自分ならではの人生
人にはまねのできない人生
独創的な方法で自分を残す
自分か生きていた証を残す

食うか食われるか
からかわれ、邪険に扱われ
脅され、すかされ
篩にかけられる

 ....
ことばが
うたを欲っする
ポエジーが
リズムを欲っする

その力動
具象の発現
波の流れに
まかせるちから

口ずさむのは
名状しがたい
祈りのメロディ

大丈夫
世 ....
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恋をすると
人は弱くなる
いつか失う
その日のことを思って
砂糖菓子のように
もろくなる

恋をすると
人は強くなる
この一瞬こそ ....

薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ

死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく

恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
今日も一日がんばった

今日も一日さみしかった

今日も一日さまよった

はやく疲れてしまいたい

はやく擦り切れてしまいたい

はやくかすれてしまいたいんだ


夕暮れが夜 ....
マーマレードの空瓶に挿した
残り物のクレソンに
小さな蕾がついたと
わざわざ見せにくる君

これから何年経っても
君の世界に吹く風は
遊歩道のささやかな花を香らせ
名も知らぬ草を撫 ....
 転がり
 笑いにおよぐ手は
 あなたの汀(みぎわ)に触れただろうか

いつしか愛は 大きく迂回する
あなたの的は
わたしたちの的であり
なのに欲しがるわたしの瞳はもろく
瑞々しい
 ....
世界は角を曲がり
電波塔をつなぐ縁
押し寄せる流氷の高さを海豹は気にもしない
待ちきれず買い物に奔走するひと
目配りは喪主の名を通り過ぎて
気圧の変化に注意は保たれる
 ....
別にあなたの全てがほしいわけじゃない
ほら、そんなの不可能だし、私だってきっとあなたに半分もあげられない

はちぶんのいちくらいでいいんだよ

あなたの部屋の窓からみる四角い景色とか

 ....
さみしいわけじゃないけれど、
なんとなく、
だれかに、会いたい、
だれか、知らない人と、
知り合いたい気分になった。
でも、じつは、
ただの性欲なのかもしれない。
何軒か、
デリに電話 ....
この街の雪はべったり重く
ささやきが凍るほど冷酷だ
あなたは出てゆき
わたしはここにいる

あなたのことを愛していたらよかったね
あなたがわたしを愛してたみたいに

しらない人びと ....
ビルディングに光が刺さる

そのまま街を映した
紛れもない
真実を

「Kill me.」と秘密が告げる

僕は また耳を隠した
他でもない
僕自身の

道路に落ちてる栞は ....
オトダケ:実体の見えない茸。不協和音を発する。

ムラサキモ:高貴な紫色の集まり。眼鏡を通して見える。

ヤタラトッキ:夜になると音を発する。

クダラカンノン:珍しく黄金色を呈する。 ....
月が五月蝿い

夜が粗雑だ

音よ無くなれ

時間よ止まれ

車車車だらけ

光よ動くな

冬の関数どこ


頼むから独りにしてくれないか

独りのときくらい独りにし ....
喜々として
危機を迎える
あぶない橋を
渡ってきたんだ

とうとう
滔滔たる流れに
あふれる思いを
分かつことができるか

ダイナミズムの波の中
本当のこと
解りたい

 ....
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からっぽな心 / 一日の始まりに駅のホームで


からっぽな心は何で量ればいいのか
朝日 ....
愛していると告げた時
何かが間違っていた
それは
蜜を湛えた
花というよりは
壁から伸びた 鎖だった

君という船を 僕という港に 繋ぎ止めておくための
その言葉は 何も与えずただ 拘 ....
夜の海をゆらゆらと私は舟を漕いでいた
天球の子宮のような空間
おだやかな潮の香りがおびただしい生を封じ込めている
櫂の力を緩めると島が見える
オレンジ色のひかりを放ち島がゆらめいている
火の ....
緑を背にして空を見下ろす


雲ひとつない空


吸い込まれそうで、落ちてしまいそうなけがれもない空



ただ 金縛りにかかったように空を見下ろしていた

視界に写りこむ時計 ....
赤い砂漠をトボトボと

白いドレスの女は行くよ

背中に担いだ木の十字架は

太陽に焼かれ{ルビ暗の暗=くらのくら}

既に神は干からびたもうた

軽い軽い炭のクロス
 ....

