駅で待つ携帯電話ない時代僕は北口君は南口

綾取りをした想い出が恋になる半世紀前の恋文探す

自転車を思い切り漕ぎ風になる春一番になろうと決める

縁結び見えない糸で結ばれる心に浮か ....
輝くセピアを掻き消そうとして
焦るばかりで行動が伴わない矛盾螺旋な日々



狂おしく焦がれたのはいつまでだったかな
ともに、揺れていられたのは現実に過ぎなかったのかな     わから ....
   Ⅰ

ちらちらと粉雪が舞うなか
高らかにラッパの音が鳴り響く
あれは祝福の合図か
それとも最後の審判への警告か

澄んだ空に鳴り響く清らかな音に
私は身も心も洗われて行くような気 ....
{画像=120105004250.jpg}




現状認識


悔恨と希望、両極端に振れる

不安定な時代を生きる

情景は印画紙に焼き付けられ

その意味は後から知るこ ....
 
朝起きたら、外に出よう

白い息を吐きながら

此畜生と吐きながら



 

お正月、
特別なその日をくぐる
肩上げの晴れの着物に赤いりぼん
門松は凛々しく

遊び仲間はおすましして
行ったり来たり
どのお正月も晴れていたような
追い羽根の檜扇の実は
音 ....
わたしはいわし
網の中の一匹
それぞれに
名前をつけてやることは
できなくもないが
漁師さんにすら
覚えてもらえないのは
考えるまでもない

わたしはいわし
あがいて、もがいて、
 ....
{画像=120107025333.jpg}

『彼女の日記』

背の高い鷲鼻の男は優しい目をしている。

願わくば夢から覚めてあの人の
心も身体も奪い去り、これ見よがしにお揃いの
スト ....
地球内天球仮説外か内か

卵は完成され雛鳥は死ぬ飛立たぬまま

スクリーンの裏側に部屋あるといえばあり

虚妄の五階それは奈落へと続くホール
インスタントダヴィデの彫像

菩薩聖誕祭イコンの聖母子

完全球体理想の人体エエーテルよ、エエーテル!

第六元素創造フラスコ宇宙
傷つけてる?
って
聞きたいけど

聞いたところで
変わらないから

愛は
かたちのない夕暮れだから

終わりも始まりも
ただ

沈みゆく夕暮れだから
 
 
 
  ....
 「俺は自分が青や緑やとにかく寒色のものを着ると、ただ具合が悪そうな人に見えるということに十八歳になった日に思い知らされたんだよ。」
その日に赤いセーター二枚も買ったんだ。

 十七歳も今思えば ....
告白に必要なのは

ユウキ

困っている人を助けるのに必要なのは

ユウキ

会議で発言するのに必要なのは

ユウキ

暗闇から抜け出せない

私たちに必要なのは
 ....
雨上がりの夜空に
嗚咽のように
漏れ溢れてくる
無数の星の光

澄みわたる大気が
ひっそりと肌に纏いつく
静かに張りつめた庭で

鏡のような夜空を見上げ
何千年もの
孤独 ....
日付を見つめながら いつも どこにいく時も
知らない人といる時間であっても 誰かと一緒でありたい
そう思いたくないけれど 僕は いつも そんな気がしていた
今日は遠い日の土曜日の気がしていた ....
感覚器官償却完了
了解
復活折衝までには概算の直しを頼む  AM2:00を目安ということで




今日も流れていく
体系的な文書が
中枢を
電子とかネットワークとかなかった ....
私はわるいひとだから

すきになっちゃだめだよ

そういったとき あなた

おれもだよ

少しして、足すように

きっと、そうじゃない人なんていないよ と

声に優しさ ....
腕をつくフォルム
眼球と二重瞼のバランス
背中に手を添えて
差し伸べるように
手のひらを奥へ傾ける
黒髪がしなり散らばる感触
床へ促す一連の流れを素描しながら
降りそそぐ熱い雨を
 ....
おならをぷぅとかみさまが

