君の那覇になるのが嫌なら
独立でも何でもして
歌って踊って
ラフテー食って
その間に
チュカチンミンキョワコクアルヨ
に乗っ取られて
チベットみたいに
大量虐殺されるか
朝貢国として ....
   随分昔のことだが山里の学校で疎開児童をやっていたとき
   先生は教えてくれた
   「いいか、熊に出合ったら息を止めて死んだ振りするんだぞ」

レントゲン撮影技師はオシャベリ好きで
 ....
      「蜘蛛の糸」(芥川龍之介)より

池の下に血の池地獄があるなど透視出来ないが
お釈迦様には見えるのだろう
大勢の亡者の中からカンダタを見つけ出した
  (相当な視力の持ち主なんだ ....
天気が良いなどという言い回しは誰が考えたんだか。
九月の晴れ渡る青空は凶暴としか言いようの無い
殺人熱光線の矢を地上に叩き込む。
しかも肌に纏わり付くスチーム爆弾を抱え込んで
アスファルトが歪 ....
最後に故郷に帰った日

灯台に座って
風に舞うとんびを
いつまでも見ていた

神様の木のてっぺんに
命を抱えるとんびたちは

巣に近づくと魔法の笛を吹く

目が回るほど
螺旋に ....
満月 あなたはひどく怒って
穴だらけの夜を叩いた
道路や橋は
眠ったふりをした
夜は
しゃがらんしゃがらん
叩かれるたびに
穴を埋めていく
みんな起きていた
あなたがかなしそうに怒っ ....
ゴウカンレッドと
ゴウカンブルーと
ゴウカンイエローと
ゴウカングリーンが
ビジネスホテルでバイトしている
仲間のピンクを
みんなで廻そうと
計画しているのを知った
悪の化身、死神教授 ....
          160912

急患のまこと声は偽らぬ逆ギレの医師とAD
キィーを逆さまに回して開かぬ貯金箱
猫の子、仔猫と囃し立て
鞄の虎の子盗まれた
涼風の立つ朝の顔は
いつもの ....
やめてやれもう死んでいる蝉の声 私はこころの中で寝ています
いびきが何度も聴こえてくるのです
私はこころに布団を掛けています
寝返りするたびもう乱れて自分でも恥ずかしい
それでもやはり寝ていたいのです
夢枕がもう手 ....
次郎さんの家は、火の山峠へとつづく
坂道の途中にあって、そのちいさな車
は、登るときも下るときも、まるで不
機嫌な家畜のように、激しく四肢を踏
み鳴らすのだった。
直径八キロ余りの島の真ん中 ....
失う
出会い
築いては
失い続けて
底を貫く本質
掴み取れたのか
沈んでしまうのか

進む船の舵取り主は
己が意志、病に抗う意志
沈んでしまうのなら仕方ない
精一杯やるんだ、もう ....
おちない眠りが揺らす
あなたにわけたのではなく 重ねたのです
星の明かり 電燈の灯り あなたの言葉
偽りが入り込む隙はない 一心
偽りを燃やし尽くし 開ける朝
隅田川に出かけたのは友人と土曜日のことだった
時々コーヒーの中を見つめていると
行きたくなる場所は静かで
晴れていて穏やかな日だった


首都高が通る曇り空の風景
その少し変わった
 ....
わたしはこれから
目を覚ますから
あなたはカップを出しておいて

コーヒー豆は冷蔵庫、
ナッツ・ケーキは戸棚のうえに
泣いてるうさぎにベッドを貸して

手をつないで坂を下ろう
 ....
あなたのそのひかりさえも数にされてしまう
あなたのそのこどくさえも数にされてしまう
あなたのそのえがおさえも数にされてしまう
あなたのそのことばさえも数にされてしまう
あなたのそのこころさえも ....
にわとりから卵をいただいている

雑草で稲を見たことがない

コンビニにこころは在りやなしや


愛するひとはもう遠い

肌の遠さが震源地、赤

信号ばかり続いている


 ....
言葉が砂みたいにつまって
詩はもうなくなった
わたしは砂袋

されたキスは
ぜんぶ覚えてる
黒ずんで腐ったところ

いまは眠たい
砂袋になってしまったのに
眠たくて眠たくて
 ....
朝 丘珠空港へ迎えに行く
プロペラ機は八月の空をけたたましく滑り降り
ゲートをくぐる人々は無事届けられた
天からのギフトのように
トランクとリュックを下げた若者を見つけ
片言みたいに 荷物を ....
カタン カタカタタン
夜が鳴く音がする
君とのセックスはゆっくり熱をもつ
スローモーションの恋で