性細胞が減数分裂するとき
一対の染色体はランダムに遺伝子を混ぜる
個人を規定していた遺伝子の組み合わせが
千差万別となる

劣性遺伝が突然発現するチャンスだ
隔世遺伝と呼ばれたりして ....
わたしだって一生懸命走っているのに
なんか自分だけ後ろへひっぱられてる感覚に囚われてしまって

一緒に走ろうねって誓った友達の背中が
だんだんと小さく小さくなってゆく




はじ ....
 

好きやってんでと、うつむくわたし

知ってたよと、うそぶくあなた

きらめくネオンの街で、さようなら、さようなら、




 
 半魚人


その海には半魚人がおりました。
彼は生まれた時からひとりぼっちでした。
生物学的にあり得ない以前に
遺伝学的にあり得なかったので
地球広しと言えども、同類がなかったのです。 ....
景色は遠ざかり鋭くわたしの心臓あたりを逆撫でる
ブルーグラスという熱帯魚みたいに
紅い美醜を纏って
三角の空をながめている気分


ミントグリーンの空気
浮つく不揃いの恋人達が
汽笛を ....

と発語すると
鼻白む思いだが
それは存在可能だ

安易に云えば
隣人への愛
自己への愛
ひいては敵への愛さえも

ここまで生きられたこと
そのこと自体
愛だといえる
 ....
いいんだって
わざと言ってみる
それはよくないとき
言い聞かせるとき
なんで
なんで
逆にするの

いらないって
言うとき
ほしいとき
なんで
なんで
嘘いうの

顔にで ....
結婚式はしないかわり、
田舎の親が、
どうしてもと言うから、
結納式というものを、
やることになった。

しかし、
結納とはナンジャラホイ、
わからないので、
由緒正しきホテルに ....
『大切なものは目に見えない』−という。

愛であったり 夢であったり 
それってなに?と聞かれると
あれこれ考え始めて
よくわからなくなる。

とっくに気づいていることなのに。 ....
今日も 明日も 嘆く
筆が 無い
絵心を 持ち合わせてない
カンバスを 支える枝が
折れてしまったと
空を 仰ぐ

何故か 踊って居た 昨日も
しゃがんだまま 瞳を閉じて
空に 祈っ ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Life_is...- ペポパン ...自由詩2*11-12-17
発語- シホ.N自由詩311-12-17
亡き恋人のためのパヴァーヌ- そらの珊 ...自由詩4*11-12-16
脳内の場所- 木原東子自由詩14+*11-12-16
精神のカルテ- 吉岡ペペ ...自由詩6+11-12-15
君の世界の風下で- nonya自由詩24*11-12-15
隻影- 乾 加津 ...自由詩27*11-12-15
宙達磨- アラガイ ...自由詩7*11-12-15
1/8- 三田オコ ...自由詩311-12-14
ドラミちゃんみたいな女- はだいろ自由詩711-12-14
師走- はるな自由詩411-12-14
発光少女- こういっ ...自由詩111-12-14
空想植物誌- 高濱自由詩511-12-14
冬の関数- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-14
過流- シホ.N自由詩211-12-13
からっぽな心_/_一日の始まりに駅のホームで- beebee自由詩23+*11-12-13
契約- まーつん自由詩5*11-12-13
燃える島- 山人自由詩8*11-12-13
空_2011.12- イワキ自由詩3*11-12-13
赤い砂漠- faik自由詩11+*11-12-13
遺伝子解読- 木原東子自由詩10+*11-12-12
気付かされたひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*11-12-12
さようなら- 殿上 童自由詩24*11-12-11
十二月の童話- salco自由詩11*11-12-10
景色- マーブル自由詩6*11-12-9
生きる愛- シホ.N自由詩411-12-8
もういいの- 朧月自由詩311-12-8
結納- はだいろ自由詩311-12-8
鷹揚- ゆうや自由詩211-12-8
筆が無い- 藤鈴呼自由詩2*11-12-8

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