一つづつひとつづつ
少しづつすこしづつ
慎重に丁寧に
焦らず急がず
積み重ねる努力が
花を咲かせて実を結ばせる

学校の教室で担任の先生が教えてくれた

でもね
だけどね
この人 ....
名前って、極めて純度の高い個人の情報だと思うよ
顔は知っていても
たとえ言葉を交わし合っていても
つい、気が引けて相手の名前は聞けないし
同様に自分の名前を言えない事って普通に有るよね

 ....
今日、先年の水害で何もかもが水浸しとなった地区に行ってきた。路肩に植えらていた筈のマリーゴールドは尽く引き抜かれ、その代わりに黒い農業用マルチがのっぺりと施されていた。

ちょうど一年 ....
母は、
なまえはつけないほうがいいよ
と冷蔵庫にむかって
言いつづけた

寝ているときは
ずっと怒っている
車をひっくり返し
おとこを犯し
ベランダに放火し
エレベータ ....
草原を 少女が スカートの両端を持ち上げて 
走っていく
いちじくの うすい皮のような
スカートの重み おかげで おパンツまる見え

いちじくの皮を 細心の注意で むく
なかから やわ ....
あー
ギター弾いて歌ってると
空っぽになるなあ
あたしの身体にサウンドホールが空くんです

寂しかったら
ここに飛び込んでおいでよ
鮮烈な響きに身を震わして
泣けばいいよ

君のこ ....

コーデュロイと10回唱えれば秋となる。
デュの発音、決して油断なさらぬように。



古着屋のお兄さん、元気かな。
首筋に、五芒星の墨の入った。



MA―1を着た ....
ここ数年テレビ番組の中で、これは面白いと思えるのは、この番組だけだ。テレビ番組と言っても地上波全国放送ではない。CSと(関東では)TVKで放映されているだけの九州ローカルの番組で、出演者も福岡を活動拠 .... {引用={ルビ韜晦=とうかい}でちらさないで
よく読み
分かろうとしますから
その訥々な心にあてがわれる
麦のような言葉で
{ルビ叩=はた}いて下さい}


 一つも難しいことはない。 ....
学生時代も社会人になっても
一貫して
私は権力と呼ばれるチカラを持った事が有りません

ずっと誰かの下になって
誰かの指示や命令に従ってきました

時には誰かの思惑に振り回されて
自分 ....
書きたいことが山程あるのか

書きたいことなど全く無いのか

どっちなのかが分からない

どっちだっていいんだと思う

今こうして生きている自分を

少なくとも受け止めて

死 ....
灰色の街道沿いの
深く暗い井戸の底、
白く円かな女の顔が
微細に揺れ動きながら
切れ長の目を閉じ浮かんでいる

死んでしまった死んでしまった!
わたしは戦慄のうちそう悟り
隣で無表情に ....
とてつもなく深い闇がやってきそうな夜
私たちはたがいに嘆き悔やみ
とりもどせない時間を語った

テレビはあいかわらず五月蠅い番組だらけで
MCの甲高い声だけが鼻についた

声帯をナイフで ....
{引用=幼恋歌}
暑さ和らぐ夕暮れの
淡くたなびく雲の下
坂道下る二人連れ
手も繋がずに肩寄せて
見交わすこともあまりせず
なにを語るか楽しげに
時折ふっと俯いて
風に匂わす花首か
 ....
実は今に始まったことではないのだけど
大切なことは今を生きているということ
そろそろ強風に耐え抜くことは飽きたから
これからは気持ち良く受け止めよう

頭が良いとか悪いとかの概念すら有史以前 ....
許されるならば
喜怒哀楽の頁にはさみこんだ
しおりをほどき
薔薇のトゲのように
愛は血まみれの行為であったと
旅立つひとに告げたい

愛は規範をもたない
むくんだ背すじに頬をあてて ....
天使たちは陰口が大好き
馴れ合いだらけの花園で
互いに褒め合う仲良しごっこ
そして気が向けば誰かを貶める

