オレの彼女の可愛さ異常だけどまわりは気づかない 負けるもんか卵でとじる こわくない
冬なので
こわくない
ビタミン剤あるから
ぜんぜんこわくない

花柄の靴したを
いつもばかにされても
構わないで履きつづけていた
ななちゃんは9歳だったのに
勇敢だ ....
騙し 騙し
抜き足 差し足 忍び足

騙し過ぎて
何処からが 真実なのか
分からなくなってしまった

なんて
何時もの事だから
余り 気にしない

気にしないけれども ....
猫が背伸びしてお迎えの時間 とても疲れていた
何も見えないから少しだけ
何もかもが 見えない 他人のようで
言葉数も少ない影の中にいた


そして 家に帰っていた
金の残りもわずかな自分がいて
使える体力も残 ....
奥行きがあるとはなんだろう

そこには私の視点ある
見えない眼球を通して

目が覚めたら3億年が過ぎていた
生まれたことを思い出せば
何が時間であるのかはわからない

向こう側に扉が ....
摂理という美の魅力によって
自然は不思議という概念を創造した

ある石は固く曲がることはない
ある石は蒟蒻のように柔らかく曲がる

甘い蜜でしたたかに誘う花もあれば
容赦なく殺す毒を持つ ....
猫背の猫、
あたらしいグランドピアノ
その黒鍵よりくろいひかり
猫の、目の、奥がものがたる
誰も見たことのない、できない
猫の詩、
白鍵を選び歩く
猫の、足の、裏がかなでる
雪より白い ....
管だらけになって
生命維持装置をつけられて
何も言えなくなって
何も聞こえなくなって
なんともおもわなくなる
それが生きるということ
魚上氷
うおこおりをいづる


冷たい水底で
来る日も来る日も
あわぶくの羅列を眺めてきた

滞りがちな
私の中の遅い水は
妄想だけを鰓の内側に沈殿させた

待つのは慣れて ....
元カノに似た娘を好きになったけど恋は実らず独りで帰る 夏がもこもこしている 公園で母と子が手をつないで歌を歌っている


私は5歳の時 
3ヶ月間入院生活を送っていた
当時の大学病院の小児病棟は
母親が付き添う様になっていた
私には3歳と生後5ヵ月の2人の妹がい ....
糸が引く程の 蜜な関係
それは ともだち?

炒めるほどの 傷つく関係
それが ともだち?

どんな汁に どっぷり 浸かれば
と・も・だ・ち?

ともだちって なんだろう
妙な お ....
有事に無力感しか抱けず
悔し涙を流すのは嫌

「馬鹿」上等
むしろ馬鹿でいい
常日頃から小さな力を蓄える

OBが次々と狼煙(のろし)をあげる

戦争は反対
生きる人の ....
 
割れたガラスを見て永遠なんてないわと思うわたし


そんなんあたりまえやけ!

と、けとばしてみる




 
アナウンスが流れる

線路内に鹿が入り込んだため
列車は3分遅れて隣の駅を発車しました


その鹿はどうなったのだろう

寒いホームに
誰もが無言で
同じ方向をむいて並んでいる
 ....
信頼できると
信頼するとは
 違う

信頼できる は
リスクがないとか
メリットがあるに近い

信頼する は
互いに共存し
助け合うことに近い


貴兄は信頼できる方だ

 ....
野太い声が
きれいな顔の整った唇から出ていた。
好きじゃなかったので
特に気に留めもしなかった。
ただ名前だけはちょっとイケてた。

死か、生か。

踊るのもあたしは好きじゃなくて
 ....
言葉の針に意図を通すのは難しい
何を繕うでもなく
きれいなシシュウを夢見ては
チクリチクリと傷つける日々


   《針子のトラ:2014年2月11日》
空もなく
風もなく
光もなく
雨も降らない
季節がない
そんなところに命があるのだろうか

あるよ。
声がした
家の建つ
ベタ基礎コンクリートで
固められた
土の中から
芽吹 ....
語弊があるような言い回しは避けて
誤解を生むような表現は消して

本当に伝えたいことだけを

傷つけないように
耳を傾けてもらえるように

心を開いてもらえるように

気分を損ねな ....
あなたはそれを
必然だと言う
わたしはそれを
偶然だと思いたい

あなたはそれを
どうしても運命にしたいらしい
わたしはそれが
無数の枝分かれの末端にしか見えない

この世界で ....
雪が降った!

