二〇一四年十三月一日 「宝塚」 


18、9のとき
ひとりで見に行ってた
目のグリーンの子供と母親
外国人だった
子供は12、3歳かな
きれいな髪の男の子だった
母親は栗色の髪の毛 ....
{引用=予想図}
わたしの人生の尺に
息子の人生の尺はまだ収まっている
わたしの息子への関心は非常に大きく
息子のわたしへの関心はそれほどでもない
{ルビ直=じき}に息子の人生はわたしの尺か ....
夢の中でタバコを吸いました。
至福のときでした。
目が覚めたときの罪悪感と現実には吸っていない幸福感。。。

けれどこの夢は奥が深いことに気がつきました
簡単に二者択一で禁煙の勝利とは言えな ....
老化現象の自然な結果なのに
高血圧によって引き起こされるかも知れない致命な疾病を怖れて
俺は降圧剤を服用している

医者と製薬会社の企みにまんまと乗せられながら
俺は死にたくないから
降圧 ....
現実から逃避したくて
今はやりの動画サイトにはまってる

現実から逃避したくて
今はやりの音楽のお気に入りを繰り返しくり返し聴いてしまう

コロナの風邪も
低収入の生活レベルも圏外にして ....
今日の灯を消してあしたの福寿草


塩辛い水を湛えた星の冬


ヒーリング音楽を聴いて去年今年


今日よりも明日はもっと福寿草
安心して
砂糖は入っていないから、と鳩がささやく

なのに甘いのはどうしてなんだろう
さがしてみたって見つかりっこない
にごった沼
シュガーレス
脳内で変換された甘さ
日々何かに誰かに ....
遥か遥か
天の高みあたりには死者達の永眠る国があるらしい
子供の頃に大人達がよく言っていた

神だって
仏だって
本気で信じた事は一度もないけれど

代々大人達が伝えてきた言葉には真実 ....
宇宙が爆発し続け
概念が感覚を喰う

人は幻想に飽き足らず
自らの思考に住み
澄み渡る空を臨む

宇宙が爆発し続け
概念が感覚を喰い

やがて、

五感の縛りを解き
人は宇宙 ....
おだやかすぎる静止画
雲さえ止まってる
コンビニまでならんで歩く
とうに背を越していった娘の中に
小さな娘が見え隠れする
つかまらない鬼ごっこ

今日の空から降ってくる光は
束になって ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
彼岸花が道を作るように咲く焦ったように秋が始まる

夏と秋混ざり合った日々続く夏の疲れはまだ少しある

曇り空午後には雨になりそうで雨が降るほど夏剥がされる

すぐ届くネット購入すればいい ....
僕の、何もすることもない意識は部屋の中。壁を見ては、するべきことをなくしていたようだった。感覚することによって得られる、僕の、昔の思い出として。一人でいるのだということを確かめながら、窓の外の景色を、 .... {引用=線を引く
すると
くわわり
へる
ディメンションが{ルビ幻視=みえ}る



駱駝にしょわれ
千里

息の中には
妖精も
居る
妖精の過去も
有る

おき ....
夜 寝床に入ると
眼がさえて眠れなくなる

夜 寝床に入ると
死者が会いにきたりする

夜 寝床に入ると
わたしの魂が体から抜け出して
天井をすり抜けて
死者のいるところへ昇ってしま ....
女子高生から
下着を買い取るとき
その女子高生の容姿と
下着の付着物の量と匂いから
その下着の適正価格を割り出す計算式で
黒いパンティのときに
より誤差なく結果が得られることから
この名 ....
静けさの含み持つ何か 
自らの心落ち着いた時に
期せずしてやって来る何か

過去へ遡行しながら
未来から到来する
未来から到来しながら
過去へ遡行する

胸奥から込み上げ溢れ 溢れ込 ....
雪もよい由なしきっかけあり喧嘩


灯も消えてイブのチャウダー出番なし


魔法なら解かないでくれ冬茜


チャウダーに木の匙そえて二日朝


初雪やダイヤモンドが拾う音

 ....
こんにちは愛の調子はどうですか感情的に生きていますか?


この冬をただ生きていて夕焼けをただ浴びていて何か足りない


人生は虹のようだと思います良くも悪くも生きてこられて


錯 ....
発想が反社会的勢力と同じなのは
否めませんが
そんなことは気にせず
頑張って参りましょう!