あの人は私を傷つけたの
私は可哀想な被害者なの
だからみんなで取り囲み
羽根 ....
屋根の下の終わらないうた星月夜


昨日来た手紙は捨てる十三夜


この星の果てをめざした秋の蝶


時の河の流れに浮かぶ木の実たち


「さよなら」と書いたお札でりんご買う
 ....
イチメン真っ青でなくていいよ 空
雲一つない空の下にいると
何だか無慈悲に
剃刀で切り裂かれる様な痛みが襲って来るんだ

子供の日には帰れない

あの日
いとこ同士で籠もった押入れの中 ....
1.

ベランダのむこうに
海がひたひたと満ちてくる
だから駅前のコンビニも
24時間のスーパーも
どこも沈んでにじんでいる

空の冷蔵庫のなかで
たっぷりと寝た肉を吊り下げて
夜 ....
ごめんというがいうだけの曼珠沙華

液体のよう{ルビ月日=げつじつ}無碍ながらも初秋

薔薇の顔は神の刻限にはや棄てた

空をみてそらに対峙できずに

きづいたら何も無く泥だまり。 ....
伝えたい事がたくさんあって 全て片手でひょいっと仰げたらと思い
ちゃんぷるー文化の谷折りの部分を思い出し
ひとつひとつ前進に全霊を重ねて 今ここにいる

人ひとりひとりが特別でみんなみんな最高 ....
約束だとおもって
ちゃんと5時に来た
新南口に
だれひとりやってこない
犬もこないし
鳥もこない
なんだよ
かわいい嘘じゃん
それでわたしは考える
拾われなかった小石や
打ち寄 ....
家族がぶら下がっている洗濯竿
洗濯槽の中で 
腕を組んだり 蹴り飛ばしたり
しがみついたり離れたりして 振り回され
夕立に遭い 熱に灼かれながら
それぞれの想いに色褪せては
迷いの淵を 回 ....
聴きながら寝たらライブの夢をみた


電車の音 ねむる顔しか知らぬひと


よるの水たまりは鉄みたいな色


星々をゆめから醒めた目で見てる
夜は思考が暴走する。
早く逃げるんだ!
羊の大群は羊飼いに任せて走れ!
早く!早く!追い付かれるぞ!
目を瞑って早く走れ!
早く!早く!早く!
目を開けるんじゃない!
走れ!走れ!走れ!
雨の音寂しい心湿らせる雨は止まない止もうとしない

窓の外都会は常に忙しそう忘れ去られた何かが潜む

何もない暇な休日重々しいゆっくり過ぎる時間は重い

芸能人全部で何人いるだろう数え切れ ....
一粒で雄弁になるマスカット


無花果をもぐことなしに終わるのか


昨日より今日が大切レモン買う
前日からトゥードゥーリストで頭が一杯
考えまいと早くふとんをかぶるが
挙句寝言でもそれを呟く

まだ日が昇って間もない時に目が覚めて
高鳴る胸を撫で下ろそうとするが
到底無理な相談のようだ ....
{引用=ひとりでにできあがったものが
またひとりでに壊れていく}


このフレーズが書きたかっただけでその後のことを考えず詩として投稿してしまうというその気分を表す言葉の幾つかが、今、頭にはあ ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13736)
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コンデンス- 平井容子自由詩820-9-16
いちにく_- るるりら自由詩220-9-14
ギター_!- 印あかり自由詩720-9-13
古着屋さん- クーヘン自由詩6*20-9-13
ゴリパラ見聞録考- 花形新次散文(批評 ...120-9-13
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私と言う存在感のない人間- こたきひ ...自由詩320-9-13
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古井戸(改訂)- ひだかた ...自由詩420-9-12
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8、即興ゴル参加9月12日、お題は0さん- 足立らど ...自由詩2*20-9-12
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真っ青な空の彼方へと- こたきひ ...自由詩420-9-11
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夢に映る日々- 水宮うみ川柳2*20-9-8
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月曜日- haru_5自由詩220-9-7
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