もし君があたしをアイスというのなら『ガリガリ君』でもかじってあらがう



歩くあと生まれる道を行く王の如く顔上げ見下すな猫



年齢は関係ないとわずかだが賛同したい人想 ....
月があるから地球はまだいい星



ビニールで包んだプレゼント丸見え



川があっちからこっちへ流れてく



星は動いてるんだろうけど分からん



太陽当たり前過 ....
世間、世間、世間世間世間、あんたら世間好きだねぇ、世間っていったい何だい、そいつは実体のあるものかい?そんなにムキになるくらい、素晴らしいもんなのかい?まったくどいつもこいつも二言目には世間ってそ .... 心があるという事それ自体に心動かされる時がある。

あの時抱いた感情を、いつか言葉にできたら良いなと思う。
たとえその言葉が人に伝わらなくても、
僕しかいない場所に言葉がいた。
坂の下は霊魂の溜まり場だった
降りて行ってはいけない と彼女に言われた

彼女は二十四の歳に逝ったままの若さだった
その代わりにある家を見て欲しいと言う
二階に八畳間が二つ在るのだけれど何か ....
お互いにコーヒーが好き
出逢いはよく行く喫茶店

コーヒーの話題で盛り上がる
コーヒーが繋げた恋愛
何処となく身体に染みついている

使う豆によって
味や深みが変わる

切ない気持 ....
さざめいている
ざわめいている

私の頭のなかで
  何かが、

輝いている
熱している 

巨大な明滅凝視、、

近づいている
波打っている

揺れ廻り 廻り揺れ
予測 ....
硝子窓のうちそとに
冬が満ちてゆくとき
光の言葉と影の言葉が
中空であえかにもつれあう
ちいさな、迷いの、
みえない、
硬い、戸惑いのプラスチックを、
決断の、とがらせた指さきで、
突きやぶって、
それから、送信の、まるで火災報知機のボタンを、
ほんとうに、
押してしまった ....
毎日すべての珈琲が
あたたかい国
街の真ん中には日時計の柱
海の上で
狩りを覚えはじめた小禽
無人の駅を震わせるピアノ
なめらかな不発弾
幾何形体
迎える身体が
どんなに拒んでも
 ....
穂渡りの君が
口笛を吹く

錦糸町にお蚕さんの面影を重ねてみる
ほら
そんなふうに季節を忘れた町に
探している何かを求めている
探している


穂渡りの君が
嘘をつく

 ....
ふるえる液体のように言葉をこぼす

その重なりの中のささやかな日常

計測地点からの風景

穏やかに心を柔らかくする

秋の夕暮れ、日差しの降った跡

乾いた血液はさらさらと夜 ....
紅葉の文様、その磨りガラスを叩くものが、
とんと鋳る
虚しいものだけ集めて終いたい
僕の中には それが軸になって 
ぐるぐると塒をまく
ひかりだのやみだの、
どうせ狂ったように刺し混むだけ ....
{ルビ蜩=ひぐらし}の かなかなかなかなかなかなかなかな……と歌う歌声が
空へ心地好くひびく
一人 林の陰に立ち 傷を思う

傷の増えた この銀製の指輪は
あの人が亡くなった頃に求めたもので ....
きみはぼくのブルース
部屋にころがってるもんでできた
さびた機械
コップのなかにたばこの灰を落として
きれいに笑いころげる

きみはきれいだ
きみはきれいだ
きみはきれいだ
ぼく ....

つめたい
銀の雨
腕を伸ばし
手のひらを広げる
空を見上げる
目を開く

降る
地に乾く
私を
すこしづつ

つかんでしまう
虹を風を
雲を




 ....
雨上がりの後に時間があると

少女は
いつも散歩にでかける

行く先は
街の高台にある
見晴らしのよい公園

ベンチに腰掛けて
虹のでるのを待っている


今日もまた
い ....
轢死の残滓、まだ夏の在処の片隅に、凍る息を見つめながら、語れる言葉も無しに…そのまま、そのまま、塵のような雪に埋もれる、春になる頃に骨組みだけの姿でまた会えるさ、口笛は曰く付きのインストゥルメンタ .... から だった
前進しようと思えば未だできたが
から だった