今日の東京の新規感染者数は
481人です!!
昨日が708人でしたから
大幅減となりました ....
主の戻らぬ蜘蛛の巣は、日毎に艶を失い、いつかは風に壊されて。
命はいつも風の町からやってきて、風任せに元の町へと帰ってく。
UFOが太陽系にやってきた
へんな容姿のやつらが乗っていた
あたまにお尻があるやつ
水銀の風呂でしか生きれないやつ
目が肘にあるやつ
計算機みたいに正確なやつ
バリエーション豊かだ
第3 ....
薄っぺらな民主主義の様な美しさが
公衆トイレの便器の光沢に映り
人が減っていくトーキョーは
ますます綺麗になっていく

元いじめっ子にとっては鬼(ごっこ)でもない
逃げ込んだ先の他国語サイ ....
二〇一四年十二月一日 「イエス・キリストの磔刑」

 イエス・キリストが磔にされるために、四条河原町の交番所のところを、自分が磔にされる十字架を背負いながら歩かせられていた。それほど多くの民衆が見 ....
連綿と続く人生の
響きの中に目覚めていて
この生の端緒と終点が
螺旋を成し繋がっていくのを
底の底で見つめている

それは焼け野原に咲く真っ赤な薔薇
何処にも行けないと知っていて
静か ....
やっとたどりついた水死体が
黄緑の棘のある 白薔薇のいばらのしたに
寝っ転がっていて 飛び出た澄んだ眼玉で
悪咳が流行ってから澄みゆく空を
わらうように泣くように眺めている
しずかに
夜明 ....
ね、みんなは、恐竜だったころをおぼえている?

むかし博物館に家族全員を、父がつれて行ってくれた。幸せな会話で窒息しそうな電車、はやく終わらないかな。
父はティラノサウルスが好き。わたしはトリケ ....
星がしゃべるとき
わたしらは無口になった
あかりをみんな消して
肌で暖をとった

嘘とそれ以外
世界にあるものの
すべてを好きだった

言葉は
いくらでもあるのに
引き抜こう ....
祭りのない秋
冬の訪れ
静かな景色と
空模様

途切れる意識の
はざまに浮かぶ
現実のあらわれ
夢の幕
夢でこその現実模様は
頭の奥に遠ざかる

天井の
咲かない花の ....
寒夜の洗面所に、固形石鹸は芯から冷え、それは無垢な恋人のよう。
悪事に染まった我が黒き掌でよければ、優しく包んであげましょう。
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13681)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩の日めくり_二〇一四年十三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*21-1-3
哀愁の強行軍- ただのみ ...自由詩7*21-1-3
●禁煙のための14行のメモ書き●- 足立らど ...自由詩2*21-1-3
人生は楽園じゃなくて- こたきひ ...自由詩621-1-3
現実から逃避したくて- こたきひ ...自由詩521-1-2
福寿草- もっぷ俳句321-1-1
シュガーレスの沼- そらの珊 ...自由詩420-12-30
何かを手に入れたくって- こたきひ ...自由詩420-12-30
シンカ- ひだかた ...自由詩420-12-29
冬の散歩道- そらの珊 ...自由詩720-12-29
四行連詩_独吟_<静かに>の巻- 塔野夏子自由詩4*20-12-29
ネット- 夏川ゆう短歌220-12-29
波打つワカメ- 番田 自由詩120-12-29
加減と彗星- 道草次郎自由詩420-12-29
夜_天井をすり抜けて- こたきひ ...自由詩520-12-28
金融工学入門Ⅰ____ブラック・ショーツ式- 花形新次自由詩220-12-28
フルサト- ひだかた ...自由詩520-12-28
屋根のしたの宇宙5- もっぷ俳句320-12-28
風の箱庭- 由比良 ...短歌420-12-28
トトコロナ- 花形新次自由詩120-12-28
風任せ- クーヘン自由詩2*20-12-28
UFOが来た- 道草次郎自由詩2*20-12-28
年末年始の買い出しの帰り道に思うこと- 足立らど ...自由詩2*20-12-27
詩の日めくり_二〇一四年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*20-12-27
輪廻(改訂)- ひだかた ...自由詩520-12-27
ちっぽけ- 田中修子自由詩9*20-12-27
卵化石- 田中修子散文(批評 ...14+*20-12-25
- はるな自由詩1020-12-24
日のつなぎ目に- シホ.N自由詩620-12-23
恋人- クーヘン自由詩7*20-12-22

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