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現状認識


悔恨と希望、両極端に振れる

不安定な時代を生きる

情景は印画紙に焼き付けられ

その意味は後から知るこ ....
 
朝起きたら、外に出よう

白い息を吐きながら

此畜生と吐きながら



 

お正月、
特別なその日をくぐる
肩上げの晴れの着物に赤いりぼん
門松は凛々しく

遊び仲間はおすましして
行ったり来たり
どのお正月も晴れていたような
追い羽根の檜扇の実は
音 ....
わたしはいわし
網の中の一匹
それぞれに
名前をつけてやることは
できなくもないが
漁師さんにすら
覚えてもらえないのは
考えるまでもない

わたしはいわし
あがいて、もがいて、
 ....
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『彼女の日記』

背の高い鷲鼻の男は優しい目をしている。

願わくば夢から覚めてあの人の
心も身体も奪い去り、これ見よがしにお揃いの
スト ....
地球内天球仮説外か内か

卵は完成され雛鳥は死ぬ飛立たぬまま

スクリーンの裏側に部屋あるといえばあり

虚妄の五階それは奈落へと続くホール
インスタントダヴィデの彫像

菩薩聖誕祭イコンの聖母子

完全球体理想の人体エエーテルよ、エエーテル!

第六元素創造フラスコ宇宙
傷つけてる?
って
聞きたいけど

聞いたところで
変わらないから

愛は
かたちのない夕暮れだから

終わりも始まりも
ただ

沈みゆく夕暮れだから
 
 
 
  ....
 「俺は自分が青や緑やとにかく寒色のものを着ると、ただ具合が悪そうな人に見えるということに十八歳になった日に思い知らされたんだよ。」
その日に赤いセーター二枚も買ったんだ。

 十七歳も今思えば ....
告白に必要なのは

ユウキ

困っている人を助けるのに必要なのは

ユウキ

会議で発言するのに必要なのは

ユウキ

暗闇から抜け出せない

私たちに必要なのは
 ....
雨上がりの夜空に
嗚咽のように
漏れ溢れてくる
無数の星の光

澄みわたる大気が
ひっそりと肌に纏いつく
静かに張りつめた庭で

鏡のような夜空を見上げ
何千年もの
孤独 ....
日付を見つめながら いつも どこにいく時も
知らない人といる時間であっても 誰かと一緒でありたい
そう思いたくないけれど 僕は いつも そんな気がしていた
今日は遠い日の土曜日の気がしていた ....
感覚器官償却完了
了解
復活折衝までには概算の直しを頼む  AM2:00を目安ということで




今日も流れていく
体系的な文書が
中枢を
電子とかネットワークとかなかった ....
私はわるいひとだから

すきになっちゃだめだよ

そういったとき あなた

おれもだよ

少しして、足すように

きっと、そうじゃない人なんていないよ と

声に優しさ ....
腕をつくフォルム
眼球と二重瞼のバランス
背中に手を添えて
差し伸べるように
手のひらを奥へ傾ける
黒髪がしなり散らばる感触
床へ促す一連の流れを素描しながら
降りそそぐ熱い雨を
 ....
おならをぷぅとかみさまが

大きな袋に詰め込んで

さぁさぁでかけましょと

下駄を鳴らして境内に降りていく

かしわで二つ

じゃらじゃら がちゃがちゃ

じゃらじゃら がち ....
気合入れて目覚めても
去年となんら変わることの無い朝だった

それでも
いつもの年とは変えよう
変えてみよう

初春は一途な決意が大切なんだと自らを奮い立たせ

買いだめしておいた菓 ....
ただいま正月おかえり新年


抱負は毎年変わらず 無事


蟹を食べ始めるまでは賑やかでした


虱潰しに暇潰す


初笑いとの根競べ


初の雑煮に既に飽き


 ....
去年
義母が急逝した

晩年
持病で苦しんでいて
会えば
病気の苦しさばかりで
死にたいけど死ねないのよね、と言われると
そんなこと言わないでと
答えながら
鬱屈した気持ちになった ....
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青春 / 矛盾する感情に流されるままに


