夕方は落ち込んでいたけど
救いの電話が来た。
皆に嫌われているのかな?と言ったら。
たまたま都合が悪かっただけさ。と言ってくれた。

今夜はご機嫌
明日はポッキーの日
そして介護の日
 ....
最後にはジキタリスの色を塗った
幼児期は三叉路で堕落
その手足ばらばらで踊る
むこうずねで待つ

最初には赤い頬
サボテンに棲む昆虫を
こまかくくだいて夕日色
ママはしばらくおそくなる ....
そんな事実まみれの話をしないで。


朝、光のふりそそぐ首都圏に溶けだしたチョコレートのせいで、つ
づいていく肥満児の行進。破綻した都市計画が描くメープルシロッ
プ、キャラメ ....
常温で液体の金属である水銀
調合し身体の永遠を祈り水銀
を呑んだ皇帝や時の権力者も
現在の人々もしている事は同じ
自らの羽を喰らうヘルメスの鳥
だとしたら 
ことば に できな ....
コノヨニアナタガアルカギリ

コノミヲカゼニナビカセテ

トオクノソラヲアオギミル
花に吹かれ風が揺れている  
 コントラバスを弾いている人たち、

 うわごとのようにつぶやいていた



 「おやすみなさい、おやすみなさい」


 「しあわせは耳をぼんやりさせるのですね」



 ....
文句が有るなら言ってみろいいえ別にありません

お前の態度が気に食わない文句があるなら言ってみろ

いいえ今日は用事があるのでライン長様に文句なんて

我慢だ、足軽社員は我慢が命と心の叫び ....
昼下がりの公園
子どもたちが四、五人集まって
わいわいやっている
何だろうかと覗きこんだら
身体が一番でかい男の子が
カマキリを手に持っている
青い立派なカマキリだ

「今から、このカ ....
さよなら
と言いながらつむじ風
くるりと巻いて
さよなら
ともう一度

こんにちは
とは言わないで
何度も
何度も
さよなら

止まらない銀河鉄道
開かない窓からアンドロ ....
今年も行った サーモンデー・フェスティバル
鮭が地元の川に戻ってきたことを祝う
アメリカ・ワシントン州イサクアという町で
毎年行われているフェスティバル

お祭りといっても
焼きそばやお好 ....
春に生まれた掌が
今 燃えている
血管に赤い血をめぐらせて

秋の沸点はとても低い

燃え尽きたあと
何もつかめないまま
地に落ちる たったひとつの
例外もなく
執着もなく
燃え ....
                  121109



見かけない顔ねと
とりあえず声を掛けられたのですが・・、
触るやいなや鳳仙花のように種が弾けて飛んで行ってしまうのではないかとその目 ....
見上げると木の葉はもう染まっている

風もずいぶんと冷たい

そうして

風で葉が落ちているのを

何も考えずに眺めていると

いつのまにか私が大切にしてきたことも

こうして ....
おねがいだからと子どもみたいな目をしていたよ
なつかしい気持ちがいいよって
身体が車を動かして外を走らせたから
ありがとうねありがとうねと
なんどもお礼の言葉をくれた

気にし ....
僕が神から離れていく 指でなぞっていた路線図を
足で確かめるようになる、大人への階段

「いけぶくろ、おおつか、すがも、こまごめ、たばた、にしにっぽり、にっぽり、えーっと、うぐいすだに、うえの、おかちまち、あきはばら ....
息をむりやりとめてみたら
あばれるんだ
なかにだれかいるの
なかにだれかいるの
僕はおさえつけようとした
だけど
ものすごい力
ものすごい力
ものすごい力
だれ?
だれなの?
 ....
苦しいですか、
そうですか、
それならそう、捨てに行きましょう
山奥に
ほとんど一目に付かないところに
捨てていきましょう

  いいえ、止しときます
  わたしの苦しみは ....
もう、十一月だ。
現フォもすっかりサボッてるけど、ここんとこ畑仕事もサボってる。
十一月は関西では玉葱の植え付けシーズンです。休日の朝、買ったばかりのラパンに乗って、玉葱の苗を買いに行きました。十 ....
きみのだいじなピアノがあって
叩けば壊れる鍵盤と、たたかなければ止まる音楽


