ぼくも夏毛になりましたって そんなアホな
暑中お見舞い申し上げます たま
雨の日はほら
また寝ぐせがついてる犬のひげにアイロン だめかしら
どしゃぶりの雨の中しつこく猫をさがす犬 ....
ばんじゅうに まんじゅういれて もってって
饅頭談義に花が咲いた頃
胃薬の話で 盛り上がっちゃって
思えば センブリかな? と 検索したら
翡翠園に咲いていたのを 思い出した
苦 ....
120727
物語る歴史の闇を明るく照らすのがLED照明
友好関係を維持しようととして気の弱い君主たちが平和な国を造りあげたのさと
仄かにちらつく行灯の灯り気 ....
私たちの身体を、何に喩えようか
それは、壺のようなものだ
そして私たちの心は、そこに収められた光
神は陶工となって、今日も壺つくりに精を出す
午後の陽射しが差し込む、埃っぽい作業場の一 ....
赤ん坊は何故生まれてきてすぐ泣くのだろうか
それはやさしい世界から厳しい世界へと来たことを
すでに知ってしまうからなのだろうか
生の悲しみをすでに知ってしまっているからなのだろうか
....
地下鉄降りて改札抜けて階段上って、パンツ、パンツ見えパ、見えないし、ふつう見えるわけないし、適当に広告でも眺めてたふりして視線を流して、熱風にやられる、マックブックを脇に抱えたランチ帰りの会社員を見送 ....
私は今日も人を羨んでいます。
そして同じように
人に苛立ちを感じています。
それは昨日も同じでした。
だからきっと明日も同じになるのでしょう。
そ ....
キラキラ輝く
青や水色のビー玉
両手ですくって
光にかかげる
ビー玉の中は
青や緑や白や赤や
幾重にも色が混ざり
私は無意識に息を止める
これは朝顔ね
これは海藻
そしてこ ....
ひとがどうして可愛いのかということを
ぼんやりと考えてみれば
それはだぶんにおしりというものがあるからだろう
あのおしりというやつが
絶妙な形を持ってして
「やすんでいいよ」
などと言うも ....
すきとおるがからまりあがりゆくのです
私はここに存在している
どんな時も
あなたが頁をめくれば
私はここに存在している
あなたが笑っている時もあなたが泣いている時も
私は笑っているあなたを泣いているあなたをここから見ている
....
車窓にうつるのは
素っ頓狂なぼくの顔だった
見つめていると
悲しそうな顔になっていった
町明かりが点々としている
みんなきょうは楽しかったのか
みんななんか成長でき ....
トドが河で泳いでいた
重い体を持ち上げながら、岸に上がった
首をあげて
天を仰いで
泣いている
トドは鹿の足を失った
トドは鹿の首を失った
トドは鹿の角を失った
トドは鹿の肢体を失い
....
血管をなぞっていったら
おそらくあなたにたどり着くでしょう
田舎行きの鈍行を三回乗り換えて
きっとあなたにたどりつくでしょう
あの浅黒くって日に焼けた
ごつごつしてたあの手の甲に
ぼくは与えない
ぼくは奪わない
ぼくは信じない
ぼくは愛さない
ぼくは吠えない
ぼくは喋らない
ぼくは嘆かない
ぼくは喜ばない
ぼくは笑わない
ぼくは涙しない
....
夜半、
食器棚の中に
銀色の双眸を宿した
生温い女がはいっていて
その白い吐息は
ガラスの扉を曇らせていた
他にはいっていたのは
腐っ ....
新しい彼女と君が登ってるスカイツリーが胸を突き刺す
心灯火散り花火
夏が来て風が吹く
夜が来て明かりが灯る
心灯火散り花火
あなたが居て永久を願う
わたしが居て愛を示す
線香花火は悲しい色 ....
120725
あすは夏のお祭りで
子供御輿もデルという
蝉が鳴くから夏なのさ
腹巻き鉢巻きピチリと巻いて
金色の鳥も空を舞う
笛の音ピーヒャラ後を追い ....
牛丼屋でウシが食事をしていた
まさか共食いか、
と思ってよく見ると
豚丼だった
食べ終えたウシは
お父さんごめんね、と言って
手を合わせ
泣き始めた
他のお客さんは皆
見て見ぬふ ....
エンジの不思議
エンジンは 不思議だ
タンキトウ とか ヨンキトウ とか
祈祷では 有りませんよ
機能でも 有りませんよ
いえ
機能は どちらかと 言うと
必要な 部品なんで ....
遂げられない想いを
今も抱えている。
この想いが成就することは
雑木林に薔薇が咲くようなものだ。
重ね重ねの紺碧の この空に
投げかける吐息を
最盛期の第二四季が
情熱をも越える強靭の風が
運んでゆく
重ね重ねの夜空の色をも 飲み込む
この空に
情熱を ....
「素因はたぶん、耳ね」
おまけに、抜け落ちる髪と繋がっている緩んだ肉体は耳のためにあるらしく
耳の熱を冷まして寝ないと
ふとんに泌み込む塩素にわたしの夜を知られてしまう
「結果はたぶん、口ね ....
小さな子供のやわらかな髪を
指でやさしく梳かすように
風は愛撫する
幼いころから見慣れている
名も知らぬ野の草花を
市営住宅が建ち並ぶ
隙間の小さな芝生の上
心地良さげに ....
大量の
細切りチャーシューを
麺のように
して食べるのが
チャーシュー麺だ
冷やし中華
の替え玉を
認めない
店訴える
ことは可能か
一瞬の隙をついて
光の中に黒が射した
笑顔の裏を探るつもりはないけれど
知らない君がそこにいて
ああ、何を話していたか、もう
目前のあなたは誰ですか?
未開封の手紙
書き込まれない予定
しおれた花と花瓶
折れた赤鉛筆
忘れられた写真
昨日食べたケーキ
深夜の非常階段
端の欠けたグラス
効かない睡眠薬
窓の外の雨音
胸にしまいこ ....
にわとりが先か
たまごが先か
目の前に
にわとりがいる
くふぇー くふぇーと
鳴いている
足踏み鳴らして
鳴いている
その存在感は
命の叫びは
あたしが先よ
とで ....
ぴrぴrぴrぴrぴrぴr第一言語日本語じゃない゚Д゚)つ≡≡〔}音割れ水星感わたし今、ガンギマリなんでyo,DDDDDDJ照明ささやくよおくすり追加乗り遅れるんじゃ王様ゲーム流れ流れロボ流れ出す突然の ....
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