小石は沈む
              一瞬の音をたて

              ふかく
              しずかに
    ....
           十六夜の月の下、夜の庭に釣り糸をさげ
           きみと並んで話をしよう
           安い焼酎をいつものように飲みながら
            ....
深夜の海で独り船に乗っていた 
やがて風は強まり、波はざわめき 
震える両手をあわせ、必死に祈った 

遠い暗闇からひかりの人が 
こちらへ、歩いてくる 
ずっと昔から私をみつめる目が 
 ....
{画像=120120002940.jpg}



心の触手を伸ばして


感性を解き放ち

触手を伸ばし給え

心を拡げよう

静かに静かに拡げよう

両手を拡げて感じよ ....
{引用=『グレープフルーツ』パクリ味}

開催場所 ・ 各都道府県の動物園


テーマ  ・ 冬の動物園の動物


開催期間 ・ 12月 〜 2月末日(地域により変動あり)


 ....
世界中みんなに好かれるなんて無理だ

キリストだって人類の半分は敵だ

ひとはいろんな側面をもっている

それは環境によって引き出される

それは内面に隠された表面なのだ

世界中 ....
「水際」


水際、を考える。

ボーダーラインを越したり、引いたり。

波打ち際の刹那。

それは躊躇するもどかしさにも似て。

繰り返し訪れる人生の選択にもなぞらえる。

 ....
胸が狭くなるような感覚と共に君はやってきた
その声と笑顔で僕は壊れそうで
何を話したらいいのかわからないまま
時間だけがただただ過ぎていった

会話もないままぐるぐると歩き回って…
 ....
眠りの舟は行き先を天に託す
私は知らぬ間に
川のほとりに
抜け殻を置いて

サラサラと流れる小川を
一人 小舟を漕ぎ始めた
春風に押されて

もの欲しげに
小舟を見下ろす
タンポ ....
男が嘘をついた

嘘だと分かっていて
わたしは騙されたふりをする
嘘だと言ったら
瞬間に
嘘が本当の嘘になってしまうから
すべてを失いそうで
怖くて
わたしはそれを言えない

男 ....
命の最期を見とどける
あの人の笑顔
あの人の声
あの人の怒り

聞き辛い声を
聞こえるようになり
心が読めるようになる
大切に思う気持ち

故郷に帰りたい
それがあの人の
最後 ....
大地から根を離して
生きることは
できないのです。
地球号いらないものはない。

偶然と必然
中道がいい
偏らず中間
程々がいい

宇宙では生活できません。
人間の思い上がった行 ....
満ちては引く波
光陰矢のごとし
なにもいらない
ただあなただけ

花がまた一つ
落ちてゆく
月光に照らされて
雫が落ちる

天から恵みの雨
全てを1から
やり直す
心の中は嵐 ....
            うず巻くきもち重くなり
            短く髪を切りました
            あなたに背を向け隠しても
            うなじがおもい語ります
  ....
国宝館に展示された 
古の絵巻に描かれた 
松林の青空を 
千鳥の群が 
羽ばたいていった 

国宝館の外に出て、仰いだ 
古の都の青い空にも 
千鳥の群の
後ろ姿は消えていった 
 ....
 
あなたを乗せた船は故郷に近づき

ふたりの思い出は遠ざかる

幸せになりなよと、そんな一言のメールも打てぬ間に



 
わたしは愛したい
あなたの優しさ
わたしは愛したい
あなたの眼差し
わたしは愛したい
あなたの存在

猫である
愛である

 


ファミレスの窓側席で神事を語る

日 ....
               春を恋うように
               遠いあなたをおもうのです
               眠れぬ夜の午前三時
               あたたかな布 ....
                誕生日の夜、いなくなりたいと言った
                それは嘘だと知っている
                
