腐ってた

タマゴがさ
買ったばかりのタマゴがね
ケーキを焼こうと思ってさ
4個目のタマゴだったのよ
5個使うんだけど
パカッと割ったらプーンとね
くっさい臭いがしてきてさ
えー ....
想像してみて。
この柔らかな死体が
何を思って生きていたかを
たとえば
生きている理由とか
翼の意味を考えただろうか
空を飛ぶ機能が失われたそれは
時折はばたく真似事をするだけの
使い ....
話して怒られ話さず怒られ 入社式帰りの子らを羨望の眼差しで見てモク拾いなう 南から風

そのあと

風が空を押し上げて
秋の空が高くなる

その高い空の下
     山は赤く
     地は黄金(こがね)
     輝く色のグラデぇーション
実りの時を触 ....
            131029



破綻を恐れず
どんどこ行こう
ぽかんと開いたクレーター
ビスケットのカケラ
利口なトマトに
間抜けな空が
冬が近いと
笑ってる
にこ ....
カップ麺が好きです
お湯をかけて待ってる時間も楽しい
自分にとってカップ麺はご馳走なんだ

カップ麺が好きだというと
貧乏くさい 手抜き 身体に悪いと
知ったかぶった顔で注意されます

 ....
   のびをするいわしが泳ぐそらのした垂れた釣り糸かかる秋晴れ


   猫の子と人生につき語り合う泣いてばかりじゃ生きてはゆけぬ

    
   生まれたよ産声あげて風 ....
まだ 秋に吠えているの?
もう 母になるのだから 色白に染めた肌を粉雪の背景に凭れ

ゆっくり歩んで生きなさい

胸の張りが急速に母になってゆく まだサクランボ坊主なのに
体がのそのそしか ....
昨日、
私がよんだ詩は
孤独についてかかれていた
言葉のひとつひとつが粉々に砕け散り
闇の渦に吸い込まれ乱反射していた
それは
孤独であり希望であった
ある光であった

今日、
私 ....
コンクリ-トの囲いとか
有刺鉄線のバリケードとか
があるのではない
ガラスのドアが閉じているだけ
外からは自由に開く自動ドア
それでも内からは
鍵が掛けてあって開かない

食事は確 ....
【乾期】

鉢植えが日ごとうらぶれていく
朝顔はもう咲かないだろう
ふたたび未来をつなげる種だけを残して
それでいいじゃないかと
乾いていく
ほんの少し私も そこで
足踏みしている
 ....
「朝」という字の月の彎曲に
僕は腰掛けている
朝になれば月は消えて
その先のことはわからない

味ノ無イ、がむヲ噛ンデルヨーナ、人生ナノ
ランドセルをしょった姪っ子が口を尖らす
学習院型 ....
6年前
私の体の一部が切り取られた

時々 なんだかんだ 体中を調べられる
白衣を着た 爬虫類のような男性が
私に君臨して お告げを述べる

私の 感性 思考 理性
ずらしてずらしてず ....
ひとかき
ひとけり
その分だけ進む

ひとかき
ひとけり
私の力の分だけ進む

ひとかき
ひとけり
私が今出せる力の分だけ進む
それ以上でも
それ以下でもなく

しなやかで ....
さっきまで大好きだったあの人がさけるチーズをさかずに食べた 太陽から少し離れただけで肌寒い

少し

少しってなんだろう

肌寒さはこんなに身にしみるのに


外灯が先週よりも

せんさいで優しかった

恋人たちも先週より

せつ ....
 