調律したての
うつくしい音色が始まり粒になって外に雪が降る
夕焼けが結晶にぶちあたりながら
きらき ....
最近ね

やっと小さな…

小さな小さな…

夢が出来たんです

人に話す程じゃ

ないんだけどさ♪

この歳になって

やっとこさだよ…。

いつか…

僕という ....
{画像=121105232111.jpg}

祈りは切実

祈りは本心

祈りは真剣

祈りと題したこの絵

祈りを書ききったと

祈りたいですけれど

祈りが足りないかも ....
きみのことばは

秋の冷たい雨のようだね

仄かな愛の燃えかすを

ひとつ ひとつ 丁寧に

つまむように消して行く

夏の陽射しに彩られた

一輪の記憶が今しがた

明け ....
貴重な存在だからこそ

歌にもなる

とんてんかん とんてんかん

侮るなかれ

つちうつを

貴君等はどうぞ知り給え
捨てる神あれば
拾う神あり
命を拾われた
一人だったら
死んでいた。

皆よってたかって
励ましてくれて
会ってくれる。
見ず知らずの人を誘ってくれた。

皆ネットの人だ
一人 ....
目が合ったのさ
葉っぱの ちゃんちゃんこを着て
寒いのが来るぞって わいわい ざわざわ言わせながら 走って来たんだ

でも 目の前で一人が つまずいて

だから 分かったんだよ 赤いちゃ ....
つれていって戦地、立ち向かわせて敵前、
ここは地という宣告のもと飛び降りようとしている
ふたつの目がほんとうは空を凝視している


きみのもっているぜんぶの切れ味をわたしに集中させて ....
来る日も来る日も嵐のなか
海が凪いた日はわずか数頁

そうかきみの航海はそれほどまでに
吹きつける風と雨のなかだったのか

行会いの関係の際に笑顔で手を振っていたきみは
旧友であるぼくに ....
消えた家族のその後は誰も知らない
あのあたりの地主だったという 長男が
次々とこさえた借金を返済するために
土地を売り飛ばし とうとう最後は自宅まで
手放したらしい

跡地にはマンションが ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今夜はご機嫌- ペポパン ...自由詩10*12-11-10
三叉路- ふるる自由詩9*12-11-10
不思議ちゃん無双- しもつき ...自由詩17*12-11-10
ことばに_できない- るるりら携帯写真+ ...12*12-11-10
ナビカセテ- 石田とわ自由詩4*12-11-10
花に吹かれ風が揺れている- 北大路京 ...自由詩1012-11-10
ゆめのはなし- ねむみち ...自由詩412-11-10
爆発_2012_11_9- ぎへいじ自由詩12*12-11-9
【_カマキリの災難_】- 泡沫恋歌自由詩15+*12-11-9
さよなら- 乱太郎自由詩25*12-11-9
サーモンデー・フェスティバル- 夏美かを ...自由詩13*12-11-9
- そらの珊 ...自由詩23*12-11-9
とりあえず- あおば自由詩7*12-11-9
秋の飛翔- 灰泥軽茶自由詩15*12-11-9
時のすれちがいに- あろん自由詩212-11-9
僕が神から離れていく- 北大路京 ...自由詩512-11-9
大人の条件- 中川達矢自由詩512-11-8
れんぞくする- 美砂自由詩5*12-11-8
苦しみ捨て山- すみたに自由詩112-11-8
眠れないパンジー- たま散文(批評 ...18*12-11-8
ABEGG- しもつき ...自由詩5+12-11-8
種まき- 清風三日 ...自由詩412-11-8
祈り- ドクダミ ...自由詩512-11-8
冷たい雨- ただのみ ...自由詩22*12-11-8
村の鍛冶屋- ドクダミ ...自由詩7*12-11-7
捨てる神あれば拾う神あり- ペポパン ...自由詩13*12-11-7
ちゃんちゃんこ- ぎへいじ自由詩10*12-11-7
最前線ふたたび- しもつき ...自由詩812-11-7
Vaya_Con_Dias_Amigo- HAL自由詩4*12-11-7
消息- そらの珊 ...自由詩1212-11-7

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