             ....
焚き火を消さないのは
君がまだ眠らぬが故

先に眠るのは
君を信用しているが故

山で眠るのは
己の無力さを
知る為が故

彼方に飛び去って行く鳥を見送るは
見知らぬ土地の匂いだ ....
募金箱がきらい。
とおりすぎると、なにかに加担してしまった気がするから。
わたしたちはいつも試されている。善意というものはデリケートだ。


セックスのあと、マクドナルドでハ ....
アナタとアタシが交差する
言葉が感情がいりまじる
すきとかきらいとかがまじわる
あいたいとかあいしたいとかが
まじわる
ドキドキと鼓動がなる
あなたが横をとうりすぎたときに
あなたをみつ ....
          120114




無自覚な試作品の顔を撫でながらも
失敗作だと悔やむ
青空の製作は難しくて
寒がりだから
何回作っても天井にへばり付いて
なかなか降り ....
ありがとうも
ごめんなさいも
また今度も
いらない

生きている
私たちに
また夜が
祝福する

エレベータ
昇って 
降りて

繰り返す
夜の波だ

打ち寄せる
 ....
さしすせそ

歯に沁みる朝

凍ったままの思考を
ポケットに突っ込んで
背中を丸めて歩き出す

たちつてと

舌で弾けない昼

すっからかんの頭に
ラーメンをすすり込 ....
              

              それは雲ひとつない空でした
              たかくたかく透きとおり
              どこまでも見わたせるよう ....
神奈川に棲むハグレル鰯が
北海道に雪解けと合わせて
移り棲むらしい

今、札幌に来てるけど
何処かお勧めの店を
紹介して欲しいんだけど…

そんな電話がくる

店長はみやさんって云 ....
幸せに 犠牲を払い 幸せに 好き という気持ちは

天使ではなく
悪魔が運んでくるのかもしれない

この胸の痛みは
鎌状の針で
突かれているからだ

思いもつかない
衝動も

悪魔とは
悪さと書くが
 ....
駅前のビル群の
語源はきっと「かむような」
できるなら
かむように生きてみたいけれど
どうやったって、比喩にはさわれない

多義的な私達を
説明するため
僕達はまだ
ページを増やし続 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
沈黙- 石田とわ自由詩6*12-1-20
十六夜の庭- 石田とわ自由詩5*12-1-20
ひかりの人_- 服部 剛自由詩6*12-1-20
心の触手を伸ばして- beebee自由詩22*12-1-20
サイレントスケッチ会_開催告知- salco自由詩3*12-1-18
世界中みんなに- 吉岡ペペ ...自由詩512-1-18
水際- 渡 ひろ ...携帯写真+ ...22*12-1-17
君に出会った日- ジュリエ ...自由詩312-1-17
午睡- subaru★自由詩27*12-1-17
【_嘘と男と着信メール_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-1-17
life- ペポパン ...自由詩10*12-1-17
nature- ペポパン ...自由詩3*12-1-17
tide- ペポパン ...自由詩5*12-1-17
うなじのおもい- 石田とわ自由詩8*12-1-17
千鳥の群_- 服部 剛自由詩3*12-1-16
幸せになりなよ- 殿上 童自由詩22*12-1-16
Spotted_water(豊穣のひと)- 恋月 ぴ ...自由詩22*12-1-16
春に恋う- 石田とわ自由詩4*12-1-16
誕生日の夜に- 石田とわ自由詩3*12-1-16
狩るが故- 一 二自由詩4*12-1-16
Joy_to_the_World- ねことら自由詩312-1-15
まじわる- じじ自由詩7*12-1-15
あおぞら- あおば自由詩13*12-1-15
いらない- umineko自由詩12*12-1-15
寒波- nonya自由詩33*12-1-14
空の岸辺- 石田とわ自由詩4*12-1-13
願わくばフォースと共にあれ- 板谷みき ...自由詩3*12-1-13
幸せに- ペポパン ...川柳4*12-1-13
悪魔かもしれない- 森の猫自由詩16*12-1-13
Bitter/Biter- めー自由詩412-1-13

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