気づくと空は夜を
ワイングラスに注いで飲んでいた
ぬるま湯に浸かり
君の ....
           160910

此所はどこの坂道じゃ
追分からヨドバシに向かうと
夜行バスの群れのエンジン音
残暑の夜を余計に暑くするよと
惰眠を貪る乗客達を僻目に
ヨドバシカ ....
ブタの国が
核実験をやった

ブタの国の原爆は
ブタ雲が沸き起こるのが特徴だ

ブタ、ブタ、ブタ、ブタ

刈り上げブタが豚足を叩いて喜んでいる

この豚肉の扱いには
中華料理も手 ....
それがことばになる。馬が野を走るようにこころを放て!
あなたの悲しいつぶやきも、わたしの悲しいつぶやきも、宇宙のこころに届けばいいね。
くすっと笑ったり、ガハハハハハと笑ったり、ふふふと笑った ....
まる

さんかく

原始

くるくる

かたんかたん

とんとん

ぐわんぐわん

しとしと

原始

さんかく

まる


木洩れ日

さえずり
 ....
子孫へ

2016年9月9日(金)←これは曜日というもので、今のところ7つあります。惑星の感じ(ならび)でつけてあるのだと思います。これから増えたり減ったりするかもしれません。23時47分です。こ ....
 ある書物は私を受け入れ、私の居場所を示している。
 そんな時私の心は大きく開き、静寂の中の喧騒にただ驚く。
 私の頭上に雲はなく、大地の裂け目では清冽な泉がこんこんと湧いている。
 私の精 ....
この世でいちばん明るいのは
夜の屋根の
いなびかり

そのあとを
追いかけてくる音は
おそろしいけど、と

小さな人がいう

ならば耳をふさいでごらん
あてがえば
柔らかな手の ....
アタシの楽しみ
それは
熟睡している息子を襲う事です

中学生ですので
さすがに起きてる時に
抱きついたりなどすると
抵抗されますので
スヤスヤ夢観てる時に
背後霊のように
息子の ....
ねえ、いいから
と手を引っ張られ
誰もいない女子トイレに連れて
から
 か
  ら
   少しだけ開けた窓こぼれる斜陽突き刺す
笑顔 舞い込む蝶々を、ちょうどよかった
と少しだけ骨張っ ....
ノースリーブで
吊革に掴まる彼女
ちょっと
ワキを閉め加減なのが
まるわかりだぜ

どうした、恥ずかしいのか?
そんなに恥ずかしいのか?
お手入れ具合に自信ないのか?
それとも毛が濃 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13736)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君の那覇- 花形新次自由詩116-9-13
死語と愚痴- イナエ自由詩8*16-9-13
「蓮池にて」- イナエ自由詩2*16-9-13
九月の残暑- ……とあ ...自由詩216-9-13
時の場所- ガト自由詩6*16-9-13
満月- はるな自由詩916-9-13
機動戦士ゴウカンジャー- 花形新次自由詩116-9-12
休肝日- あおば自由詩2*16-9-12
やめてやれもう死んでいる蝉の声- 北大路京 ...俳句216-9-12
私は- 乱太郎自由詩10*16-9-12
火の山峠_2016- たま自由詩10*16-9-11
魂ノ行方- ひだかた ...自由詩9*16-9-11
火と夜- 砂木自由詩12*16-9-11
新大橋の西日の中で- 番田 自由詩116-9-11
戸棚- はるな自由詩516-9-11
あなたのその輝きと孤独- 水宮うみ自由詩5*16-9-11
震源地- 吉岡ペペ ...自由詩116-9-11
砂袋- はるな自由詩416-9-11
アウトリーチ- ただのみ ...自由詩6*16-9-10
night_moves- かんな自由詩2*16-9-10
night_moves_- あおば自由詩3*16-9-10
ブタ原子爆弾- 花形新次自由詩116-9-10
からだじゅうからこころを放て!- 水宮うみ自由詩1*16-9-10
原始- 吉岡ペペ ...自由詩316-9-10
10万年- nemaru自由詩4*16-9-10
創造すること- ヒヤシン ...自由詩7*16-9-9
夜話- そらの珊 ...自由詩12*16-9-8
ワンちゃんの匂いがする- まいこプ ...自由詩4*16-9-7
蛾になりたい- ピッピ自由詩616-9-7
夏の終わり- 花形新次自由詩216-9-7

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458