青春って何だ

捨てられるものさ
だから忘れられるもの

もっともっともっと、感じてく ....
年が改まり 今日から新年なんだ
モソモソと布団から這いずり出して 袢纏を引っ掛け 
いつものように 新聞をポストに取りに行ったら
電話帳みたいな ぶっとい紙が捻じ込まれていた

こんなもん、 ....
 あけましておめでとうございます。   たま




 オロチ

箸は一本でいいと言う。
ふたりの子は箸を一本ずつ持った。
狐の権太はうどん屋に化けて
村の二本松の辻に店を出してい ....
貴方ではない私にも
私ではない貴方にも
融け合う事は出来る

何者かの否定や法則や歪曲など及ばない

貴方ではない私にも
私ではない貴方にも
融け合う事は出来る
 
そんなに焦るな
赤信号は青になるさ

そんなに唸るな
ブザーはちゃんと着くさ

そんなに跳び跳ねるな
サスは今度は硬くするから

そんなに寄り道したがるな
目的地に着いても終わりじ ....
私を選んでよ

誰より君が好きだから

誰よりながく君を愛せるから

ほら

君がそうやって

マンガを読んでる間も

メールの返事に悩んでる間も

私は君を想って ....
去年からやってきた水で
シャワーをあびました
私の皮膚がはじいた水は
いったいいつへゆくのでしょうか
容赦なくすぎる日は
わたしたちのあらゆるものを
減らしていきます
私たちもまた
食 ....
自転車の ペダルを漕ぐ
すると世界も 一緒に回りだす

夕暮れの街並みは
河川敷の 向こう側
なだらかに傾いた 地平線に震えて
ゆっくりと 夜に向かって 滑り落ちていく

泉を横目に  ....
色派にへとへと尻垂れお婆

老年病み易く岳父逝き難し
中年売り難く整理され易し

死んだならリバティー

オバサンいいツラの皮
オジサン千金のみ値

友あり遠方より「来る選挙は公明 ....
As Is 

Life is a long ride 
On an extreme slow rollercoaster 
Filled with screamings 
At every ....
おはじきは
簡単なゲームだ

まず大切なのは
その形である
はじいても
相手を傷つけない
丸い形が望ましい
それは
自らを傷つけないためでもある

次に大切なのは
はじきたい相 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13736)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
現状認識- beebee自由詩23*12-1-5
此畜生- 殿上 童自由詩26+*12-1-4
正月の空気- 木原東子自由詩12*12-1-4
わたしはいわし- マフラー ...自由詩5*12-1-4
彼女の日記〜恋愛Song〜- 永乃ゆち自由詩1*12-1-4
食事に於ける紙ナプキンの折り方- 高濱俳句212-1-4
時間とは- 高濱俳句112-1-4
かたちのない夕暮れ- umineko自由詩10*12-1-4
十八歳の犬- 榊 慧散文(批評 ...1212-1-3
ユウキ- ジュリエ ...自由詩312-1-3
雨上がりの夜空に- 黒木一見自由詩312-1-3
西日の部屋- 番田 自由詩512-1-3
テクノクラート- komasen333自由詩3*12-1-3
インモラル- 三田オコ ...自由詩212-1-3
新しさを知ってゆく月を美しいと詠む國で- たちばな ...自由詩26*12-1-2
福袋- 灰泥軽茶自由詩3*12-1-2
It's_a_beautiful_day(変わらないひと)- 恋月 ぴ ...自由詩28*12-1-2
「ただいま正月おかえり新年」自由律十編- faik俳句10*12-1-2
薄墨の絆- そらの珊 ...自由詩24*12-1-1
青春_/_矛盾する感情に流されるままに- beebee自由詩19*12-1-1
【_お正月は嫌いです_】- 泡沫恋歌自由詩27*12-1-1
新春お年玉セット- たま自由詩23*12-1-1
個の壁- 徘徊メガ ...自由詩3*12-1-1
愛機- 一 二自由詩412-1-1
選んでほしい- ジュリエ ...自由詩312-1-1
流れる希望- 朧月自由詩712-1-1
枝先- まーつん自由詩11*11-12-31
遠目の我が家- salco自由詩5*11-12-31
As_Is_- salco自由詩2*11-12-31
おはじき- そらの珊 ...自由詩10*11-12-31

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