信じなくていい

涙で帳のおりた夜

そんな夜は、信じなくていい



 
定価千八百円のはずの詩集が
アマゾンで一円で売られていた

0円では商品として流通されないだろうから
一円にしたまでのことなのか

紙代にも
印刷代にも
ならないはずの
アルミ二ュウ ....
コーヒーの味は二の次店員の顔を見るため毎日通う 人生の失敗ポイントが千を越えた 【ともし火】

気づけばしんと冷えていく
乗り換え駅も冷えていく
あの子はまだ半袖で
切符がないと泣いている

秋は火を隠している
柔らかな火を 今年もまた
あの子が切符を見つけられ ....
地階の
寡黙な土踏まずから
4階の
華やかな脾臓まで
動脈としてのエレベーターは
人と花束と高揚を
送り届けた

6階の
冷徹な口角から
1階の
大らかなアキレス腱まで
静 ....
                131026



ひとめ あなたに会いたいと
地獄の底から這い上がり
やって来ました娑婆の街
変化はありませんとスタッフ
 ....
指遣い巧みなひとに抱かれては男など要らないことを知る 言いたい事があれば

言うがいい 心のままに

だが、世間はそれを許さぬであろう

人々は自分達が担ぎあげている重荷を

君が一緒にかついでいない事が不満なのだ

だが、君はその重 ....
もう何も書く事はない

もう何も伝える事はない

ただ、僕は一つの沈黙としてそこに存在しているだけ

そう考えて、僕はキーボードに触れなくなった

・・・にも関わらず、僕の中の言葉 ....
 見たくもないものが
 見えてしまう時
 人は、目を閉ざす

 そうして
 彼等は裸となり
 波打ち際に寝転がり
 片耳を、砂に押し付けて

 波の轟きに
 聞き入っている

 ....
     交わらない
     レールのようなもので
     いいのです
     どこまでも平行線
           
     おなじ景色を観て
     それぞれの思いがあ ....
詩に関節技をかけられる
ギブアップして時代に媚びたと白状する

詩に投げ飛ばされる
天地回転 ものの見方がひっくり返る

詩に首を絞められる
反則も何もありゃしない
ついには殺されてし ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
腐る- hiroto22自由詩10*13-10-29
鶏供養- そらの珊 ...自由詩2413-10-29
話して怒られ話さず怒られ- 北大路京 ...自由詩1113-10-29
入社式帰りの子らを羨望の眼差しで見てモク拾いなう- 北大路京 ...短歌613-10-29
あきから- ……とあ ...自由詩14*13-10-29
どんどこ- あおば自由詩16*13-10-29
【_カップ麺讃歌_】- 泡沫恋歌自由詩18*13-10-29
秋便り- 石田とわ短歌9*13-10-29
急速に母になってゆく- 朝焼彩茜 ...自由詩18*13-10-28
孤独について- 左屋百色自由詩10*13-10-28
塀の中- イナエ自由詩10+*13-10-28
秋の待ち伏せ(ツイッター#pw秋組参加作品)Ⅱ- そらの珊 ...自由詩19*13-10-28
月の跡- りす自由詩12*13-10-28
がん- 小川麻由 ...自由詩10*13-10-28
ひとかき_ひとけり- 夏美かを ...自由詩34*13-10-28
さっきまで大好きだったあの人がさけるチーズをさかずに食べた- 北大路京 ...短歌513-10-28
少し- 吉岡ペペ ...自由詩1213-10-28
信じなくていい- 殿上 童自由詩25*13-10-28
一円- そらの珊 ...自由詩16*13-10-27
コーヒーの味は二の次店員の顔を見るため毎日通う- 北大路京 ...短歌413-10-27
人生の失敗ポイントが千を越えた- 北大路京 ...自由詩613-10-27
秋の待ち伏せ(ツイッター#pw秋組参加作品)- そらの珊 ...自由詩9*13-10-26
エレベーター- nonya自由詩28*13-10-26
ひとめ_あなたに- あおば自由詩10*13-10-26
指遣い- 佐野まこ短歌413-10-26
空袋と重荷- yamadahifumi自由詩313-10-26
詩を書く事- yamadahifumi自由詩113-10-26
灰の雨- まーつん自由詩8*13-10-26
レール- 石田とわ自由詩14*13-10-26
現代詩バーリトゥードフォーラム- ただのみ ...自由詩31*13-10-26

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