私の住む町で
こんなに雪が降り積もるのは
何年振りだろう

熱いコーヒーを淹れて
窓辺に立って外を眺める
まるで紙吹雪みたいに
ひらひらと空から落ちてくる

ひら ....
寒い

たった今

布団乾燥機のプラグを握りしめたまま
目が覚めた

酩酊して
コンセントを探していて
力尽きた

おい
俺よ
この六畳の部屋で
遭難死するところだったじゃ ....
花が草が虫が獣が 生国を知っている 
潤いがたちこめて 生き物たちを通わせるのです。

人間のしでかす すべてのことは隙間だらけ
人の皮膚の隙間という隙間を ふるふると震わせる霧

穴ぼこ ....
水を張った洗面器
顔を沈める姉
ストップウォッチを押す弟
呆れて素通りする母
あくびをする猫

どれだけ息を止めていられるか
平凡な家庭のちゃぶ台の上で
流行ったのは
危険な遊戯
 ....
かつて出会ったことのある
街で 見ていた 人の流れ
その 誰もいない 部屋に沈む夕暮れ 
そのとても赤い風景


今日も自分の心の中で
帰っていく人の顔の冷たさの中にいる
隣の人は ....
1000日まえに
あなたがはじいた額のうぶ毛が
わたしの下腹であわい振動となって
いまではすっかり花のよう

つぼみとも種ともつかぬ時間が
おいしい毒になって
いつかあなたにも届くと ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13736)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オレの彼女の可愛さ異常だけどまわりは気づかない【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...214-2-19
負けるもんか卵でとじる- 北大路京 ...自由詩914-2-19
障子紙- はるな自由詩1014-2-18
蟹味噌の頃- 藤鈴呼自由詩1*14-2-18
猫が背伸びしてお迎えの時間- 北大路京 ...自由詩914-2-18
日曜日からの月曜日- 番田 自由詩414-2-18
扉を開ける- 佐藤伊織自由詩514-2-18
まろやかな不思議- ichirou自由詩11*14-2-17
猫の猫による猫のためのグランドピアノ- 左屋百色自由詩10*14-2-17
生きるということ- うみこ自由詩3+*14-2-17
魚上氷- nonya自由詩22*14-2-17
元カノに似た娘を好きになったけど恋は実らず独りで帰る- 北大路京 ...短歌214-2-17
夏がもこもこしている- 北大路京 ...自由詩414-2-17
春の小川と春の青空- ichirou自由詩9+*14-2-16
ともだち- 藤鈴呼自由詩3*14-2-16
ありがとう- 鵜飼千代 ...自由詩12*14-2-16
けとばしてみる- 殿上 童自由詩11*14-2-16
鹿- Lucy自由詩27*14-2-16
信頼醸成装置- ichirou自由詩6*14-2-16
ParaParaInferno- 佐々宝砂自由詩5+*14-2-16
針子のトラ- ただのみ ...自由詩27*14-2-15
- そらの珊 ...自由詩16*14-2-15
本当のこと- Lucy自由詩21*14-2-15
わたしは買わない- nonya自由詩22*14-2-15
【_雪が降った!_】- 泡沫恋歌自由詩21+*14-2-14
コンセント- ichirou自由詩11*14-2-13
【霧】生国______- るるりら自由詩20*14-2-12
危険な遊戯- そらの珊 ...自由詩17*14-2-12
ハチ公前に見えたもの- 番田 自由詩114-2-12
振動- はるな自由詩514-2-11

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