いつか空が大笑いして
わたしを吸い取ってくれるといいね

しわくちゃになった空の歯の隙間に
挟まって
カクカクとゆれるわたしの両足

15時の道ばたには
もう子供もいないから

突 ....
大気が町の底を冷やしている

鼻や耳をそれがかすめる

思い通りにならなくて

理屈で相手をやり込めようとしていた

なにを感じて生きてゆけばいいのだろう

あの怒りも

あの ....
「結婚するから。。」

笑顔で、おめでとうを言ったら大人です。。

(百万円の、札束の風呂敷包を脳天に落としてあげる。。)

目を、合わせたくないのなら


目を、伏せたままでいたい ....
本当に怒っているとき
誰にもそれを
気づかれたくない

本当に深く傷ついた時
誰にもそれを
知られたくない

本当に寂しいとき
誰にもそれを
見られたくない

だから
本当に ....
湯に首までつかると
毛穴という毛穴から吐息が漏れる
立ち昇る湯気が
表情筋をひとつずつ解体していく

たぷたぷ

あごの先端から始まった
温かいさざなみが
湯船のふちを円やかに乗 ....
廃屋になる少しまえ
きみょうに やねがかたむきはじめた
それは ただのきっかけだったが
終わりまで止むことの
許されない
狂ったアリアだった
ちょうつがいが蝶に戻って飛び立つころ
えんき ....
一巻の蝶がほどけ
色と熱を失った記憶の羅列が
瞬きもせずに四散する
錐揉みの燃える落日に
ことばには満たない鱗粉が
乱反射しながら霧散する


重力が半減したかのように
その長すぎる ....
     星がみえぬと
     嘆くのならば
     夜ごとまぶたを
     くちびるで塞ぐ
     それは塩辛く
     わたしは夜に
     海をみる

 ....
 
 
夜、寝ている間に僕は 
優しい形になった 
とても優しい形になった 
とても優しい形だったので 
誰にも怒られなかった 
誰も傷つけることはなかった 
どうして昼間は 
あん ....
神様

腹が減ったんだ
俺を愛してくれるなら
カレーライスをおごっておくれ

神様

風が冷たいよ
俺を愛してくれるなら
冬をどこかに追い払ってよ

神様

海が恐ろしく唸 ....
年に一度お楽しみ
村の外れの野っ原に
大きなテントが出現し、
チンドン屋が触れ回る


さぁさサーカスが始まるよぅ
このサーカスは面白いよぅ
そこいらのサーカスとはチと違う
空中ブラ ....
透明人間の唯一の欠点は
自分の姿が見えないため
歩行者が自分を避けてくれないこと

そのため透明人間は繁華街や
人混みなどでひとにぶつかる
でもぶつかったひとは何にと想う

そう だれ ....
耳をすますと
遠くで 風が吠えている
近くで 何かきしんでいる
屋根
つらら
わたくしの骨

あおい湖の底に
沈んでいる蝋のような少女に
今夜も会いに行く
半透明の
永遠の
生 ....
しゅんしゅんと沸く湯気の上はがされていく、ボクののりづけ

きぶくれた冬の雀がひだまりでおとぎ話の続きをうたう

かあさんの手冷たいねりっちゃんの手はあったかいね

火傷した誰かの指のため ....
いいよ
わからないでいてあげる

まつ毛の角度や
飲み干されなかったコーヒー
長いまま燃えつきる煙草
いつもと違う靴

あたらしいゲーム
みたいに
わからないでいてあげるよ

 ....
日々を
いいかんじでこわしていく

もとから顔なんて無かったような場所で
もう
からだでなんかいたくない

意味となって
更新されていく
「でこぼこの部分」

何度もなでながら ....
女を 追い掛けた
夢見ているのだろう
忘れかけた日、
そこで 自分自身を


過去を省みることは、
僕には できる 
人には できない
努力を重ねてきた


だって、
自 ....
理性では理解できないことを

喜び誇るには

芸術しかなかったのだ

無原罪のお宿り

その絵の喜びと誇りが頼もしかった

理性ではないのだ

ひとは信じきることで

命を輝かせることができるのだ
過保護になり過ぎた時代に間違って先走って坊やの道を

作ってあげそうになってしまうんだ



でもそれは余計なこと

してはいけないことなんだって

教わったよ



すべ ....