寝ても覚めても
あんまりからからと鳴るばかりで
もう嫌気がさしちまった

(なのに夢の空はまた
淡い淡い紅に染まり
何 ....
しなやかな猫が屋根から跳び下りるように死にたい花一匁



休んでも未来はそんなに変わらないゆっくりでもいい止まらず歩こう



ネットとか若いころには無かったなぁちゃんと目を ....
歩きながら感じた空の匂いが

秋の終わりを白息に伝える

また山の麓に立ち止まって

見上げた景色を瞼に遺す


階段を昇るあの頃に聞いた

唄は今は奏でられないけども

今 ....
傷ついた子供の頃を庭に埋め
その寒さ、苦しみを庇うのに
人を哀れんでは人を責め
人を憎んでは虚仮にして
生身の己れの無視をした

ごまかしてきたこの血管に
もはや血が通わないことに
気 ....
角張った部屋に 感覚を求めて
拍を数える。解決方法が見つからない 

コトバに裏はないが

ファスナーに羽音を冷やかし、
どっちつかずの空耳に捕まる。
いい面の皮をなきしきる風が吹く、 ....
膝を抱えて
この部屋に沈む
自分だけが
小さくなって

叶わない夢だとか
届かない声だとか
暗闇のせいにして
息苦しくなるから
海の底だと思った

もがいて
足掻いて
黒い爪 ....
畑仕事天気安定しない日々野菜小さく小さく育つ

真夜中に雷雲が停滞し光ったり鳴ったり忙しい空

冬を抜け春の光が降り注ぐ命育む生暖かさ

春一番春は目覚めて突き進む曖昧なまま進む季節
軽石が 重荷になって 冬の海    

分厚い雨雲の真ん中が綻び
底なしの穴の遥か遠く
水色の空が薄氷越しに透かし見えると
遠い夕焼けが破れ目の縁を
なぞるように湿らせる

逝く人の
輪郭を切り取るだけの硝子窓
 ....
白い波頭が押し寄せ
次から次に押し寄せ
崩れ去ってゆく
跡形もなく

私たちは 私たちは
何処から来て何処へ去るのだろう?

白い波頭が押し寄せ
次から次に押し寄せ




 ....
秋の雨が窓を打つ
静かな音の中
君の寝顔を間近で見ていた
冬の厳しさがすぐそこにあり
空気は冷たく
一向に縮まらない距離に悩んでいた
近付けば逃げるのに
留まると残念そうな顔なのは何故
 ....
さっきから雨が降っている
冬の雨、なぜか落ち着く
今日は
氷入りのコーラに
紙巻タバコがある
セラミックヒータがあって
部屋の中は暖かい
一時の快感に酔う
コロナ禍の為の世界的な
生 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アイス、好き- 秋葉竹短歌321-11-28
ムンク- ふるる川柳3*21-11-28
頼むから一人にしてくれ- ホロウ・ ...自由詩6*21-11-27
コップ- 水宮うみ自由詩5*21-11-26
境界夢(改訂)- ひだかた ...自由詩621-11-26
コーヒーの香り- 夏川ゆう自由詩421-11-26
至高の光とドス黒い血- ひだかた ...自由詩721-11-25
静寂のエチュード- 塔野夏子自由詩8*21-11-25
通報者- 本田憲嵩自由詩1321-11-24
いつまでも- soft_machine自由詩421-11-24
穂渡り- AB(な ...自由詩8*21-11-24
cycle- ゆるこ自由詩321-11-24
あめはまっすぐにうたうのだ- あらい自由詩421-11-24
傷のこと- こしごえ自由詩2*21-11-24
よっぱらってるよ- 竜門勇気自由詩6*21-11-24
- 津煙保存自由詩3*21-11-24
虹を待つ少女- st自由詩621-11-24
鬱血のアウトサイド- ホロウ・ ...自由詩3*21-11-23
からガラ- ひだかた ...自由詩621-11-23
熱っつい日々- 秋葉竹短歌321-11-23
時計の螺を巻いて- 自由詩321-11-23
11月23日、怯えた詐欺師- 奥畑 梨 ...自由詩3*21-11-23
たゆみなく- あらい自由詩221-11-23
夜の底- ミナト ...自由詩221-11-23
- 夏川ゆう短歌121-11-23
軽石- st俳句421-11-23
終章- Lucy自由詩1421-11-22
私たちは- ひだかた ...自由詩721-11-22
記憶の部屋- ふるる自由詩10*21-11-22
国を憂う- ジム・プ ...自由詩5*21-11-22

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