大きな袋に詰め込んで

さぁさぁでかけましょと

下駄を鳴らして境内に降りていく

かしわで二つ

じゃらじゃら がちゃがちゃ

じゃらじゃら がち ....
気合入れて目覚めても
去年となんら変わることの無い朝だった

それでも
いつもの年とは変えよう
変えてみよう

初春は一途な決意が大切なんだと自らを奮い立たせ

買いだめしておいた菓 ....
ただいま正月おかえり新年


抱負は毎年変わらず 無事


蟹を食べ始めるまでは賑やかでした


虱潰しに暇潰す


初笑いとの根競べ


初の雑煮に既に飽き


 ....
去年
義母が急逝した

晩年
持病で苦しんでいて
会えば
病気の苦しさばかりで
死にたいけど死ねないのよね、と言われると
そんなこと言わないでと
答えながら
鬱屈した気持ちになった ....
{画像=120101164750.jpg}


青春 / 矛盾する感情に流されるままに


青春って何だ

捨てられるものさ
だから忘れられるもの

もっともっともっと、感じてく ....
年が改まり 今日から新年なんだ
モソモソと布団から這いずり出して 袢纏を引っ掛け 
いつものように 新聞をポストに取りに行ったら
電話帳みたいな ぶっとい紙が捻じ込まれていた

こんなもん、 ....
 あけましておめでとうございます。   たま




 オロチ

箸は一本でいいと言う。
ふたりの子は箸を一本ずつ持った。
狐の権太はうどん屋に化けて
村の二本松の辻に店を出してい ....
貴方ではない私にも
私ではない貴方にも
融け合う事は出来る

何者かの否定や法則や歪曲など及ばない

貴方ではない私にも
私ではない貴方にも
融け合う事は出来る
 
そんなに焦るな
赤信号は青になるさ

そんなに唸るな
ブザーはちゃんと着くさ

そんなに跳び跳ねるな
サスは今度は硬くするから

そんなに寄り道したがるな
目的地に着いても終わりじ ....
私を選んでよ

誰より君が好きだから

誰よりながく君を愛せるから

ほら

君がそうやって

マンガを読んでる間も

メールの返事に悩んでる間も

私は君を想って ....
去年からやってきた水で
シャワーをあびました
私の皮膚がはじいた水は
いったいいつへゆくのでしょうか
容赦なくすぎる日は
わたしたちのあらゆるものを
減らしていきます
私たちもまた
食 ....
自転車の ペダルを漕ぐ
すると世界も 一緒に回りだす

夕暮れの街並みは
河川敷の 向こう側
なだらかに傾いた 地平線に震えて
ゆっくりと 夜に向かって 滑り落ちていく

泉を横目に  ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 夏川ゆう短歌212-1-5
白と黒による形式的分割上映- komasen333自由詩1*12-1-5
天使- 未有花自由詩19*12-1-5
現状認識- beebee自由詩23*12-1-5
此畜生- 殿上 童自由詩26+*12-1-4
正月の空気- 木原東子自由詩12*12-1-4
わたしはいわし- マフラー ...自由詩5*12-1-4
彼女の日記〜恋愛Song〜- 永乃ゆち自由詩1*12-1-4
食事に於ける紙ナプキンの折り方- 高濱俳句212-1-4
時間とは- 高濱俳句112-1-4
かたちのない夕暮れ- umineko自由詩10*12-1-4
十八歳の犬- 榊 慧散文(批評 ...1212-1-3
ユウキ- ジュリエ ...自由詩312-1-3
雨上がりの夜空に- 黒木一見自由詩312-1-3
西日の部屋- 番田 自由詩512-1-3
テクノクラート- komasen333自由詩3*12-1-3
インモラル- 三田オコ ...自由詩212-1-3
新しさを知ってゆく月を美しいと詠む國で- たちばな ...自由詩26*12-1-2
福袋- 灰泥軽茶自由詩3*12-1-2
It's_a_beautiful_day(変わらないひと)- 恋月 ぴ ...自由詩28*12-1-2
「ただいま正月おかえり新年」自由律十編- faik俳句10*12-1-2
薄墨の絆- そらの珊 ...自由詩24*12-1-1
青春_/_矛盾する感情に流されるままに- beebee自由詩19*12-1-1
【_お正月は嫌いです_】- 泡沫恋歌自由詩27*12-1-1
新春お年玉セット- たま自由詩23*12-1-1
個の壁- 徘徊メガ ...自由詩3*12-1-1
愛機- 一 二自由詩412-1-1
選んでほしい- ジュリエ ...自由詩312-1-1
流れる希望- 朧月自由詩712-1-1
枝先- まーつん自由詩11*11-12-31

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458