝者のいないレース走らされている- 北大路京 ...自由詩612-9-22
秋遍路水曜日からどうでしょう_- 北大路京 ...俳句212-9-22
露草- そらの珊 ...自由詩15*12-9-22

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