お玉におかゆが残ってて

夕べ
ゆきひらでほとほと煮ました
温かいものが食べたくて
お米しかなくて

夕べ
お米を見ました
白くてひかっていて
さらさら洗うとすきとおる ....
ちりとりで雪掻く朝やねこまんま (以下英語で)
「カスタマー・サービスです」

「あの、レ・ミゼラブルの上映スケジュールを知りたいのですけど…」

「それでしたらウェブサイトで調べて下さい」

「さっき調べたのですが、 ....
大根は嫌いだと言う言葉が冬休みの合言葉だった

小高い丘が連なる様な古墳群の一角に施設はある

お世辞にも広いとは言えない畑の早朝は

しもやけやあかぎれの手指足指をからかって

まる ....
冬の薄暗い回廊を
渡ったところに教室があって
頭痛を抱えたままの君は
そこをめざして歩いていく

壁にはたくさんのテレビがついていて
音もなく瞬きながら
世界中のつらいニュースを
さか ....
赤いウミウシの模様であった
デパートの包装紙
それで母はちゃっちゃかと洋服の型紙を作る
かつて何かを包んだものの匂いがしていた

ヒトガタに切った人形が
夢のなかでトモダチになるように
 ....
プラスチックのじょうぎをカタカタいわせながら
後ろから走ってきたから
こうちゃんだとすぐにわかったけど
ふりむかないでそのまま歩いた
そしたらドーンと背中に勢いよくぶつかってきた
「どーん」 ....
君からもらった
クッション
誕生日だったか
クリスマスだったか
君が僕にくれた
唯一のもの

くっついて
はなれて
またくっついた


またはなれた


それから僕は
 ....
子猫のしゃっくりを右手で引っ掴み  
     
                       やあらホイ!

ドックフードを食べ残した犬をポチと名付ける

                ....
ふと雑誌の広告を見て
コーセーという化粧品会社の存在を忘れていた自分に
ちょっと驚く
長らくpdc(ポーラデイリーコスメ)を使って来たからか
いずれ価格帯のせいだろう
ドラッグストアやスーパ ....
直ぐに裏返るその舌はダメ

不安?



反発ばかりしていて
慣れていない発音の不自然さは
個人授業してあげるから


お仕事はちゃんとやってね





 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空がわらった- 佐藤伊織自由詩9*13-1-20
町の底- 吉岡ペペ ...自由詩813-1-19
あーあ。。- 梓ゆい自由詩1*13-1-19
本当に怒っているとき- Lucy自由詩16*13-1-19
たぷたぷ- nonya自由詩27*13-1-19
アナザー_ドア- そらの珊 ...自由詩1713-1-19
残像- ただのみ ...自由詩22*13-1-19
夜に海をみる- 石田とわ自由詩17*13-1-18
優しい形- たもつ自由詩1513-1-18
海岸線- まーつん自由詩6*13-1-18
サーカスのおはなし- ……とあ ...自由詩12*13-1-18
欠点- HAL自由詩7*13-1-18
第四楽章- Lucy自由詩14*13-1-18
放課後の音楽室で- そらの珊 ...短歌11*13-1-18
白い- はるな自由詩1113-1-18
ポイントいりません(ツイッター)- モリマサ ...自由詩513-1-18
生きることに疲れた詩- 番田 自由詩213-1-18
無原罪のお宿り- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-1-18
此処に在る思い- 桜 歩美自由詩6*13-1-17
お玉におかゆ- ふるる自由詩15*13-1-17
雪掻く- 北大路京 ...俳句813-1-17
ああ無情…でも負けない!- 夏美かを ...自由詩28*13-1-17
たくあんとぼく- ドクダミ ...自由詩9*13-1-17
冬の回廊- Lucy自由詩21+*13-1-17
かりぬい- そらの珊 ...自由詩34*13-1-17
ランドセルから定規- 村田 活 ...自由詩11*13-1-17
クッション- ちて自由詩7*13-1-17
ポチと子猫とそれから私- 赤青黄自由詩5*13-1-17
オバサン覚え書き- salco自由詩10*13-1-17
個人授業- 鵜飼千代 ...自由詩9*13-1-17

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